わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

症状

PM2.5にやられた日の翌日の話

さて、前回のお話の続きです。

翌日にはどうなったかというと・・・

 

鼻が壊れました。

としか言い様のない状態。

朝からくしゃみと鼻水が止まりません。

出勤中(仕事や休みでしたが、外の病院で原タイていたんです)からひどくて、

たまらず途中駅でポケットティッシュを購入するも、

数十分で1束なくなるしまつ。

まるで水のような鼻水が出続けました。

 

出勤前に薬はのみましたが、これはたまらんとおもい、スペロイドの内服も開始。

ようやく夕方になって鼻水は止まってきました。

 

色々と話しを聞いてみると、その前の日から一気に花粉症が悪化する人が続出したようです。

つまり、花粉症はだいぶ引いてきたものが、PM2.5で一気に増幅されてきたということなんでしょう。

きっと。

 

PM2.5の影響は当日よりもむしろ翌日の方が悪化する印象がありましたね。

当日にもっとガッチリと薬を飲んでいればこんな状態にはならなかったと思う教訓の日でした。

少しでもアレルギー出た段階で早めに薬を飲んだほうが良いということですね

PM2.5にやられた日

今日は一日なんとなく調子が悪かったのです。

午前中は目に症状が出ていました。左の結膜がなんとなくゴロゴロ。

午後からは鼻に症状が移りました。

くしゃみや鼻水が出るような状態。

おかしいなと思い、体調を考えてもそんなに悪くはなく、

(風邪の初期症状も結構似ることがあるのです)

抗ヒスタミン剤を飲んで症状を抑えていました。

 

でも、外来をしていると、患者さんの中にも数名、

今日からアレルギー反応が悪くなった人が居ます。

みんな同時に悪くなることには理由がある。

と思い、あれこれ調べてみると、ああ、コレだ。

 

PM2.5ですかね。どうも黄砂が日本に来ていたようなんです。

 

PM2.5とは直径2.5μm以下の小さな微粒子のこと。

そこにいろいろが物質が付着して大陸から飛んで来るわけです。

で、その付着した物質により、アレルギー反応は悪化するわけなんです。

 

だから、悪化したのね。

と思いながら午後の診察をしていました。

スギ花粉もなくなってきて、ホッとしていた所、

思わぬアレルギー反応に巻き込まれた日でした。

おしまい。

 

中毒疹にも流行が有る?

今回は病気の流行のお話です。

しかも、大人版。

 

ここ数日、中毒疹が流行している印象があります。

通常はそんなにそんなに出る病気ではありません。

月に1人2人くらいのレベルかな?

しかし、ここ12週間、週に2人くらいのペースで診察をしています。

これは非常に多いペースですね。

 

中毒疹とはそもそも何か?

体に発疹ができるが、原因ははっきりしないもの。

のことを指します。

あくまでも症状が主体ですね。

 

原因はいろいろ言われていますが、大きく分けると、

食物

感染症

の3つがあります。

原因がはっきりしたら別の病名に変わりますね。

 

で、流行しているということはどういうことか?

これは感染症であろう。ということがわかります。

 

感染するなら流行はありますよね。

だって、薬アレルギーは人により、大きくでき方が異なりますし、

症状もいろいろです。

同時期に多発することは考えにくいのです。

また食事についても同様ですね。

ちなみに食中毒の発疹も不思議なものができますが、

こっちは感染症の範疇に入ります。

だから、感染症から来る中毒疹なのかなあ。

とも思ってしまうのです。

 

一つわかっていること。

中毒疹は最近多く受診されています。

ということですね。

 

 

2017年5月11日 勉強会のご案内(満席になりました)

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
 2017年5月11日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-039
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします

    
2017年5月18日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-042
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

 2017年6月1日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-040
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2017年6月15日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-043
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

 2017年7月6日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-041
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2017年7月20日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-044
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は1台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。

5/8追記


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームより希望日時をご記入のうえ、ご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
よろしくお願い致します。



水虫の季節が始まりました。

日中はだいぶ暖かくなりましたね。

そうなると気になるのが例のアレ。

今日はその、アレ。水虫の季節が始まりましたよ、

というお話です。

 

