ネットのデータを漁っていたらこんな話はありました。
抗真菌剤つまり水虫の薬である、イトリコナゾールの投与でいちご状血管腫が改善する可能性が
あるとのことです。
いやいや、そんなと思いましたが、まあ、薬には思いも寄らない効果的なものがあるかもしれませんね。
なにせ高血圧の薬がいちご状血管腫に効果的な事がわかって、内服薬として一般的に使われるようになった世の中ですから。しかもここ10年の出来事ですから驚きはしませんが。
ただし、すぐに薬が登場するというわけではなさそうです。
あくまでも細胞レベルでの話であり、人間に投与した場合のお話ではありません。
ましてやいちご状血管腫の患者さんは0才児ですから、なおさら慎重に投与する必要があります。
また、その抗真菌剤自体も肝臓に影響を及ぼすことは往々にしてありますので、
軽々しく投与はできないのは当然のことです。
まあ、今すぐにということではありませんので、今後の進捗を見ていきたいところではありますね。
参考までに文献について記しておきます。
今後読み込んで見たいところですね。
J Invest Dermatol. 2019 Jul139(7):1574-1582. doi: 10.1016/j.jid.2018.12.028. Epub 2019 Jan 25. PMID: 30690033