隔週くらいでしょうか。老人ホームに往診に行っています。
定点観測みたいな形になりますので、季節の変化とともに皮膚の変化も見えてきます。
乾燥肌、徐々に出ていますよー。
要注意ですよー。
乾いてきましたよー。
痒くなってきますよー。
ということがここ数回の観察で見えてきました。
そろそろ乾燥肌の季節ということですね。
気をつけないといけないですね。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
隔週くらいでしょうか。老人ホームに往診に行っています。
定点観測みたいな形になりますので、季節の変化とともに皮膚の変化も見えてきます。
乾燥肌、徐々に出ていますよー。
要注意ですよー。
乾いてきましたよー。
痒くなってきますよー。
ということがここ数回の観察で見えてきました。
そろそろ乾燥肌の季節ということですね。
気をつけないといけないですね。
少しずつ秋も深まっていく毎日ですが、
ときに聞かれるのがこんな質問です。
少し考えてみましょうか。
といっても、一律に考えることは難しいので、いくつかのパターンに分けてみましょう
1)自分で洋服の脱ぎ着ができる年齢
2)自分で洋服を着替えることができないが、ある程度自由に動ける年齢
3)まだ自分で動けない年齢
という3つの区分に分けてみましょう。
まず1)から。
概ね3-4歳以降といったところでしょう。
まあ、自分で洋服の選択ができるかという判断も必要になるので、大雑把な区分ですが、
結論は
「放っておく」
で十分です。
寒かったら自分で温かいパジャマを選びますからね。
寒そう?自分で選びますから大丈夫。
まあ、毎日布団にくるまっているようでしたら、暖かいのにするように
声をかけてあげても良いかもしれません。
大汗をかいていたり、布団をけとばして寝ているようでしたら
そのままでも全然問題ありません。むしろ厚着の害が出てしまうでしょう。
次は2)です。より小さな年齢の子ですね。
概ね1歳くらいからと言うことになります。
この年齢の場合、親の介入がある程度必要になります。
パジャマの選択ですが、まず布団をかけて様子を見てみましょう。
蹴飛ばさないのであれば、少し厚手のパジャマに変えてあげても良いかと思います。
蹴飛ばしているときは少し様子を見てあげましょう。
途中で布団に潜り込むときは厚手に変更。布団を蹴飛ばしたままのときは
そのままのパジャマで問題ありません。
暑いときには布団をけとばす。寒いときには布団に潜り込むという行動を
無意識のうちにしていますので、そんなに心配は要りません。
布団に潜り込む=寒いかもしれない。と考えて大丈夫です。
最後に3)のパターンです。大体1歳くらいまでですかね。
実は一番むずかしいのがこの年代です。
暑い寒いの判断が難しいんですね。
一つの基準は少し薄めにするということ。
親と同じ枚数、同じ布団のときには子供は絶対に暑くなっています。
なので、基本マイナス1枚くらいでも十分です。
あとは暑いかどうかの基準はすぐに寝入ってくれるかです。
暑いときはぐずってしまいます。で、なかなか寝てくれません。
暑くなければすぐに寝てくれます。
寝入りばなに子供がぐずっているときにはまず布団を1枚剥がしてください。
それですやすや寝るようでしたら少しパジャマが暑いんですね。
もう少し薄手のものに変えてあげるようにしましょう。
すんなりと寝てくれるときにはパジャマの暑さはそれで十分です。
その子の性格や、面倒臭さとの兼ね合いもあるので、この問題は少し複雑になることもありますが、
概ねこのような考え方で良いかと思います。
これからの季節のパジャマ問題ですが、こんな形で考えてみてはいかがでしょうか?
今年の指の湿疹は皆さんなんとなく調子良いですね。
よくよく考えてみると気候天候の影響があるようです。
指先の湿疹の悪化因子は言わずとしれた外遊び。
多くは砂遊びですが、それ以外にも雲梯等があるようです。
また、学校行事による手荒れというものがありまして、
例えばイモ掘りとか、あとは運動会ですね。
ここ数週間は運動会シーズンです。ということは運動会の練習で
手指がホコリまみれになり、湿疹が悪化するパターンが多く見られるのですが、
毎週末のようにやってくる台風のために今年はなかなか屋外での練習ができず、
屋内で練習することが多いようです。
で、結果として手や指の湿疹が抑えられているという状況にあるようです。
本当に皮膚の湿疹とは社会・環境に大きな影響を受けるんですね。
外来の診察を指摘がついたこと。
赤ちゃんの受診が少しずつ増えています。
秋です。秋がやってきたのです。
赤ちゃんの乾燥肌ですが、周囲環境の湿度に大きく影響を受ける印象があります。
つまり、夏は少なく冬に多い印象です。
そして秋になって湿度が下がってきたので、赤ちゃんの受診が増えたようです。
これからもどんどん乾燥が強くなりますので、
湿疹がどんどん出てくるようです。
湿疹ですが、こじれると治療の手間も時間も余計にかかりますので、
早めに受信することをおすすめします。
秋です。しかし本日は寒いですねえ。
最高気温20度を切っていますか・・・
さて、秋になってきたので、そろそろ保湿剤の変更を始めております。
今までは保湿効果は少し劣りますが塗り伸ばしの良いローション基剤を中心に
処方していました。
しかしそろそろ乾燥も強くなってきましたので、少しずつクリーム基剤に
保湿剤を切り替えていく予定です。
現時点では特に乾燥の強い子を中心に一部の子のみ変更していますが、
今後徐々に切り替えを進めていく予定です。
もしも、クリーム基剤に早期切り替えを希望される方は
一度外来に受診ください。そのときに相談していただければ
一気に切り替えることも可能です。
本格的に乾燥が始まる前にしっかりとした保湿剤で予防をしたいという方は
一度相談してみてくださいね。
そういえば、昔そんな歌があったような気がしますが。
最近の外来で赤ちゃんの新患さんが増えてきました。
また、少しずつですが乾燥肌で受診される患者さんが増えています。
季節的にみて、今年は秋が早い印象があります。
この調子で行くのかイマイチ読みきれませんが、冬の乾燥も早く出てくる可能性があります。
特に今年は8月下旬に一時的に湿度がガクッと下がったので、油断は禁物です。
保湿剤、しっかりと塗るようにしてください。
夏は少しサボっていても問題のなかった子が、同様のやり方では冬にはパサパサになっています。
保湿剤をしっかりと頻繁に塗ってあげたほうが良さそうです。
顔のプロペトも同様です。
今まで以上に頻繁に塗ってあげましょう。
常にベタベタしている状態が理想です。
これからの冬をしっかりと準備して乗り切りましょう。
あ、準備は早いほうが絶対にいいですからね。
秋雨の季節になりました。
三寒四温とでも言ったら良いのでしょうか。気温が毎日安定しません。
そのようなときにどんなスキンケアを考えればいいのでしょうか?
