わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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秋の病気

お湯で洗い物をするようになったら・・・

キュレル ハンドクリーム 55g

 

秋です。

昨日もお話をしましたが、今日は秋の気温のお話です。

水温かな?

 

温度が下がり、水での台所仕事がそろそろ難しくなってきました。

では、お湯に替えましょう。

そのときには保湿剤をしっかりと使うようにしましょうね。

というお話です。

 

水がお湯に変わり、何が良くないのか?

手の保湿には良くは無いのです。

 

お湯の方が手の保湿成分を奪い取る量が多いことがわかっています。

つまり、いままでは水で洗い物をしていたために保湿成分のロスが少なくて

問題なかった人でも

お湯に変わり、保湿成分のロスが増えると悪くなる。

結果として手荒れが悪化する。

という人が増えてきます。

 

なので、早めにハンドクリームで保護をしていたほうが良いかなあと。

考えてみたりもするのです。

 

早めに対処。それで予防。

結構大事なことですね。

保湿剤はクリーム基材に変更を

秋分が終わりました。

秋です。

というよりも皮膚の世界では冬です。といったほうが良いでしょうか?

 

当院に受診する患者さんでも乾燥肌が目立つ子が徐々に増えてきました。

空気の湿度も少しずつですが減少傾向がみられます。

 

そろそろ考えるべきは保湿剤の変更。

今まではローションを主体とする保湿剤を出し、希望される方や

ローションでは落ち着かない方にはクリームを処方するというスタンスでした。

これからは、基本保湿剤はクリームで処方する形に変わっていきます。

希望される方のみローションという方法に変わっていくことをご了承ください。

 

もちろん年齢や症状に応じた形で処方は決めますので、

あくまでも基本ルールの一つが季節により変更になったとの考え方です。

 

もしもクリームを希望されない方は診察室でご相談くださいね。

すでに赤ちゃんのお肌の乾燥は始まっています(2016年9月)

例年よりも早いと思うのですが・・・

 

秋になりました。

ということが見えてくる季節でもあります。

赤ちゃんのお肌を触っていると秋になったなと思うのが乾燥。

最近乾燥肌の出てきている赤ちゃんを触ることが増えてきたように思えます。

 

昨年までの経験では秋分を過ぎてからと思っていたのですが、

どうも今年はいつになく早いようです。

まあ、まだ患者さんからの訴えはありませんので、

ごくごく僅かなレベルかと思います。

 

でも乾燥。始まっていますよ。

 

心配な方は今のうちから保湿剤は初めておいたほうがよいでしょう。

まあ、気温は高いのでまだローションタイプで大丈夫かとは思われますが。

 

これから冬にかけて乾燥は強くなっていきます。

それと同時に乾燥肌も悪化してきますので、

早め早めに対応していたほうが良さそうですね。

保湿剤はしっかりとね。

 

9月の台風。とびひには注意です。

また台風がやってきますね。

今年は関東直撃パターンが多いのが悩みの種です。

今のところ2016年9月8日、明日の診療は通常通りに行う予定です。

木曜日で他の医療機関がお休みのことも多く、

急を要する患者さんが来院されることもありますので、

あまりお休みにはしたくないところです。

しかし、縮小体勢になる可能性がありますので、変更時には

随時情報を更新していきますね。

 

9月の台風は真夏と違うのか?

気象学的には色いろあるのかもしれませんが、

皮膚科的にはあまり変わりません。

 

また気温も高く、当然湿度も高くなります。

台風の後にはとびひが心配になります。

どうしても汗をかいてしまいますからね。

また、少し気温が下がっていることもあり、エアコンの使用も

減少していることが考えられます。

 

なので、意外にとびひを発症される方、多いですよ。

今年はとびひが多かった印象がありますが、多分台風の影響も

否定はできませんね。

 

また、水虫も多くなることが予想されますが、最近は実はそうでもなかったり。

多分靴を履き替えたり、通勤時には長靴を履く人が多くなったからかもしれません。

特に女性でカラフルな長靴を履く人がふえましたから、変化はあるのでしょう。

 

社会が変われば病気も変わる。

ある意味当たり前ではありますが、実に興味深いお話です。

 

庭仕事の時には毛虫に注意して(2016年9月)

先日井の頭公園で毛虫が発生している事を書きましたが、

それ以外にも普通に近所の生け垣や庭木にも毛虫の発生が見られるようです。

 

最近多いのが庭仕事をしていて毛虫に刺されるパターンです。

と言っても他の虫と異なり、「毛虫」はその場所に居ないことが多いんですね。

つまり、毛だけ残っていて刺されるパターンが多いのが特徴です。

 

ある日を境に一気に身体中に出現する。

特に一部の場所に集中して出現する。

なんて時には要注意です。

 

心配であれば一度受診してみてくださいね。

怪しいかそうでないかは見ればある程度判断できますし、

当然痒みに対して治療を開始することもできますからね。

 

イボと水イボが増えています(2016年9月)

夏休みも明けました。

みなさんは夏は沢山遊びましたか?

