などということを考えてしまうわけです。
最初に代々木公園で感染が確認された時には輸入感染症と考えていました。
代々木公園にのみデング熱のウイルスを持つ蚊がいるのだろうと。
新宿中央公園で感染が確認された時も、まあ隣だしね。
という考えでした。
その考え方がひっくり返ったのは、千葉で感染の疑いがある症例が出たことでした。
東京にも、海外にも行ったことのない人が発症した。
ウイルスそのものは見つからなかったが、抗体という、感染を強く疑われる反応が確認された。
というニュースを見てしまうと、どうしても以前より日本に存在していたのではと考えてしまうのです。
つい先日もそのようなお話があったなあ。と思ったので考えてみたら
SFTSについても同じような話だったんですね。
最初は海外でのみ存在すると考えられていたSFTSウイルスが
日本で見つかった。
そして、そのウイルスは海外のものとは違う遺伝子を持っていた。
ということを考えると、今回のデング熱ウイルスについてもひょっとすると日本に以前から存在したものが
今回感染を起こした可能性も否定できませんよね。
いずれにしても、今後の調査を待つのみですね。