冬です。乾燥肌です!
とう言うことで患者さんを診察していると、
春、夏から来ていなかった子が半年ぶりに受診された。
という子を目にするようになりました。
今回はその原因と対策について考えてみましょう。
なぜ、冬になると来院する子が増えるのか?
その増えた病気を見るとある程度理由がはっきりするかもしれません。
久しぶりに来た子というのは、実は乾燥性湿疹及びアトピー性皮膚炎によるものです。
乾燥性湿疹といえば、まんま乾燥から来る湿疹。
アトピーといえば乾燥からの湿疹の一つの症状ですから乾燥が一番の原因かと思います。
では皮膚の乾燥はどこから来るのか?
それは空気の乾燥から来るのです。
では空気はどうしたて乾燥するのか?
それは乾いた空気がシベリアからやってくるからです。
簡単に言えば冬になってきたからです。
ということを突き詰めて考えると、
症状の出方をコントロールすることは難しい
ということになります。
季節を変えるのは難しいですからね。
でも、乾燥をコントロールするのは季節を変えるよりは簡単なこと。
ということで室内環境のコントロールを図ることができるかもしれません。
そこで出てくるのが加湿器。
というわけです。
長い話でしたねえ。
でも、加湿器は非常に大事な機械です。
特に冬場の乾燥肌には非常に効果がありますので、
まだ準備をしていない方は早めに準備してみてくださいね。
ということで、冬の空気のお話でした。