わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

原因

皮膚科医、花粉症になる

花粉症の季節はそろそろおしまいですが、今回は花粉症の話です。

 

花粉症ですが、発症したのはいつからかははっきりと覚えていなかったりします。

でも、悪化した原因ははっきりとわかります。

東京に引っ越しをしたこと。

その後毎年激しく症状が出るようになりました。

 

原因は何でしょうねえ。

はっきりとはしませんが、

関東に移って花粉の量が増えたこと。

大気汚染やPM2.5の影響。

等があるかもしれません。

 

花粉が増えるのは南の地域だから仕方有りません。

大気汚染は・・・どうなんでしょう?

無いとは今無いでしょうけど、証明するのは難しいですよね。

大気汚染が無く、花粉の多い地域に行けばよく分かるのかもしれませんが、

完全に比較試験を行うわけには行きませんし。

 

ということで、花粉症、東京に来ると悪化する可能性がありますので、

この春に引っ越しをされた方は要注意ですね。

下の娘の爪が腫れた話

そろそろ3歳になる娘の爪の回りが腫れました。

 

ああ、まあ、あることですね。と皮膚科医は冷静です。

 

というのも、コレくらいの年齢では時に見られる症状だからです。

 

原因は爪の反り返り。スプーンネイル(匙状爪)と呼ばれる状態が原因です。

そっくり返っている爪の回りには変な力がかかります。

特に一杯遊んだ場合にはそうなることが多いようです。

それで爪の周囲には小さな傷ができ、そこからバイキンが入るというわけ。

またバイキンの侵入口がもう一つありまして、

爪のガジガジ。つまり先端部の不整形部分。

そこの隙間からバイキンが入り炎症を起こしてしまうのです。

 

そんなわけで、幼稚園前の子には時々爪囲炎が起きますよ。

というお話でした。

ウチは治療を開始。抗生剤を1日から2日くらいのむと簡単に引きますので、

もしも心配な方は皮膚科を受診してみると良いかもしれませんね。

 

春先にアトピー性皮膚炎/乾燥性湿疹が悪くなる理由

最近、診察をしていると、湿疹が悪くなる子が増えている印象があります。

その理由はなぜなのか考えてみました。

 

アトピー性皮膚炎やそれ未満である小児乾燥性湿疹は季節の変わり目に悪くなると言われます。

特に冬から春と、夏から秋の2つの季節にはその傾向は強い様に見えます。

そして、いま正にその季節に至りつつあるようです。

で、悪化している。

なぜでしょう?

 

悪くなっている子の話を聞くと、原因の多くは寝汗、

汗で悪化しているようです。

そして、やや年長の子にその傾向があるようです。

 

ではなぜ寝汗をかくか。

それは多分最低気温。

最近気温が上がっています。しかし、細かく見ると、最高気温の差は大きいのですが、

最低気温は一段上がってそのままのようです。

どうも、このあたりに原因がありそうですね。

 

つまり、最低気温が上がっても、寝巻き、布団はそのまんま。

その結果として夜間に大汗をかいてしまい、その汗で湿疹が悪化する。

そのような因子が影響しているように見えます。

 

まあ、他にも影響はあり、風邪もその一つかもしれません。

でもね、寝汗で悪化するパターンは秋から冬には見られないものですので、

きっと原因の一つとしてはありそうなんですね。

 

なので、最低気温を見て、寝巻き、布団、あとはエアコン。

これらは毎日細かく調節したほうが良さそうですね。

 

師走は蕁麻疹の季節です

DSC04311

 

年末です。

どうしましょう。

と思っている人も多いかもしれません。

 

正月に立てた計画はうまくいきました?

焦っては居ませんか?

焦っても良いことありませんよ?

蕁麻疹ができますよ?

 

と言うのが今日のお話です。

 

 

蕁麻疹の原因は様々です。

しかしm一つ言えることがありまして、

疲れると出る。寝不足になると出る。

ということは紛れもない事実です。

 

逆に蕁麻疹ができるか否かで体にかかっているストレスを感じることも出来るくらいですからね。

 

・・・ということは・・・

年末年始の忙しい時期には蕁麻疹がよく出来るということでも有るのです。

 

これは大人だけ?

と思いきや子どもたちも蕁麻疹の発生時期だったりもします。

 

中学生高校生は定期テストで。

受験生は追い込みの時期だから。

小学生は長い2学期で疲れてしまい、

蕁麻疹を発生させてしまうのです。

 

乳幼児は?と考えてみると。

結構出たりもします。

 

その原因の一つ目は風邪。

風邪などの細菌/ウイルス感染症は小さな子の蕁麻疹の最も多い原因です。

 

もう一つは疲れ。

結構多いのは帰省です。

ラッシュの中帰ってヘトヘトに。

いつもと違う環境で疲れてしまい、

構われすぎることもストレスになります。

 

帰省先で蕁麻疹。

そして、帰ってきて落ち着いたら蕁麻疹。

 

結構多いです。

 

いずれにしても、忙しくなると蕁麻疹ができるもの。

できたときには体をゆっくりと休めてあげてください。

無理は?まあ、できないことも無いでしょうけどね。

でも、ここで無理をすると大きな病気につながりますよ。

と言われているんだ。と考えたら良いのでは無いでしょうか?

