これからの時期、幼稚園児から学童、学生さんのアトピー性皮膚炎の悪化がよく見られるようになってきます。
理由ですが、
1)学校の開始に伴うスキンケアの不足
2)学校内での感染症に伴う悪化
3)気温変化による不適切な衣類からの発汗
があります。
いわゆる季節の変わり目の悪化。夏の終わり版です。— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) August 23, 2023
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
これからの時期、幼稚園児から学童、学生さんのアトピー性皮膚炎の悪化がよく見られるようになってきます。
理由ですが、
1)学校の開始に伴うスキンケアの不足
2)学校内での感染症に伴う悪化
3)気温変化による不適切な衣類からの発汗
があります。
いわゆる季節の変わり目の悪化。夏の終わり版です。— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) August 23, 2023
小さなお子さんが寝入りばなに痒くなるというのはよく聞くお話です。
今回はそんなときの対応法についてのお話ですね。
子どもたちが寝入りばなに痒くなってしまう問題。
副交感神経のお話とか色々あるのですが、対応策もいくつかあるので簡単にご紹介します。
原因の一つは熱がこもるから。だからシンプルに熱を取るのも一つの方法ですね。冷たい濡れタオルで顔や頭を押し拭きしてみるといいかもしれません。— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) April 13, 2023
今回のお話はアトピー性皮膚炎などのかゆみの強さの測り方についてです。
NRSを使うことも多いですが、それよりも小さな子では問診で確認することも多いです。
感覚的なものなので、なかなか判断に苦慮することがありますが、しっかりとチェックして
対応してあげたいところですね。
#アトピー性皮膚炎 のかゆみの強さですが、どうしても本人の感覚に依存するので判断が難しいことも多いですよね。
外来の問診でのかゆみの強さの確認の仕方など簡単に説明します。(1/10)— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka2) February 24, 2023
Twitterですが、Noteに書くほどではない記事を連投形式で掲載することがあります。
今回はコレクチム軟膏のお話ですね。
生後6ヶ月からコレクチム軟膏がアトピー性皮膚炎に対して使用できるようになりました。
その辺のお話です。
興味がある方はぜひご一読ください。
#コレクチム 軟膏が生後6ヶ月から2歳の #アトピー性皮膚炎 の子に使用できるようになりました。
当院では該当年齢の子の処方がステロイド(主にロコイド軟膏)から急速に入れ替わっています。
以下その理由についてお話します。
(1/7) pic.twitter.com/ylJdssP4MI— わかばひふ科クリニック公式 (@wakaba_hifuka) February 10, 2023
現在、実際に当院でお話をしているアトピー性皮膚炎の治療薬の選び方について
まとめて記事にしてみました。
もしも興味がありましたら読んでみてくださいね。
デュピクセントのペン型を使用している患者さんへのお知らせです。
昨年末に当院でも発生していたデュピクセントペン型の先端部の押し込み困難例ですが、
メーカーさんによると他にも同様のケースが発生していたようです。
当院のケースでは無理やり打ったとのことですが、事故の可能性があります。
もしも通常の力で押しても薬液が出ない状況のときは使用を中止し、
未使用品をそのまま処方医療機関に提出ください。
あとは医療機関経由でメーカーさんに確認の上、
代替品を無償で提供いただけるとのことです。
無理な使用はお控えください。
もう年の瀬が迫ってきました。
皆さん、年末年始のスケジュールはお決まりでしょうか?
当院も年末年始のお休み期間は発表済みですので、ご確認を宜しくお願いします。
今回は帰省と赤ちゃんのお肌の関係についてです。
帰省すると赤ちゃんの肌は荒れますよ?まあ、仕方が無いのですが。
なぜ荒れるか?
いつもと違う行動を取るからです。
スキンケアの状況ですが普段お家にいるときとはどうしても同じには行かないですよね。
使用している保湿剤も持っていけないとか忘れたとかという話もよく聞きます。
あとはお風呂。温度も違えば浴室のレイアウトも違う。
当然脱衣所の状況も異なるので、いつもと同じには絶対に進めることができません。
あと、実家ってだいたいお家が古いので寒かったりしますよね・・・
入浴時間についてもおうちと同様には行きません。
回数だって、入れる時間だって変わります。
あとは移動そのものが皮膚が荒れる原因となります。
汗だくでの移動。
外は寒いので厚着させると今度は中の気温で汗だくになります。
洋服の着せ替えも狭い面積で行わなければなりません。
電車や飛行機だと湿度もかなり低いですよね。
車は車でシートベルトに押さえつけられてあせもができそうな状態になっています。
そして通常と異なる環境で大泣きする子もいるでしょう。
これらの要因はが積み重なり、結果的に帰省時には赤ちゃんのお肌には大きなストレスがかかります。
結果として荒れる
という訳なのですね。
では対策はどうすればいいのか?
