本当は年末に上げたかったのですが、年始になってしまいました。
昨年新規処方開始された&適応年齢が拡大されたアトピー性皮膚炎の
おくすりのまとめ解説動画です。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
本当は年末に上げたかったのですが、年始になってしまいました。
昨年新規処方開始された&適応年齢が拡大されたアトピー性皮膚炎の
おくすりのまとめ解説動画です。
スギの花粉症に対する舌下免疫療法、
シダキュアの初回導入ですが、花粉の飛散もありますので、
年内いっぱいまでとなります。
花粉が飛散している時期には初回導入は行えないので、
その後の開始はGW明けとなります。
治療をご希望の方はお早めに受診くださいね。
今年の夏に行った小児アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹のアンケートですが、
やっとデータの集計ができました。
普通にプリントでお渡しするのもねえ。と思ったので、今回は動画という形で告知させていただきました。
現在、動画は頑張って制作中です。
まずは紹介動画から、どうぞ。
小児アトピー性皮膚炎/乾燥性湿疹の子に対し、今年の夏に院内で行ったアンケート結果についてのまとめ動画です。
19日の講演でも一部を使用する予定です。
興味のある方は確認してみてくださいね。
本編は来週にもYouTubeにUpload予定です。ぜひぜひ。キャラデザ:@synno_takana
Live2D:@ku_shi pic.twitter.com/1xGogvQV5c— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) December 14, 2023
帯状疱疹に流行はあるのか?と言われると皮膚科的には「ある」と答えることにしています。
感染症だからではありません。社会・環境的な要因によるものです。(なお帯状疱疹ー帯状疱疹の感染はありませんのでご注意ください)
異常気象であったり社会的なイベントであったりでその地域一帯の住人にストレスが掛かることがあります。そのストレスの出現・消失は帯状疱疹の引き金になることがあるのです。
最近増えている気がしますが、これは夏の酷暑+お盆などの環境の変化によるストレスの変化が原因と考えられます。
山形にいたときは庄内地方では田植え・稲刈り後帯状疱疹、村山地方ではさくらんぼ収穫後帯状疱疹。と地域で呼称される流行を経験しています。こちらは社会的イベントが誘因となる感染と考えられるでしょう。
感染症の流行と一口にいいますが、帯状疱疹の流行は病原微生物の伝播に伴う流行とは少し違った顔をするのです。
【2023年9月8日】 翌日の診療について
天気予報では関東地方は台風13号の直撃が予想されます。
そのためにスタッフの安全を確保するために
外来診療は通常通り行いますが、診療枠は減らします。
また今後の気象状況によっては臨時休診とする可能性があります。
今後旧Twitterにて随時情報提供を行う予定ですのでご注意ください。
デュピクセントが生後6ヶ月以上への適応拡大が進むのですが、現時点でウチが懸念しているのは以下の2点です。
1)そもそもスキンケア、外用が不足しているために悪化した子に注射を打つことの是非について
2)症状が改善した時に注射をどのように止めていくのか以下簡単に説明していきます。…
— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) August 30, 2023
デュピクセントが生後6ヶ月以上への適応拡大が進むのですが、現時点でウチが懸念しているのは以下の2点です。
1)スキンケア、外用が不足しているために悪化した子に注射を打つことの是非について
2)症状が改善した時に注射をどのように止めていくのか
以下簡単に説明していきます。
1)こちらは入口問題となります。
そもそも論ですが、特に乳幼児においてはアトピー性皮膚炎の治療は最初にスキンケア、ついで外用治療です。そして成人よりも更にスキンケアの重要性が強いと個人的には考えています。
心配なのは、全然スキンケアの指導をしないで、外用も適切なものを使用しないで湿疹がこじれたからデュピクセントを使うということが起きないかどうかです。
皮膚科小児科のどちらでも起きているのですが、スキンケアの質と量が足りない、外用が不適切であったがためにうちを受診される子が結構いるということ。そういう子に対してきちんと指導し、外用を行うだけできれいになってしまうということを経験している以上どうしても心配になってしまうのです。
2)は出口問題です。
今までは成人のみにデュピクセントは使用されていました。成人まで持続するアトピー性皮膚炎は遺伝的・体質的な要因が強く、そのために中止がなかなかできないというようにうちでは考えています。
しかし小児の場合は小児特有の皮膚の脆弱性という問題があり、こちらは裏を返せば年齢とともに改善する疾患でもあると言えます。実際に乳児期には酷い症状だった子が幼児学童期にはその面影がないツルっとしたお肌に改善することも往々にして経験します。
つまり、成人と異なり、小児の場合はどのようにデュピクセントを止めていくかという出口の問題がより大きくなると考えられます。また小児のアトピー性皮膚炎の子の中には遺伝的要因が強い子もいますが、こちらは初見ではわかりません。(治療を続けていてもなかなかわからないですが)最終的に治療しても良くならないということを以て成人期に移行する子と判断するのですが、この子達はデュピクセントを中断することは厳しいのです。
したがって、多数の年齢とともに寛解する子と少数の寛解しない子の差をどのように見極め、それぞれにどのように治療を行うべきなのか。こちらは治療を行いながら手探りで判断していくことになるのでしょう。
デュピクセントは今までの経験から成人に対して非常に有効であり、小児に対しても有効であろうと推測することができます。
しかしこのような問題点については一つずつ解決をしていく必要があるかと考えます。
でも、最後に。適応拡大は本当に嬉しいのです!!!
これからの時期、幼稚園児から学童、学生さんのアトピー性皮膚炎の悪化がよく見られるようになってきます。
理由ですが、
1)学校の開始に伴うスキンケアの不足
2)学校内での感染症に伴う悪化
3)気温変化による不適切な衣類からの発汗
があります。
いわゆる季節の変わり目の悪化。夏の終わり版です。— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) August 23, 2023
暑くなってきましたねえ。
今回のテーマは赤ちゃんの首にできる湿疹です。
外来ではよく「スタイ負け」と読んでいますが。
基本的な事項についてまとめてみました。
生後6ヶ月から2歳までの赤ちゃんに好発する、顎の下から前頸部に痒い湿疹。
この原因は「スタイ」だったりします。正確に言うと「よだれで濡れたスタイ」です。
濡れたスタイからよだれが首の皮膚に転写され、そのために湿疹が発生するのです。
原因は発達によるもので、年齢が経過すると改善します。— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) May 17, 2023
小さなお子さんが寝入りばなに痒くなるというのはよく聞くお話です。
今回はそんなときの対応法についてのお話ですね。
子どもたちが寝入りばなに痒くなってしまう問題。
副交感神経のお話とか色々あるのですが、対応策もいくつかあるので簡単にご紹介します。
原因の一つは熱がこもるから。だからシンプルに熱を取るのも一つの方法ですね。冷たい濡れタオルで顔や頭を押し拭きしてみるといいかもしれません。— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) April 13, 2023