わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

そば

本当に怖いそばアレルギーのお話(2022年12月)

一部ネットでも話題になっているようですが、

お蕎麦のアレルギーって本当に怖いんですよ。

 

少なくともそばアレルギーがあってお蕎麦食べたことのない人に

お蕎麦及びそば関連の食品を食べさせることが絶対にやめてくださいね。

 

Yahooで堀向先生がその理由についてお話されています。

https://news.yahoo.co.jp/byline/horimukaikenta/20221201-00326491

堀向先生とは以前に同じ病院で一緒に働いていました。

少なくとも成育時代にはそばアレルギーの有無についてはアレルギー科にすぐに

お願いしていましたし、現在もアレルギーに強い先生に紹介状を書いています。

それだけ蕎麦アレルギーの検査は難しいものがあります。

 

記事にもある通り、蕎麦を使用しないでの検査の信頼性が低いこと。

アレルギーを起こす閾値が極めて低いために

(高校時代の先輩は、そばがらの枕が置かれているお部屋に入っただけで

アレルギー症状を起こした話をしていたのを覚えています。)

ほんのすこしの量でも症状を出しかねないこと。

そしてその症状がかなり激しいこと。

 

以上を考えると開業医レベルでは対応しないほうが良さそうだという結論になるのです。

大きな病院で入院して、アレルギーの専門家がそばにいて何かあったときにすぐに対応できる。

そのような状況で初めて精密検査を行うべきと考えています。

 

食物アレルギーについては対象となる食物によって症状の出方、治療の進め方がかなり変わります。

お家で少しずつ食べてみることが可能な食材もありますし、全く不可能な食材もあります。

お蕎麦については完全に後者の食材となりますので、ご注意ください。

食物アレルギーについての相談も当院ではお受けしておりますし、合併された方の治療も

軽症でしたら行っております。

一度ご相談いただき、専門医につなぐこともできます。

小児でしたら近隣の専門の先生に直接紹介状を記入しますし、

成人の方はアレルギーセンターを併設して総合的に対応してくれる病院に紹介いたします。

 

食物アレルギーの方はくれぐれもお家で自己判断のもとにチャレンジするのではなく、

一度医師に相談してみてくださいね。

 

そば打ち体験 in 北甲斐亭

連休を利用して、山梨まで星を見に出かけたのですが、翌日をどうしようか悩んだ末・・

そばを打ってみることにしました。

 

そばといえば、信州長野のイメージが強いと思いますが、山梨でもそばがとれるんです。

というのは、お店の方の受け売り(笑)

 

実は、家族が予約をしていたため、直前までどこに出かけるのかすらあやふやで、長野の方?じゃあ、そば打ちでもしてみるか、程度で調べたんです。お恥ずかしい・・

結果、そば粉も小麦粉も水も山梨産という、貴重なそばを打つことができちゃったんです。

 

お願いしたのは、清里にある北甲斐亭。

ここは地元農産物を利用して、地元樫山地区の方が運営しています。そばを打つのも、地元の主婦の方とのこと。素朴な感じのいいお店です。

 

体験道場は、某旅行雑誌で調べました。いくつかそば打ち体験はありましたが、体験を商売にしているところはイヤだったんです・・

もちろん、ワガママなのは百も承知です。

ですが、流れ作業で『はい、何時から予約の方、集まって〜』とやられるのは、何回も経験してるので、もういいかな・・と。

こちらは、教えてくださるのも地元の主婦の方とのことで、アットホームな感じにひかれてお願いしました。

 

細い山道を車で数分走ると、突如立派な建物が、どーん!

体験道場がメインなのかと思いきや、立派なお蕎麦やさんでした。

体験道場はその脇にありますが、こちらも立派な建物です。

どなたもいらっしゃらなかったので、お店で声をかけると、『○○さ〜ん、いける〜?』という大声が。

この感じを待ってたんです〜(笑)

担当者が待ち構えているのではなく、どうやら手の空いた方が教えてくれるようです。

 

道場の方で待っていると、頭に手拭いを被ったおばあちゃまが来てくださいました。

『今日はお客さんが多くて忙しくってね〜。ごめんなさいね〜』と登場。

どうやら、お客様用のそば打ちの合間に、教えてくださるようです。そのため、あまりに忙しい時間帯は、体験そのものをことわっているそうです。

今回は、連休で忙しかったそうで、予約時に、早い時間か14時過ぎと言われました。

とはいえ、そもそも体験は14時までですので、ギリギリ入れてくださったようです。

体験は我が家のみ。広い道場を貸し切りです。

 

エプロンをつけたら、早速そば打ち開始。

幼児は難しいとのことで、今回は3人分で作りました。

まずは、地元産のそば粉と小麦粉を混ぜ、熱湯を加えてこねこね。

これが力仕事です。できればパパさんに頑張って頂きたいところ。パン生地をこねる感じでしょうか。

生地がまとまったら綿棒で丸くし、うすくうすく伸ばしていきます。ここからはスピーディに。時間が経つと、乾燥して端からひび割れて切れてしまいますので、頑張って。

 

伸ばし終わったら、たたんで切ります。

大きな包丁でしたが、小学生の上の子が最後まで切ってくれました。

時々切れていなかったり、きしめんみたいなのはご愛嬌。

 

出来上がったお蕎麦をゆでていきます。

ふつうは差し水を2回するそうですが、我が家のお蕎麦はちょっと立派だったので、差し水3回で(笑)。

 

茹で上がったお蕎麦を、その場でいただきました。美味しかった〜

そば湯までいただき、大満足の体験となりました。上の子は来年も来る!と張り切っていました。

 

教えてくださった方は、元保育士さんだそうで、チビ子さんにもできることをさせてくれたり、話し相手をしてくれたりと、本当にアットホームでした。