わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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しもやけ

しもやけ警報発令中

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冬も深くなり、毎年恒例の「雪に注意」がマスコミから出てきました。

今日の夜から明日の朝までどうも雪が降るようです。

時期を考えると地面の温度は十分に下がっていないので、

積もることは無いかと思いますが。

 

但し、気温はかなり下がっています。最高気温で10度以下、最低気温が0度くらいになりました。

実際の温度を考えると、早朝から朝にかけては5度以下といったところでしょうか。

 

そして、明日は雨。

ということは、結構な確率でしもやけになる子どもが出てくるでしょう。

要注意です。

 

さて、しもやけの対策ですが、まず、予防です。

暖かい靴を用意すること。可能ならスキー場などに行けるくらいしっかりとした防寒の靴を使いましょう。

同様にしっかりとした手袋や耳あても用意してあげてください。

靴下も忘れずに準備してください。

なお、靴下は替えを必ず持たせてください。

登校時に濡れたらすぐに。濡れなくても汗をかきますから昼休みか放課後に変えるようにお話しましょう。

 

帰宅したらすぐに暖かいお風呂に入れてください。無理でも足浴はさせたほうがよいでしょう。

床暖房やこたつもしっかりと準備してください。

室内でも暖かく乾燥した靴下を履き、スリッパや室内ブーツを履かせることで十分に予防ができます。

こたつもよいでしょう。

くれぐれも裸足でフローリングの床を歩かせないでくださいね。

また、温度の下がる時間帯にでは特に不要不急の外出は取りやめたほうが良さそうです。

 

残念ながらしもやけになってしまった場合、痒くなることが有ります。

保温に気をつけることも大事です。また、痒みにはステロイドの塗り薬も有効です。

 

ここまですれば、しもやけはしっかりと予防できます。

頑張って。

指先もしもやけ対策をしていますか?

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今年の秋は短かったですね。

もう、既に西日本でも初雪が降っているところもあるようです。

 

さて、山形に長年住んでいて、東京に引っ越しをした後に

子どもたちの冬の登校風景を見ていて思ったことが有ります。

それは、手袋が薄いことです。

山形では、厚い合成皮革やゴアテックスの手袋をみんなしていましたが、

東京の子はあまり手袋をしていないですね。

手袋をしていても毛糸の薄い手袋をしていることが多いようです。

 

東京と山形の朝の気温はじつはそう大きな違いはありません。

唯一の違いは雪が降るか否かだけです。

しかも、雪が降ったほうが気温が高いこともままあります。

(放射冷却で気温が下がるため、晴れた日の方が最低気温は低くなる傾向があります)

逆に東京の子の方が指先が冷たくなっているような気がします。

東京と山形のしもやけの子のでき方に大きな差がないのは、このようなことも有るのでしょう。

 

 

この手袋も、山屋さんや。スポーツショップでしっかりとしたものを買うことが出来ます。

ですので、しもやけが心配な方は一度探しに行ってはいかがでしょうか。

モンベル(montbell) サーマルグローブ K’S 4-12 1108010 RBL

靴で始めるしもやけ対策 屋外編

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木枯らしも吹き、そろそろ街も冬支度を始めています。

吉祥寺駅前もイルミネーションが灯り、華やかになりました。

 

さて、しもやけ対策のお話、3回めは靴のお話屋外編です。

今の時期の子どもの靴を見ていますが、あまり夏と代わり映えしない印象があります。

特に男の子はまったく同じ靴で走り回っていますよね。

これでは足先が冷えてしまいます。

 

今回も山屋さんからご紹介しようかと思ったのですが、それではあまりにも芸がないので、

別のところから話を持ってきたいと思います。

また、登山靴などでは走り回るにはあまり向いていないですからね。

 

今回紹介するものは「スノトレ」です。

正式にはスノートレーナー。雪の降る環境の中でも使うことが出来るスニーカーです。

 

恥ずかしながら東京に引っ越しをして数年。スノトレの存在を忘れていました。

数年前に思い出し、お店で探したのですが、どこにもおいておらず、結局インターネット通販で購入しました。

毎年、お店に行っているんですが、毎年見つかりません・・・

 

でも、実際に履いてみると全然違います。

スニーカーの布張りとは違い、全体的に通気性のない素材で出来ていますので、

冷たい風は靴の中には入りません。

また、防水素材ですので、雨や雪の浸透も大分防ぐことが出来ます。

 

まあ、一番の問題は東京ではお店に置いていないことなんですけどね・・・

でも、足先の寒さは大分違います。オススメですよ。

NIKE(ナイキ) スノトレ スニーカー スノートレーナー 2 GS キッズ レディース 472624

靴で始めるしもやけ対策 室内編

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さて、少し間が空きましたが、しもやけ対策のお話です。

今回は靴下に続き靴のお話をしていきましょう。

今回は室内編です。

 

室内ではみなさん何を履いているでしょうか。スリッパ?あるいはムートンで出来たブーツ?

