わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

おまじない

親指かくし

a1180_010022

先日、家族で散歩をしていた時の話です。

進行方向から大きな犬を連れて歩いているおじさんがやっていくるのが見えました。

いつも通勤の時に見知っているおじさんです。

 

すると、娘が慌てて言いました。

「大きな犬が来た時には、親指を隠さなきゃいけないんだよ」

・・・?

 

あれ、なにか違う。

確か、自分が子供だった時にも親指を隠すことは有りました。

でも、犬だっけ・・・?

 

妻も同じように怪訝な顔をしています。

 

ということで家に帰ってから調べてみました。

 

この親指隠しは昔から伝わるおまじないのようです。

対象は霊柩車。一部には救急車も含むようですね。

 

では、何故親指を隠す必要があるのか?

これは、「親の死に目に会えなくなるから」「親が不幸にあうから」

ということみたいです。

親指=親

というわけですね。

 

じゃあじゃあ、霊柩車が出現する前はどうだったのかというと、

「葬列」が通り過ぎるまでずっと

ということだったようです。

時が変われば同じものでも少しずつ変わっていくのですね。

・・・霊柩車を見た時に同じことをしようと思ったのは一体誰だったのでしょう?

 

もう一つ。我が娘が大きな犬を見た時にどうして親指を隠すようになったのか。

だれを介して情報が曲がって伝わってきたのか。

そちらも結構興味深いものがあります。