わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

おでこ

あかちゃんのおでこの赤いぶつぶつ

EveTaku-A-Channel-03-1280x720-x264-AAC2eff0c21.mkv_snapshot_06.36_2011.04.22_01.55.00

赤ちゃんのおでこ。つるつる、すべすべしていて触ると気持ちがいいものです。

でも、時に赤いぶつぶつができることがあります。

 

何もしていない赤ちゃんにはできず、スキンケアをしっかりとやっている子ほどよく出来るという

不思議な症状ですが、これには理由があるのです。

 

おでこのぶつぶつはおおきく2つに分けることができます。

「汚れることによるかぶれ」と「アセモ」です。

汚れれば、荒れるのは当然として、アセモとは??

とおもわれるかもしれません。

 

実はこれはスキンケアのやり過ぎなのです。

一般的には油でできた保湿剤・保護剤を塗ることが多いかと思いますが、

おでこから目の周り、鼻背の部分はそんなに汚れることがありません。

また、乾燥もあまり強くは無いのです。

逆にほっぺたやあごの部分は乾燥し、汚れるので、

その2つの部分を同じように保湿/保護することは合理的では無いのです。

 

つまり、ほっぺたは頻繁に保湿する必要があるのに対し、

おでこの部分はあまり頻繁には塗ってはいけないのです。

むしろ、回数を塗りすぎると、軟膏の油部分が皮膚の上に乗っているために、

汗が十分に蒸発することができず、湿疹を作ってしまうのです。

つまりアセモの原因になるのです。

 

なので、おでこのぶつぶつを見た時にはしっかりと洗っているか?

逆に保湿しすぎていないか?

を確認する必要があります。

 

おでこはあまり一生懸命に保湿を剃る必要は無さそうですね。1日3回くらいで十分ですよ。

ほっぺたは?これはまた次回。