 

2016年12月1日 勉強会のご案内

a0002_005492

勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2016年12月1日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-034
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年12月15日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-037
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2017年1月12日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-035
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年1月19日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-038
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームよりご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
よろしくお願い致します。

吉祥寺でタヌキをみる

a0001_003659

 

いや、本当ですってば。

井の頭動物園ではないですよ?普通に町中ですよ?

 

先日、夕方に仕事を終え、勉強会に行こうとクリニックを閉めてバス停に向かう時に、

吉祥寺通りを横切る一匹の動物が居ました。

 

ネコ?にしては大きいし、

イヌ?にしては尻尾大きいしなあ。

と思いながらぼんやりと眺めていたら。

目が合いました。

 

おやおや。タヌキですね。

 

タヌキは道を渡ろうとしていたのですが、途中であきらめて東側の路地に入って消えていきました。

 

地方に住んでている方。

そして、首都圏でもあまり近所では無い方にはピンと来ないかもしれませんね。

吉祥寺にタヌキなんて。

でも、結構出るんです。

 

近くには関町公園や善福寺公園など、大きな公園もいくつかありますし、

このあたりの住宅は完成後30年以上経過しているものもたくさんあります。

少し路地にはいると、築50年を超えるような建物もチラホラとあります。

 

そのような環境ですので、タヌキが住み着くことも有るんですね。

患者さんの中にもそんな話をする方がいるので、

なんとなくそんなものかなと思っていたのですが、

この目で見てしまうと、やっぱりなという思いです。

 

ちなみに、タヌキと一緒に入ってくるノミやダニからの虫刺されも結構な数で見られます。

そのつもりで診察していると、結構そんなお話がありますね。

 

というわけで、吉祥寺でタヌキを見た話でした。

本当だよ。

この冬初めてのしもやけ警戒天気です。

MOK_huyunogairojyutogaitou500

今日は寒いですね。

寒い冬の朝。そして雨降り。

気温は5度くらいでしょうか?

 

今年はじめてのしもやけに注意すべき天候になりました。

概ね気温が0度から5度まで。

足先が塗れるような環境にいると、しもやけが発生します。

 

実はこの冬のしもやけの患者さんは既に発生しています。

ただ、その患者さんは大人の、薬が原因のしもやけであり、

子供はまだなんですが。

ここ数日のうちに出現することも考えなければいけません。

 

まだ夏用のスニーカー履いていませんか?

長靴やブーツがイヤな男の子の場合、スノトレがおすすめです。

冬用、雪用の運動靴。

東京の靴屋さんの店頭ではあまり見かけませんので、

インターネットなどで通販を利用したほうが良いかもしれませんね。


 

 

 

木枯らし吹けば、お肌も乾く

いやあ、寒くなりました。

そして、今日は風も強いです。

北風がぴいぷうと吹いています。焼き芋でも食べようかな?

 

さて、今朝は流石に寒かったので、エアコンを付けています。

さっき、ふと顔を上げてみると温湿度計が見えました。

その湿度を見てぎょっとしました。

なんと28%。

エアコンを使用していることを考えても、この冬の最低湿度です。

 

それもそのはず、北風は乾燥した風です。

日本海から吹く風は日本中央部の山脈を超える際に湿度を全て雨もしくは雪という形で

落としてしまいます。

そして、関東には湿度の下がった冷たい風が吹いてくるのです。

 

この乾いた冷たい風が関東にやってくると、みんなのお肌が乾燥する。

というわけで、冷たい木枯らしが吹くような日は乾燥肌に注意したほうが良いんですね。

 

風よ、吹くなとは言わないが、せめて吹くなら南から吹いておくれ。

皮膚科医がみんな困ってしまいますよ。

 

赤ちゃんの乾燥肌が増えてきました

新生児

ここ1週間くらいの話でしょうか。

赤ちゃんの乾燥肌の受診が増えてきました。

 

気温が下がり、スキンケアの方法を変えていく必要が有ること。

乾燥により、皮膚そのものの乾燥が強くなること。

 

などの要因が考えられます。

湿疹がより広がってしまうと、薬の治療も良くなるまでの治療期間も長くなってしまいます。

できればかゆみが出る前。乾燥肌の段階から治療を初めて行きたいものです。

そのほうが簡単に治療が出来ますからね。

 

カサカサがなかなか引かなくなったら、皮膚科受診を考えてみてください。

それでも落ち着かなければ当院でしっかりと診察させていただきます。

刺された覚えは無いのに毛虫にやられる

先週末の夜です。

仕事が終わり、のんびりし、ダイエットを兼ねて、自転車で少しお散歩してきました。

ちょうど1時間位走り、帰宅後に気がついたのは

なんか、腕が痒い・・・

 

よく見てみると両方の腕の内側に、それぞれ1箇所ずつ虫刺されの赤みができていました。

痒みも結構強く、思わず引っ掻いてしまいたくなります。

大きさや反応の仕方を見ると、どうも毛虫が原因のようす。

長袖の服を着ていたのに、その中を刺されてしまったようです・・・

 

実は今年の秋に、自転車の途中に毛虫に刺されるのはこれが2回め。

それぞれ、刺された個数はあまり多くはないのですが、

結構気になりますね。

 

というわけで、毛虫に刺されるのは皮膚科医でも予防できません。

毛虫にやられる場合には、毛虫がよってくるわけではなく、

何らかの拍子に毛虫の毛に触れて起きるわけですから、

気をつけても完全に予防できるものではないのです。

 

というわけで、まだ毛虫の季節ではあります。

気をつけましょうね・・・