我が家での定番の会話です。
「◯◯◯、お風呂はいるよー」
「パパ、ちょっとまってー」
「おーい、アルフォーンスぅ」
「違ーう!」
この本の少年アルフォンスはパパといつも一緒です。
でも、子どもなので、いつも遅れがち、よそ見がち、イタズラがちです。
そのたびにパパに
「おーい、アルフォーンスぅ」
呼ばれてしまいます。
そして、アルフォンスの返事は決まって
「ちょっとまってー」
なのです。
我が家でも、いつも「ちょっとまってー」の毎日ですが、
その言葉が出るたびに家族の誰かが「おーい、アルフォーンスぅ」と混ぜっ返します。
普段はイライラしがちの環境で出てくる言葉ですが、
この一言で、いい意味で力の抜けた状態になります。
パパもママも怒るに怒れません。
家で、いつも怒ってばっかりのお父さん、お母さん。
是非この本を呼んでニヤリとしてくださいね。
最後に少しだけ本のお話を。
いつも「ちょっとまってー」のアルフォンスですが、
少しだけ仕返しが出来ます。
その時の状況も読んでいてニヤリとさせられるものです。
さて、その時パパは何をしていたのでしょうか。
この本はパパが子どもに読み聞かせをしてほしいものですね。
・・・余談です。
アルフォンスというと、最初はどうしてもこの子が出てきてしまいました。
そういえはそろそろ実写映画化されるとか。
見に行きたいけど、イメージが壊されていそうで、少し怖いです。どきどき。