わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

秋の病気

乾燥が気になるときにはまずは保湿剤入の入浴剤を

お薦めすることが多いです。

理由は簡単だから。

お風呂に入れるだけ。準備は30秒で終わります。

全身に保湿剤を塗るのに比べ、手間は1/10ですからね。

でも、まあ、効果はそんなには高くないのですが。

 

もちろん痒くなってしまうと湿疹の薬が必要になります。

保湿剤ではおちつかないのでご注意を。

 

もう一点保湿剤入りの入浴剤での注意を。

滑りますので、転ばないように気をつけて。

 

当院でおすすめしている保湿剤入りは以下の2種です。

コラージュのほうが保湿力は高いのですが金額も・・・

おさいふと相談ですね。

キュレル 入浴剤 本体 420ml

コラージュ Dメディパワー 保湿入浴剤 500mL (医薬部外品)

ヘルペスが流行しているのかな?

最近気になること。

ヘルペスの患者さんが結構増えています。

昨年はこのようなことはなかったのですが・・・

 

理由を(後付で)考えてみると、こんな事もあるのでしょうか?

1)運動会

ヘルペスは紫外線が原因で出現することがあります。

従って運動会シーズンの今頃、外で練習をしていると、出やすくなります。

また、運動会の練習で疲れても出やすく成るのです。

保護者も一日外で応援していれば当然出やすくなりますよね。

2)天気がよかった

10月に入ってから好天が続いています。結果日照時間もかなり長い状態です。

外にいればそれだけ紫外線を浴びやすくヘルペスはでやすくなるのです。

また、単位時間の紫外線量もそれなりに多いものがあります。(高度に関係しますからね)

気温で季節を考えていると、相対的に紫外線のケアが弱いまま多くの紫外線を浴びることになります。

3)天気がわるかった

逆に8月末から9月にかけてのいわゆる夏バテの時期に悪い天気が持続しました。

一般的に疲れやすくなるこの時期に悪天候のために家のなかに居ることが

結果的に体力を温存し、ヘルペスができにくくなった可能性はあるでしょう。

同様に外出による紫外線の影響も少なくした可能性は十分に考えられます。

 

・・・こうしてみると、夏の終わりから秋にかけての例年とはだいぶ異なる気象パターンの影響が

今のヘルペスの増加という形で見られるのかもしれません。

 

天気と病気。結構関係あったりもするのです。

しらみの月別データを確認してみた

小児皮膚科医を長い間しているのですが、考えてみたらシラミのデータはほとんど見たことが有りません。

一般的な病気であり、難しいものではないこと、治療法もある程度確立されたものが有ることから

あまり統計データが表に出てこないのでしょう。

 

実際に、以前に勤務していた成育医療センターでのデータも眺めてみたのですが、

数年間で数例しかデータが有りません。

とても季節の傾向がわかるものでは無いです。

思い返してみても診断をしたのは他の診療科に入院した子にできていました。

という状況が多かったです。

まあ、専門病院ですから、わざわざシラミで皮膚科を受診する子もいませんし、

予約から診察まで数週が経過しているうちに終息しますよね。

 

ということで開業してからのデータをひっくり返してみました。

スクリーンショット (2)

 

開業してから2年とちょっとですので、2,30例くらいのデータです。

秋に多いかなあ・・・

意外にもGWから梅雨にかけてもかなりの診断例があることが分かりました。

もう少しデータが増えればなんとなくですが、傾向は見えてくるかもしれませんね。

 

今年もしらみが増えているようです

シラミ

 

といっていますが、毎年、秋には流行していますよ。

幼稚園児や小学生がほとんどなので、あまり知られていないのですが。

また、局地的な流行なので、周りに出ていなければ全く知られることは無いのですが。

 

しらみは夏に感染します。

どうしても、プールや遊んでいる時に直接虫が乗り移るので仕方がない面も有るのですが。

そして、潜伏期が数週間あるということで、

秋のこの季節に多く発生するように見えるのです。

 