小さな子の場合はいかがでしょうか。

 

・・・結構みんな裸足なんですよね。

 

裸足の欠点は2点あります。

まず。一つ目。足の裏が乾くこと。

これは足の裏にいる皮脂がフローリングなどに吸われてしまうからなんですね。

そのために足の裏が乾いてしまう。

2つ目は足先が冷えることです。

冷えることが問題なのではなく、正確には汗をかいて濡れた足が冷えること。

これは完全にしもやけの原因となります。

 

対策は、靴下を履くことなんですが、これは意外に難しかったりします。

子どもによっては自分で靴下をとってしまうこともありますし、滑って転んでしまうことを心配される方も多いです。

また、スリッパも同じような問題を抱えています。

 

ここで一度見てほしいものが有ります。

それは「キャンプシューズ」です。

このシューズは本来はキャンプ用のものです。山の上でキャンプをするとき、テントの中を歩けるように設計されたものです。

つまり、一般の室内用シューズよりも過酷な環境で使用することを想定されていますので、

防寒についてもバッチリです。

もちろん底面もしっかりとしています。

 

一般の室内で履くにはやや重装備かもしれませんが、

しもやけや足先の冷え、乾燥が気になる方は一度考えてみても良いのでは無いでしょうか。

大人用でしたらもっと沢山の種類がありますよ。

(モンベル)mont-bell クリマプラス100 プリント キャンプシューズ

しもやけ対策はまず足元から

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いやあ、寒いです。

毎日最低気温が切り下がる毎日にすでに心が折れかけています。

この冬はじめてモモヒキを履きました。

 

さて、しもやけのお話の続きです。

対策は兎にも角にも冷やさないこと。濡らさないこと。

特に靴下の対策は非常に重要になります。

 

靴下はみなさんは何を履いていますか?

ご近所で買ったものでしょうか。

でも、冬だけは少し違うところで買ってみませんか?

 

それはどこかというと、山屋さんです。

スポーツ用品店もこの時期はスキーやスノーボード用品が沢山並んでいます。

また、山屋さんには冬山用の装備が沢山並んでしますよね。

その中にもちゃーんと靴下も有るのです。

スキー用、山用、自転車用・・・

たくさん種類が有ります。当然保温効果も厚さも、ついでに値段も様々です。

暖かい靴下を履くだけでも、十分にしもやけの予防になりますよ。

 

一度探してみてはいかがでしょうか。

モンベル(mont‐bell) メリノウール チューブソックス Baby’s サンフラワー SUFモンベル(mont‐bell) ウイックロン チューブソックス Kid’s

 

こちらはアウトドアブランドのモンベルさんの子供向けソックスです。

踵の部分に曲がりのないチューブ状になっていますので、サイズの融通がある程度可能です。

良かったら試して見てくださいね。

(Special Thanks 上林洋平 氏)

この冬最初のしもやけの患者さん

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だんだん寒くなってきましたね。

しかも、今日は夕立がありました。

たったの10分でしたが、まるでゲリラ豪雨のような雨。

11月にこんな雨が降ることってあるんですね。

 

冬になり、雨が降った後に出てくるのがしもやけです。

しもやけの原因はわかっていません。

体質もあるようです。

寒いところで起きやすいかというとそうでもありません。

確かに山形に比べ、東京では患者さんは少ないですが

23区よりも多摩地区の方がしもやけにはなりやすいように思えます。

 

そして、こんな天気の中、自転車で通勤していたので、

足先がだいぶ冷たくなってしまいました。

しもやけ?と思ったのですが、なんとか大丈夫みたいです。

 

でも、水曜日にはしもやけの子が来るかもしれませんね。

ちなみに、しもやけの症状は塗り薬を適切に使うことで抑えることが出来ます。

心配な時には一度受診してくださいね。

しもやけ注意報発令中

いや、誰も言わないみたいなので、勝手に発令しました。

 

しもやけは凍傷と違って、気温は0℃以上でも出ることがあります。

0℃から10℃くらいの気温で、濡れた足のままだとすぐに出来ます。

遺伝するので、両親のどちらかがしもやけ持ちだと要注意です。気をつけましょう。

 

では、何を気をつけるべきか?

それは冷やさないこと、濡らさないこと。

靴はしっかりと乾燥しているものを履くこと。

帰ってきて靴が濡れていたら、室内に持ってきて暖房に当ててあげましょう。

中には新聞紙をいれて、水分を吸収させるように。乾燥剤も有効です。

 

靴下も可能ならスキー用などの厚手の物で外に出ましょう。

学校に行く時には替えの靴下を持っていったほうがいいでしょう。

なお、学校では、靴は教室の中まで持って行って、乾かすこと。

登校途中に濡れた靴を下駄箱に入れっぱなしにしておいて、

下校時にその靴で帰ると確実にしもやけはひどくなりますよ。

 

症状が出たら薬を塗って、温めること。あくまでも印象ですが、こたつは結構有効です。

 

一般的にしもやけは子供の病気です。

特に幼稚園児から学童期に多く見られます。

たま~に大人もいますけど、あまり数は多くは無いです。

もしも、大人で、いつまでも治らないしもやけがあったら・・・

早く病院に行って、検査しましょう。GWまで残っている人は要注意です。(北海道除く)

 

でも、しもやけの治療法や予防法って、自分が子供だった時とほとんど変わっていないんですよね。

確かに、困ってはいるけど生命に別状のない病気ですし。

たしかに、しもやけで皮膚の検査をしましょうと行ったらみんな嫌がりますもんね。

難しい問題です。むう。