まあ、一番良いのは規制しないことですが、さまざまなしがらみもあり、そういうわけにもいきません。
現実的に最も有効な対応策は、荒れるものと思って予め準備しておくことですね。
帰省先との打ち合わせをしっかりと行い、赤ちゃんのケアを行う時間を確保すること。
必要な物品は予め調達し発送するもしくは購入して準備をしておくこと。
スケジュールを確認し、時間に余裕を持って行動すること。詰め込混ないこと。
などは予め行っても良いでしょう。
事前の準備と余裕を持った行動。この2つを気をつけるだけでもずいぶんと赤ちゃんのお肌の状況を買えるでしょう。
ことしもあと1ヶ月です。しっかりとスキンケアをしていきましょう。
2022年12月より、サイバインコの投与制限が解除になります。
今までは新薬ということもあり、2週間の処方制限がありました。
しかし販売開始から1年が経過したとのことで処方制限が解除になります。
当院でも4週間を限度に処方を行うことになります。
(その他のアトピー性皮膚炎内服薬も4週を限度に処方しています)
何度も処方のために病院に通ってもらうのも大変ですからねえ…
それに伴い、当院の全身療法もまた一つ武器が増えることになりました。
今回はその治療法を年齢制限という面から確認したいと思います。
12歳以上
・リンヴォック 15mg(通常量)
・サイバインコ 100mg(通常量)、200mg(倍量) ←New!
13歳以上
・ミチーガ皮下注
15歳以上
・デュピクセント皮下注
・オルミエント 4mg(通常量)
・リンヴォック 30mg(倍量)
となります。
今回の変更に伴い、12歳から常用量で内服しても効果の出ないアトピー性皮膚炎の患者さんには早い段階から倍量投与が可能になりました。
今までは15歳からでしたので治療の幅が一段と広がったものと考えています。
上手に薬を選んでアトピー性皮膚炎をしっかりと抑えていきましょう
デュピクセントを始めとする次世代型アトピー性皮膚炎の治療が開始されて4年目に入りました。
オルミエント、リンヴォック、サイバインコ、ミチーガと薬の種類も増え、使用中の患者さんも増えてきています。
それに伴い進学転居などの社会的変化に伴い転院されるかたも増えてきました。
その方にはもちろん転居先で治療を継続するようにお話をし、紹介状を記載しています。
紹介状にはいくつか記入が必要な事項もあるのですが、紹介状にそれが抜けていることを経験したために今回記事にします。
いや、だってこれが書いていないとおくすりを処方できないんですもの。
アトピー性皮膚炎の治療薬は非常に高価です。窓口で支払う金額でも十分に高価なのですが、それ以外の7割(から9割)の金額は実は保険者から出ています。
そのお金はもとをたどると毎月給与から引かれている保険料および税金となっています。
医療機関は毎月保険者にレセプトという名前の書類を提出し、その金額を請求することになっているのですが、そのレセプトには必ずいくつかの事項を記載しなければなりません。
特にアトピー性皮膚炎の場合には上記の写真にあるIGA、EASI、BSAというデータを記載する必要があり、そのデータがある数字以上でないと処方できないルールになっております。
で、問題になるのが治療中に転院した場合。調子が良くなって転院すると、転院先の病院でとった数字ではクリアできなくなる可能性があるんです。
この数字は患者さんがある時点でクリアしていることが証明できればいいので、一番合理的なのが全身治療を行う前の調子が悪い段階でのデータを使用することなんです。
なので、転院前の病院が持っているそのデータが一番大事なのですが、その数字が書いていない。となると転院先の病院は途方にくれてしまうのです。
もちろん、一番悪いときのデータを見ることでもともとその患者さんがどのくらい重症なアトピーだったのか、ひいてはどれだけしっかりと治療を行うべきなのかを知ることも大事なのですが。
なので、転院前の病院にお願いです。このIGA、EASI、BSAのデータはかならず紹介状に記載してください。処方薬のデータは患者さんのお薬手帳を見ればある程度確認できるのですが、この3点だけは紹介状に記載が無いと全く判断ができません。
あとは患者さんも可能であればこの3つの数字は教えてもらってお薬手帳などにメモしておくと良いかもしれません。実際に起こりうる話ですが、洪水で・地震でクリニックのデータが全部なくなってしまうことも理論的にはありますから。しっかりと自己防衛することも大事ですよね。
転居するときには紹介状をしっかりと書いてもらいましょうね。
冬になってきました。乾燥の季節です。
手荒れの患者さんも多く、悪化再発も良く聞く話となります。
以前より取り扱いをしておりましたが、低刺激性の綿製手袋の紹介をしていきましょう。
こちら、タダのコットンではなく、特殊な加工がされたコットン製品です。
刺激感を取り除き、柔らかい肌触りの製品となっております。
手荒れ対策の手袋については随時受け付けに用意しておきますので、
ご希望の方はご相談くださいね。