
先日、ぶどうを頂きました。
一房づつ袋に入っている高級品でしたが、この手のものは、悲しいかな押されてしまって潰れるぶどうが少なからず出てしまいます。
コレを放置すると、糖度が高く高温多湿という環境下で、あっというまにカビちゃんがででしまいます。
そのため、箱からすぐに全部出し、袋に濡れがないか確認します。
もし潰れた粒があれば、袋に濡れシミがあるので、最優先で食べます。
袋が無事なものを冷蔵庫にいれ、一週間くらいで食べきる様にするのですが、最初に無事なものも、途中で濡れシミがでてくることがあります。
中の方の粒が割れていたり、冷蔵庫の中でぶつかったり、原因は様々ですが、そのため毎朝袋の外観検査をします。(袋のまま冷やして食べてくださいとの指示なのです・・)
たまたま出かける日が続き、2日ほどチェックを怠った翌日。
7袋ほどあったブドウのうち、4袋に濡れシミがでていました。
全部外してチェックすると、一袋は中の方の粒がかなり前にやられていたようです。
周りの粒も大分ダメになり、見た目大丈夫なものも、洗っただけでボロボロ落ちてきます。
房を構成する枝も、茶色くなり、かなり細く脆くなっていました。結局、半分以上の粒が落ちてしまい、大丈夫そうな粒をたべてみると、発酵したようなちょっとヘンな味がしました。その房は処分しました。
他の3袋は、表面の粒が潰れて、カビているものもありましたが、その周りの数粒取れば大丈夫で、枝もまだ太く、ちゃんと緑色でした。
ふと、大丈夫だった残りの袋を開けてみると、濡れシミのない一袋に、カビている粒があったのです。幸いまだ、周りにも影響がほとんどないので、数粒処分で済みました。
数粒処分で済んだ房は、みんな枝もしっかりしており、洗っても他の粒が落ちるようなことはありません。
なんだか、ガンのようだと、ふと思ってしまいました・・
袋にシミがある=症状がでたということ。
その時点で、数粒処理ですむものもあれば、実は随分前に中の方で原因となるものがあり、すでに手遅れのもの。
袋にシミがないもの=症状がないということ。
それでも、実はカビている粒がありました。でも、早い段階ですので、数粒を捨てるだけで済みました。
がん検診、予約入れなきゃなあ、と朝から思いました。