少し見てみましょう。
この時期に問題になるのは急に寒くなったときです。
気温は一気に低下します。
したがって厚着を進めることは大事なんですが、
まだ汗をたくさんかくような体の状態は続いています。
したがって、寒いのに汗をかいているわけですね。
なお、ベッタリしているのは汗の水分が蒸発したためです。
パット見た感じ汗が出てないからと言っても油断は大敵。
その汗の中の成分は接触しているので意外に汗疹になりやすいんです。
だから本当はシャワーはまだしっかりとしてあげたいところです。
特にこんな寒い日には少し暖かめのシャワーの水量を多くして
一気に汗を吹き飛ばしてしまいましょう。
しかし流し過ぎは厳禁です。
暖かくしすぎると深部体温が上がってしまい逆に汗を書いてしまいます。
程々に流して程々に温めてください。
次に気をつけるべきは気温と湿度の管理です。
気温は低くなっていますので、しっかりと適温まで上げることを考えるか、
洋服を1枚増やすかを考えてみてください。
エアコンについては単純に暖房の使用を開始しても大丈夫です。
もしも気温が上がりすぎることが心配でしたら
除湿をかけつつ設定温度を高めにすると良いでしょう。
(気温が上がることによる不快感を湿度を下げることで相殺することができます)
湿度についてはそんなに低下することはありませんので、
そのままで良いかと思います。
むしろ少し高くなることが多いので、除湿を少し進めるくらいで良いかと思います。
洋服ですが、子どもたちは寒がっていないこともありますので、
その時はそのままで構いません。しかし寒そうなときは薄手の羽織ものを用意すると
良いでしょう。そして状況に応じて脱ぎ着できるようにすると便利かと思います。
これから徐々に秋も深くなってきますが、
スキンケアと環境管理をしっかりとすることである程度は乗り切ることができます。
しっかりとケアをしてあげてくださいね。
ここ最近のお話ですが、
どうも手足が赤くなるウイルス性発疹症が流行しているようです。
今回のウイルスのパターンは赤みです。
手のひら、足の裏が全体的に真っ赤っ赤になり、全体的にむくんだ形になります。
耳たぶも左右同様に赤みとむくみが出てきます。
経過は過去の例をもとに考えると概ね3週間から1ヶ月位です。
1週目:赤くなり、腫れた状態になる
2週目:赤みは改善。腫れも改善する。
3週目:赤みは消失するは皮膚がガサガサ、しわしわになる。
4週目:しわしわも消失する。
という流れを取ることが多いようです。
今回もそんな形でのウイルス性発疹性が出ているようです。
皮膚に対しては大きな影響はありませんが、風邪そのものが気になる方は
小児科をしっかりと受信するようにしてください。
さあ、秋です。運動の秋の季節がやってきました。
そして、児童・学生の皆さんは運動会の季節がやってきました。
最近は春に運動会を行うところも多いようですが、まだまだ秋に運動会が来るところも多いかと思います。
その運動会についてのお願いです。
運動会の前1週間は、足裏のイボの治療は中断してください。
というのも、イボの処置後に水ぶくれになり、それが剥がれることになると、
それがすごく痛くなってしまうんです。
また、運動をすることにより、処置をしたあとのイボはより水疱になりやすくなってしまいます。
したがって、運動会の直前にイボの処置を行うことで逆にトラブルの頻度を上げてしまうことになりますので、
イボの処置はその時期は控えておいたほうが良いでしょう。
ということでイボのお話でした。
今回は昨日の話の続きをしていきましょう。
この季節になぜ湿疹が悪化するのかというお話です。
思いもよらないものが影響しているようですよ。
3:風邪
毎日気温が大幅に変動するような日だと、消耗します。
そして風邪をひきます。
風邪を引いたらその後湿疹が悪くなることがあるんですね。
4:学校と学校行事
9月に入って夏休みから子どもたちはいきなり学校生活に戻されます。
生活習慣、スキンケア全部ぐちゃぐちゃになってしまいます。
それが戻るまでにはどうしても以前のようなケアができるわけではありません。
そのために湿疹が悪化してしまうということもあるのです。
あとは運動会の練習です。ほこりと土汚れにまみれてしますのです。
そのために湿疹が悪化してしまいます。
とまあ、秋口には湿疹の悪化要因は満載です。
そのどれかに引っかかってしまうと湿疹が悪化してしまうというわけなんですね。
こちらの対処法についてですが
とにかくスキンケアをしっかりと行うこと。
それに尽きます。
頑張って洗って、頑張って保湿して、
怪しい兆候があったらすぐに皮膚科を受診するようにしましょうね。