今回はかゆみのお話です。
痒いって何でしょうね?と言われて、どこからどのように来て痒みが起きるのかの原因を語ることってまだできないんですよね。と考えることが最近多々あります。
神経が関与しているよね。うん、そこはわかる。ではその中で何が起きているのか?そこがわからないんです。
ただ言えることはかゆみが辛いということ。時には人生を狂わせるということ。
湿疹があれば痒くなるのですが、どうもそのレベルには個人個人の差がものすごい大きな印象を受けます。
傍から見て面積がそこまで広くないのにとても強いかゆみを感じる人がいれば、広範囲に湿疹があるのにケロリとしている人もいる。
そしてその違いは外からは見えない。それぞれの人のかゆみは比べてみると湿疹の面積や強さに比例しているのか?もわからない。
なにせ、個人の間隔なので。
というところで全部判断が止まってしまうんですよね。客観的な評価が未だにできないと言い換えてもいいかもしれません。
ミチーガというおくすりがあります。こちらはアトピー性皮膚炎に使用可能な注射でかゆみを取ることができるという薬です。
いままで数名の方に使用しておりますが、全員にかゆみの効果がありました。それこそ注射したその日から痒みがゼロになるというレベルのお話です。
もちろん湿疹も徐々に減少していますね。
かゆみだけをピンポイントで抑えるおくすりができて初めて疑問に思ったこと。
痒みが先?湿疹が先?
今までは湿疹があるから痒いんだと思っていました。でもそうじゃないのかもしれません。痒いから引っ掻いて湿疹を作っているのではないか?
などということも考えるようになっています。
…なんかとっちらかった文章になっていますね。まだ頭の中でもはっきりとした物が出ていないのでそれが文章に出ているんでしょう。
でも、かゆみって何でしょうね?湿疹ってなんでしょうね?
痒くないけど悩みで眠れなくなりそうです。