今週に入ってから水虫を訴えて受診する患者さんが一気に増えた印象があります。

だいぶ暖かくなってきましたからね。

先週末に夏日になったのも影響しているかもしれません。

靴や靴下がまだ冬仕様なのも影響しているかもしれません。

 

でも、これからは水虫が多く出てくる季節であるのも確かです。

 

足の裏に痒みがある人。

痒みがなくても、足の裏や足の指の間にジクジクぶつぶつがある人。

あとは糖尿病のある人は要注意ですよ。

足にいつもと違うものが出ている人は、必ず受診してください。

 

水虫は根気さえあれば簡単に治すことの出来る病気です。

早めに見つけて、早めに治療を開始しましょうね。

 

しもやけの雨、水虫の雨、とびひの雨

今日の夜から明日の朝にかけては雨なんですって。

今回はそんな雨のお話です。

 

皮膚病は気象条件によっても左右されます。

気温もその一つ。一般的に気温が高くなるほど感染症は増えますね。

湿度もその一つ。湿度が下がると、乾燥が悪化し、湿疹も悪化する傾向があります。

 

雨もその一つです。

塗れることが皮膚病の誘引となることも有るのですが、

時期や季節によって微妙に異なるのです。

 

冬は最も多いのはしもやけ。

氷やけどは氷点下で起こります。ということは雪の季節。

雨の季節はしもやけです。

多くの子は気温10度以下の雨の日のあとに来院しています。

5度以下だと、もっと多くなるようです。

 

夏に多いのはとびひ。

気温25度以上の暑い日の雨のあと。

じくじくした発疹が一気に広がっていくのが特徴です。

また、急に気温が上がった時の雨も要注意です。

 

春と秋は水虫。

概ね10度以上の温度で注意が必要になります。

あとは朝の雨かな。

 

これから、季節は徐々に夏へと移り変わります。

雨も多く降りますが、しっかりと予防をしていきましょうね。

 

イボの治療をする前に、運動会の日程を申告したほうがいい

春になって増えてくるもの、それは感染症。

今回はウイルス感染症であるイボの治療のお話です。

治療の前にまず話しておくべきことは何でしょうか?

 

それは運動会の日程。

早いところではそろそろ運動会の準備が始まります。

その準備とイボの治療は相性が悪いことが分かっています。

 

イボの治療は液体窒素で焼くこと。

それにより、痛みが出てきます。

また氷やけどになりますので、水ぶくれ・水疱になることが有るのですが、

そのリスクは運動量が多いほど高くなります。

なので、運動会の練習が始まると水疱になるリスクが高くなるということです。

 

また、その水疱は時間が立つと破れる可能性があるのですが、

そのリスクもまた、運動量に比例します。

なので、運動会の練習が始まると破れるリスクが高くなるということです。

 

更に、水疱が破れたあとは、一皮むけたビランになりますよね。

これも運動すればそれだけ痛いということ。

なので、運動会の練習が始まると痛みが強くなります。

 

特に裸足で運動会の練習をしている子の足の裏にイボが出来ると、

治療をしてしまうと逆に大変な事になってしまいます。

 

したがって、運動会前のイボの治療については

なにもしない時のイボの痛み。

それと、

治療を行った時の水疱・ビランのリスク。

を天秤にかけて治療を行う必要があり、結構難しい判断を迫られることが有るのです。

どこかで一時中断をする可能性があるのですが、

一時中断するとその中断期間にイボが再度拡大することも有るので、

中途半端に治療をするくらいなら、最初から運動会の後まで待ったほうが良い。

そんな事態も起こりうるのです。

 

なので、最初に言ってほしいんですね。運動会が5月に行われる学校に通っている人は申告をお願いします。

 

 

皮膚科医、花粉症になる

花粉症の季節はそろそろおしまいですが、今回は花粉症の話です。

 

花粉症ですが、発症したのはいつからかははっきりと覚えていなかったりします。

でも、悪化した原因ははっきりとわかります。

東京に引っ越しをしたこと。

その後毎年激しく症状が出るようになりました。

 

原因は何でしょうねえ。

はっきりとはしませんが、

関東に移って花粉の量が増えたこと。

大気汚染やPM2.5の影響。

等があるかもしれません。

 

花粉が増えるのは南の地域だから仕方有りません。

大気汚染は・・・どうなんでしょう?

