わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

乳児湿疹

2015年1月8日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

     
2015年1月8日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-012
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
     
2015年1月22日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-015
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
2015年2月5日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-013
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
     
2015年2月19日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-016
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください
    
    
時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

お申し込みは下のカレンダーの該当する日時をクリックして行ってください。
問い合わせフォームからはお申込み出来ませんのでご注意ください。

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指しゃぶりの仕方で湿疹のできる場所が決まる

そろそろうちの次女も生後3ヶ月になろうとしています。

指しゃぶりもだいぶ上手になってきました。

暇な時やおなかがすいているときには自発的に指を口にもっていっているようです。

そして、指を口につけて、それがおっぱいでないことに気が付きびっくりする。

・・・もっと早く気づこうよ。

 

などと眺めていると面白いことに気が付きました。

長女の時と指のしゃぶり方が違います。

具体的には手首の角度、指の入れ方。

などが微妙に違うのです。

 

長女はどちらかというと、横から指しゃぶりをしていました。

しかし、次女は縦に指をしゃぶっているようです。

 

実はこれ、大きな違いになります。

何が違うか?

湿疹のできる場所が大きく異なるのです。

 

一般に生後3か月くらいに出てくる湿疹は「乳児湿疹」といわれます。

以前にも書きましたが、これは厳密には「よだれによる接触皮膚炎(かぶれ)」です。

つまり、よだれの長時間付着した部分に湿疹ができるわけです。

 

ということは、その子の指しゃぶりの状態により、湿疹ができる場所が変わってくるのです。

つい先日も書きましたが、次女はほっぺたには湿疹はありません。

あごの真ん中に湿疹ができています。

 

これは、よだれが垂れることも原因ですが、指しゃぶりも湿疹の一つの原因なのです。

 

赤ちゃんをよく見てあげること

これが湿疹の予防に一番大事なことになるのです。

2014年5月7日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

2014年5月7日
生後1ヶ月から3ヶ月までのスキンケア CS-A-005
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚科にやさしいスキンケアをお教えします
    
2014年5月14日
虫さされのはなし IB-A-002
誰もが一度は刺される虫さされ
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう

    
2014年5月21日
わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル AD-A-009
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年6月4日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-006
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします

2014年6月11日
虫さされのはなし IB-A-003
誰もが一度は刺される虫さされ
原因から虫の種類、治療法までしっかりと確認しておきましょう

    
2014年6月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-010
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2014年6月25日
子どもがうつる皮膚の病気(イボ、水イボ、とびひ) ID-A-002
保育園、幼稚園、学校で結構もらう皮膚の病気です
夏になる前にしっかりと治しましょう

時間
  開場 10:15
  講義 10:30-11:15
  質問の時間 11:15-11:30

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分ありますが、予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
問い合わせは下のサイドメニュー内からの問い合わせフォームをご利用ください。
予約完了時の返送は行っておりません。ご注意ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは前日まで、問い合わせフォームよりお願い致します。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

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「乳児湿疹」では治せない

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今回は少しショッキングなお話をしていきましょう。

 

乳児湿疹。

赤ちゃんのいるお母さんはよく耳にする言葉だと思います。

一般的にもよく耳にしますね。

 

でも、私はこの病名は大っ嫌いです。

なぜか、「思考停止ワード」だからです。

 

湿疹(皮膚炎)の名前の付け方にはいろいろな物があります。

まず、原因によるもの

接触皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹、小児乾燥型湿疹、自家感作性湿疹など

ついで、部位によるもの

手湿疹

あとは、形や症状によるもの

貨幣状湿疹

等があるでしょう。

あとは、特殊な病名の付け方としてアトピー性皮膚炎があります。

しかし、このアトピー性皮膚炎というものは「時とともに湿疹の出ている部位がかわる」湿疹

という意味ですので、これは症状を表した病名ということになります。

 

では、乳児湿疹とは何か。

これは「乳児にできた湿疹」を意味します。

 

乳児にできた湿疹は乳児湿疹。

では幼児湿疹、思春期湿疹、中年湿疹、高齢者湿疹はあるのかと言えば、それに当てはまる言葉はないのです。

 

なぜ乳児湿疹という言葉だけが大手をふっているのか?