治療ですが、まず、薬は効かないものと考えて、治療を行うべきです。

スミスリンシャンプーが治療の中心に成るかと思いますが、

耐性率は30%を超えているはずです。

1/3が効かないのと、薬だけに頼ると結果的に治療期間が長くなるので、

あまりお勧めはしていません。

大事なのはとにかく髪を切ること、短くすること。

以前にも記事にしましたが、物理的に虫卵を取る事が大事になるのです。

男の子であれば丸刈りにするだけでしらみの駆除が出来るのですから

是非検討してみてください。

女の子でも髪の毛を短くすることは大切です。

 

怪しいと思ったらまず皮膚科を受診しましょう。

しらみの話を聞いたらまず髪の毛を確認し、見慣れないものが髪の毛についていないか確認しましょう。

またわからない時には家族も一緒に皮膚科を受診しましょうね。

シラミの卵

 

子どもの足先が乾燥して割れている時には

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今回は前回に引き続き、足先の乾燥のお話です。

そして、今回は赤ちゃんよりも大きな年齢の子たちへの対処の方法です。

 

少し年齢が大きくなってくると、また様相は変わってきます。

変化の一番の原因は自分でいじってしまうこと。

赤ちゃんは気にはしますが、いじりません。

でも、幼児期以降になると自分でいじってしまうのです。

それで悪化してしまう。

 

では、どのようなことをしているのか?

まず、むしっています。

むしることにより、亀裂はより深くなります。

当然、痛みやかゆみ、しびれといった症状もより強く出現します。

もう一つ大事な点は出血すること。

それを気にして更にいじってしまう子もいますし、

出血した血液の中には痒みを増強する成分も含まれています。

そのためにより痒くなってしまうんです。

同様に、深く割ってしまう子もいます。

これも悪化する原因になりますし、深すぎる傷を作ってしまうと、

最終的には一生残る傷になることもあります。

また、細菌がついてしまうと二次感染を起こし、かなりの痛みが出てきます。

 

対処法は赤ちゃんと同じです。

靴下が一番大事。

でも、幼児になると靴下を脱いでしまうんですよね・・・

難しい問題です。

諦めずに履かせ続けるしか無いでしょう。

あと、カットバンはあまり良くないです。

特に粘着剤の張り付いた部分にふやけが出来てしまい、

割れがひどくなることがよく見られます。

乾燥をきらうあまりふやけさせると逆に悪化しますので、

注意してくださいね。

 

赤ちゃんの足先が乾燥して割れている時には

徐々に乾燥が強くなってきました。

そのせいもあってか、赤ちゃんの足の指が乾燥して受診する事が増えています。

これから、更にできやすくなるので注意しましょう。

 

赤ちゃんの足、特に指先の腹の部分が乾燥して割れるのは

生後半年から2歳くらいまでです。

その後も出る子はいますが、小学生くらいになるとだいぶ減り、

中学生以降ではほとんど見られません。

どうも生活習慣が大きく影響しているみたいです。

 

というのも、みんな裸足で歩いているから。

です。

 

話を聞いてみると、いつも靴下を履いている子でこのような症状が出る子はほとんどいません。

いつも裸足で歩いている子がほとんどです。

そして床はフローリングか畳敷きの事が多いようです。

じゅうたんという子はいません。

ただし、ホットカーペットは要注意です。

 

また、冬になって床暖房をしている家では多く見られるようです。

ホットカーペットもまた同様です。

 

ということから考えると、原因は乾燥と考えられます。

裸足で、床を歩くときに床に皮膚の油が取られてしまう。

そのために乾燥し、割れてしまうんですね。

ちょうど手荒れの足指版といったところでしょう。

 

対策も手荒れの時と同様です。

かゆみやひりひりが出るようであればステロイドを塗って抑えこむ。

そして保湿剤をしっかりと普段から使っていく。

そして靴下を履いて、乾燥した床を直接触らないようにブロックする

ということが大切になってくるのです。

 

もちろん痒みや痛み、ひりつきが出るようであれば受診して

薬をもらったほうがより早く治るでしょう。

 

あと、もう一点ケアで大切なこと。

それは素足のまま靴を履かないことです。

歩いて擦れて刺激になり、乾燥して割れる。

という流れで出ますので、靴をはくときもしっかりと靴下を予め履いたほうが良いでしょう。

 