無いとは今無いでしょうけど、証明するのは難しいですよね。

大気汚染が無く、花粉の多い地域に行けばよく分かるのかもしれませんが、

完全に比較試験を行うわけには行きませんし。

 

ということで、花粉症、東京に来ると悪化する可能性がありますので、

この春に引っ越しをされた方は要注意ですね。

受験する子は、アトピー性皮膚炎などの慢性疾患は治療法が変わります

今回は治療のお話。

新学年が始まる前に少し気が早いかとおもいますが、

今回は受験生と治療のお話です。

 

受験生には治療法を少し変える事があるんです。

少なくとも当院ではその傾向があります。

知っていました?

 

というのも、人生を左右するような受験の場合は、

万全の状態で望んでほしいからです。

 

治療法と言うのは効果と副作用との兼ね合いで決まります。

他にも金額や時間、手間と言うものもありますが、

簡単にまとめると、メリットとデメリットの綱引きです。

 

この綱引き、受験生では少し変わってくるんですね。

つまり、治療効果を高くする方向にシフトさせます。

その分副作用のリスクも高くはなりますが、受験が終わるまでは覚悟の上で、

よりしっかりとした治療を行う方向に変えていくことが有るのです。

 

具体的にはより強い薬に切り替える。内服を追加/増量する

などですね。

 

病気の治療というのは慢性疾患であれば特に、

人生の質を上げるために行うもので有るわけです。

受験の成功と失敗の差と、治療の強さとは

それぞれ天秤に掛けて考えるべきなんですね。

 

なので、人生を左右する短期間の間は治療もしっかりと行い、

症状を抑えてあげる。

としてあげたほうが結果としてよりよい人生を送ることが出来ると

私は考えるのです。

 

だから、治療方針は受験生の場合は少し変わりますよ。

というお話です。

勿論、最初に本人とどうするか検討した上で、

決めますけどね。

でもね、最初に受験生ならそうと言っていただけないと、

検討すらできませんから。

 

受験生は予め申告をしてくださーい!

2017年1月12日 勉強会のご案内

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勉強会のご案内

当クリニックでは毎週テーマを決めて勉強会を行なっております。
皆様のご参加をお待ちしております。

    
2017年1月12日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-035
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年1月19日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-038
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2017年2月2日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-036
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年2月16日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-039
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

2017年3月2日
生後1ヶ月から6ヶ月までのスキンケア CS-A-037
小さな赤ちゃんに湿疹を作らないように、
皮膚にやさしいスキンケアをお教えします
    
2016年3月16日
アトピー性皮膚炎と乾燥肌のはなし AD-A-040
アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹の診断・治療について
当院での治療を希望される方は一度はご参加ください

時間
  開場 10:45
  講義 11:00-11:45
  質問の時間 11:45-12:00

    
場所
 わかばひふ科クリニック 待合室
  180-0002
  吉祥寺東町2-11-2伊藤ビル1F
  0422-22-1232

定員
 6名

費用
 無料

講師
 野崎誠
  わかばひふ科クリニック院長

受講時の注意事項
 赤ちゃん、子どもと一緒の受講は可能です。
  他の参加者の迷惑にならないようにお気をつけください。
  勉強会の進行に支障がある場合は、席を外していただく場合があります。
  おむつ替えスペース、キッズスペースはありますが、授乳スペースはありません。
 駐車場は2台分あります。予約は受け付けておりません。
  駐車場が一杯の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。

予約時の注意事項
 キャンセルは直前まで承ります。問い合わせフォームよりご連絡ください。
防犯上の観点から電話ではお受けできませんのでご注意ください。

個人情報について
 個人情報は勉強会までの連絡及び統計的資料作成のために使用致します。
 各個人の情報につきましては、勉強会終了後に破棄致します。


予約希望の方は最下段の問い合わせフォームより希望日時をご記入のうえ、ご連絡ください。
折り返し、電話にて当院より予約状況の連絡をさせていただきます。
よろしくお願い致します。



追記
12月26日に連絡を頂いたY.M様。
何度かメールさせていただきましたが、連絡を取ることができませんでしたので、
こちらで連絡させていただきます。
1月19日はお越し頂いても大丈夫です。