それには2つの理由があります。

一つ目は時間が経ってしまえば落ち着いてしまうから。

もう一つは何が起きているのか、医療者の側もよくわからないから。

なのです。

 

つまり、「よくわからないけど、そのうち治るから」という理由で「乳児湿疹」と名づけていることがあまりにも多いのです。

湿疹が起きるには原因があります。しかし、その原因がなにで、一体皮膚表面には何が起きているのか。

そして、それはなぜ悪化したのか。

そこまで考えて初めて治療法が見つかるのです。

また、治療とはタダ単に薬を塗るということではありません。

毎日のスキンケアについての指導を行うことも立派な指導になるのです。

 

しかし、その部分への注意が少ないと、「乳児湿疹」という診断だけ行い、漫然と治療を行う。

ということになってしまうのです。

 

湿疹が起きるのには原因は必ずあります。

(一部、原因そのものの対処ができない物ありますが、それはまた別の問題です)

 

その原因がわからなければ「原因による病名」をつけることができません。

ですので、「乳児湿疹」と名前をつけてお茶を濁すことになるのです。

 

 

最後にもう一度繰り返します。

私は「乳児湿疹」という病名は大っ嫌いです。

原因を探すこともせず、対処もせず、思考停止をしていることがわかってしまう言葉だからです。

アトピー性皮膚炎 成育式塗り方についてのご案内

塗り薬の使い方

 

当院でアトピー性皮膚炎や乾燥性湿疹、乾燥肌の治療をされている患者さんも

おかげさまで徐々に増えてきました。

でも、塗り薬の使い方で戸惑われている方も多いようです。

今回は「わかば式アトピー性皮膚炎治療マニュアル」の勉強会の中から

塗り薬の使い方について簡単にお話をしていきたいと思います。

もしも詳しいお話を聞いてみたい方は勉強会にご参加くださいね。

 

当院のお薬の塗り方はいわゆる成育方式を取っています。

他の病院とは少し違う塗り方をしています。

その理由についてお話をしていきましょう。

 

まず、そもそものアトピー性皮膚炎についてですが、こちらは体質と周囲の環境が影響します。

つまり、家族にアトピー性皮膚炎の方がいると発症しやすい。

皮膚のバリアを司る遺伝子に問題があれば発症しやすい。

ということもご存知の方は多いでしょう。

また、周囲の環境との関連についても、冬になると乾燥するという話があるのも理解できるのではないでしょうか。

 

遺伝子も全身の皮膚に影響しますし、環境も全身の皮膚に影響するのです。

そして、全身の中で刺激を受けた部分に湿疹ができるのだと考えられます。

 

ということは・・・

何もない皮膚に湿疹ができてくるのではなく、弱い湿疹が出ている皮膚の一部に強い湿疹ができる。

ということになります。

実は乾燥し、粉を吹いている状態で既に顕微鏡では湿疹ができ始めていることが知られています。

 

そうなると、治療方法も変わります。

何もない皮膚に湿疹が出来るのでしたら「保湿剤+ステロイド」で十分でしょう。

しかし、弱い湿疹に強い湿疹ができているわけですから、保湿剤では不十分です。

実際に薬を塗るのをやめると、すぐに湿疹が出来てしまうのもそういうわけです。

つまり、「弱いステロイド+強いステロイド」という形で塗り薬を使っていく必要があるのです。

 

当院ではこの「弱いステロイド+強いステロイド」を「下地+上塗り」と呼んで使っていくのです。

もちろん症状が落ち着いている子には保湿剤も使いますが。

 

次のお話は下地と保湿の使わいわけのお話です。

 

 

なぜ、「生後1ヶ月から3ヶ月のスキンケア」なのか。

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今回は勉強会についてのお話をしましょうね。

 

勉強会ですが、現在いくつかの種類が動いています。

その中の一つに、「生後1ヶ月から3ヶ月までのスキンケア」があるのですが、

先日、なんで1ヶ月から3ヶ月限定なのかと質問を受けました。

今日はそのお話をしたいと思います。

 

まず、最初になぜ上限が3ヶ月かというと、これには赤ちゃんの皮膚状態の変化が強く関係しています。

簡単に言うと、生後3ヶ月までは脂性肌、その後は乾燥肌になるのです。

 

脂性肌の原因は皮脂の過剰な分泌です。

皮脂が過剰に分泌するのは性ホルモンの影響を強く受けます。

ちょうど生後3ヶ月目までは性ホルモンが過剰に分泌され、

そのために皮脂も非常に多くなるのです。

これは第一次性徴を反映したもので、どの赤ちゃんも計ったかの用にこの時期特有のものです。

 

しかし、生後3ヶ月を過ぎると、性ホルモンの分泌が減り、皮脂が減少していきます。

逆に皮膚の乾燥が目立ってくるようになるのです。

 

ですので、生後3ヶ月目を境に必要なスキンケアの内容が変わってくるんですね。

 

では、なんで、生後1ヶ月目からかというと、

お母さんの負担を考えてのお話なんです。

赤ちゃんが生まれて1ヶ月と言うのはお母さんもその生活をおくるだけで精一杯になってしまいますから

とてものんびりと勉強会には行けないですよね。

 

そんなわけで、生後1ヶ月から3ヶ月というピンポイントな期間になってしまうのです。

同様にアトピー性皮膚炎の勉強会の対象年齢は生後3ヶ月からとなります。

参加の際の判断の一助にしてくださいね。