 

というわけも有るのでしょうが、診察室では近頃、水イボとイボで受診される方が増えています。

 

水イボとイボはどちらも接触で感染するウイルス感染症。

というわけで夏休みにいろいろなところでもらってきたのが

早い人ではそろそろ目に見えるサイズになってきたということでしょうか?

 

過去の統計記録のデータを確認すると、

イボがちょうど今からがピーク。

水イボのピークは5月6月の春から夏にかけてですが、

今の時期にも小さなピークがあります。

まあ、水イボの場合、プールが一つの壁になるので、

その前になんとかしようという考え方の人が多いのでしょうね。きっと。

 

ふと見ると足や体に小さな発疹がある。

毎日少しずつ大きくなってきたり、増えているようだ。

などという方は要注意です。

早めに対処したほうがきっとすぐに治すことができますよ。

井の頭公園で毛虫が発生しているようです(2016年9月)

秋の毛虫の季節になってきました。

 

当院にも受診される患者さんが多くなってきた印象があります。

ほとんどの人は家のそばで刺されているのですが

井の頭公園で刺された患者さんが来院しました。

 

どうも池の周りに張ってある柵に体をつけた所、そこに沢山毛虫が居たようですね。

真っ赤になっていました。

 

ということで、公園にも毛虫、沢山出ているようです。

注意が必要ですね。

 

2016年1月 シラミが流行っています!

年末からでしょうか。

頭のシラミの患者さんが多発しています。

 

多分昨年の夏から秋にかけて感染をしているものと考えられます。

 

流行地域ははっきりしませんが、

吉祥寺の北から練馬関町にかけて多発しているようです。

でも、都心部の小学校でも流行のお知らせが出ているので、

かなり広い範囲かもしれません。

情報不足で何とも言えないのがもどかしいのですが。

 

頭がかゆい子は要注意。

心配な人は皮膚科を受診し、確認してもらったほうがいいでしょう。

同じ学校、同じ習い事をしている友達に出た場合も、

念の為に頭の中を確認し、虫と卵が無いか確認しましょう。

また、診断された子の兄弟姉妹、両親も皮膚科に受診して、

確認してもらった方が良いかと思います。

 

シラミの診断をする上で一番大事なことはただ一つ。

疑うことです。

そして確認することです。

 

11月でも”とびひ”は起きる

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だいぶ寒くなりました。

薄着ではもう外には出られませんね。

でも、こんな時期にも意外にとびひは有るんです。

 

とびひの原因は黄色ブドウ球菌や溶連菌といった細菌です。

それが皮膚の表面で増殖し、とびひという形を取るのです。

当然、気温が上がれば細菌の増殖は増える。

逆に言えば気温が下がれは落ち着くはずなのですが、

11月になって、とびひで受診する子が意外に多くいます。

その理由は乾燥と汗です。

 

冬に入ると空気の乾燥が一層進みます。特に今年は乾燥がより強い印象を受けます。

そのために皮膚も乾燥し、ヒビ割れます。

そのひび割れた乾燥した皮膚には細菌が住み着きやすく成るのです。

そのためにとびひがよく発生するようになります。

まず、これが第一の理由。

 

もう一つの理由は汗です。

汗をかいた部分にはとびひは広がりやすい状態になっています。

一般に上から下にとびひの症状が広がっていくのはこのためでもあります。

冬になって、気温が下がると、洋服の枚数が増えます。

そして、この寒い状況に慣れていないために逆に厚着をさせすぎてしまいます。

また、室内でも着たままだったりします。

そのため、汗を沢山かいてしまい、結果的にとびひを増やしてしまうのです。

 

11月に意外に多く出てくるとびひ。

環境の変化とそれに合わせようとしてうまく合わせきれない着衣習慣の2つが

隠れた原因となるのです。

 

鼻をかんだら保湿剤を塗ろう

木枯らしが吹いてきたようですね。
もう冬が始まるのでしょうか。

 

それに伴い、風邪を引いている子も増えてきたようです。
風邪を引くと、どうなるのか?
最も目立つのは鼻の下。
その部分が湿疹と鼻水でそりゃあひどいことになって来ます。
では、その鼻の下をどういう風にケアしてあげたら皮膚のトラブルを最小限に
食い止めることが出来るでしょうか。

 

鼻の下が荒れるのは一つは鼻水。もう一つはこすることによる刺激です。
でも、鼻水はどうしようも有りませんので、皮膚を抑えるにはこすり刺激をどうするかが
問題になってきます。

ではなぜ赤くなるか?
これはこすれるからです。
こすれるのを減らすにはどうするか?
最も簡単なのは鼻をこする回数を減らすことですが、これはつまり、
鼻水を拭かないことですね。流石にできません。

次に出来ることは、刺激を減らすことです。
一般的なティッシュよりも、ローションティッシュの方が刺激にはなりません。
また、タオルで拭いてあげてもいいでしょう。
使う布の素材を選ぶことで刺激を最小限にすることができます。

鼻をかむ時、かませるときにはその後、その前にも気を使ってあげましょう。