冬になってから、症状が出てから治療を行うよりも、

冬になる前、症状が出る前に予防したほうが手間も暇もコストも掛かりません。

ぜひ、いまから注意してあげてくださいね。

手荒れの悪化にご注意を

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秋です。夏はもう遥か彼方です。

水も冷たくなってきましたね。

というわけで、手湿疹の話です。

 

手湿疹の悪化する原因はたくさんあります。

その中でも大きなものが「お湯」なんです。

水を使うよりもお湯を使うほうが手荒れは悪くなりやすいんです。

お湯の方が油が良く落ちてしまうからなんです。

 

というわけで、寒くなって、洗い物が水からお湯に変わると、湿疹は悪化することが多いのです。

割れて痛く・痒くなるまえにしっかりと治療をすることが大事です。

保湿剤ももちろん大切ですから、暇を見て、しっかりと保湿してくださいね。

 

赤ちゃんの湿疹が悪化しています

新生児

連休が明けて、本格的な秋になりました。

どうも最近湿疹が悪化して受診する赤ちゃんが多くなった印象があります。

 

原因についてはいろいろ考えられますが、

まず、湿度が下がったことがあります。

今年は特に湿度の下がりが早く、例年の10月中旬程度まで下がっている印象があります。

現在の室内の湿度は60%。低めですね。

そのために乾燥が強くなり、湿疹が悪化しているようです。

乾燥はより強くなりますので、乾燥性湿疹も今後より悪化すると思われます。

 

もう一つは温度が下がったこと。

気温が直接影響をしているわけではないようですが、

温度が下がると、汗をかかなくなる。

結果として顔を洗ったり、流したりする頻度が下がる。

そのためによだれや皮脂により湿疹が発生する

というわけで湿疹が発生するようです。

 

湿疹は発生して時間が経つと治りにくくなります。

そして、より強い薬をより長い時間使う必要が出てきます。

結果として副作用の問題も出てくるのです。

 

湿疹は早めに治療を開始し、早めに治すことが大切です。

赤ちゃんが痒がるようでしたら早めに受診させてくださいね。

乾燥肌が出てきました。

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今年は夏が短かったですね。

というお話です。

 

今年の8月下旬から9月にかけての気象は例年とだいぶ異なりました。

日照時間の低下、気温の低下、降水量の増加など、例年の9月から10月の

天気が前倒しされて現れていれうようにも見えます。

その影響もあるのでしょう。秋の乾燥肌の子がチラホラと出てきました。

 

例年であれば秋の乾燥肌が出てくるのは秋分から体育の日の当たり、

おおよそ9月下旬から10月上旬あたりでした。

しかし、今年は9月上旬です。

 

この違いはどこから来たのか?

一つは気温でしょう。明らかに下がっています。

もう一つは湿度です。

晴れた日の日中の湿度が50%を割る日が出てきています。

どうも、この条件が秋の乾燥肌が出てくる要因になっているようです。

 

ということで、今年の秋の乾燥は早い。という訳です。

さあ、みなさん冬の支度を早めにしていきましょう。

今年の冬はどのような天気になるでしょうか・・・

台風の日は、足を拭いて水虫の予防を

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今日は台風です。

娘の学校もお休みになりました。

武蔵野市の小学校もお休みでしょうか?登校する子は今日はいませんでしたね。

ということで、台風の日のお話です。

 

大人の病気で台風の後に増えるものはなんだ?

答えは水虫です。

 

理由は当然ながら濡れること。

もちろん湿ることもあります。

 

水虫の原因菌は真菌です。難しい言葉のように聞こえますが、

要するにカビ。

カビですから、当然温度が高ければ増えますし、湿度が高ければ増えます。

後もう一つ、増える要因は、ふやけることです。

ふやけると皮膚は弱くなります。

そして、その後たとえ乾燥したとしてもそのバリア機能は以前よりも低いものです。

したがって、水虫はつきやすくなると考えられます。

 

対処法は濡らさないこと。

・・・といっても台風の日には難しい物があります。

では、せめて、濡れた足をすぐに乾燥させて下さい。

それだけでも、かなり水虫の感染率は下がると考えられます。

当然、一緒に靴も乾かして下さい。

余裕があれば、替えの靴下、替えの靴は用意しておきたいものです。