わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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病気の話

生まれて2回めの虫刺され 3日目

前回の続きです。

その翌日の話ですね。

 

まだ触ると温かい感じは見られます。

しかし、刺し口周囲の硬さはなくなってきました。

痒みも全く無いようですね。引っかき傷もありません。

 

こんな感じです。

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赤みの真ん中のすこし硬い感じがなくなったことがわかりますか?

 

ピークは過ぎましたが、まだ薬は塗ったほうが良さそうな状態です。

早く治したいのであればなおさら必要ですね。

 

生まれて2回めの虫刺され 2日目

今回もまた下の娘の話の虫刺されの話です。

 

刺されたのは保育園での一時保育中。

プチ遠足に出て刺されたそうです。

 

当日の午後に痒がっていましたが、

2日目に入ってもう痒みは引いたみたい。

掻破行動もありません。

 

腫れ方は当日午後と同じくらい。

しかし、触った時のしこりは当日より2日目の方が強いようです。

こんな感じ。

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流石にあまり放置するのもよろしくないので、

very strongの強めのステロイドの外用を開始しました。

 

治るまでもう少し時間がかかりそうですね・・・

はじめての虫刺され

そろそろ2歳になる下の娘ですが、初めての虫刺されの洗礼を受けました。

散歩している時に刺されたようです。

 

現在の写真がこちら。

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だいぶ落ち着いていますが、まだ残っていますね。

 

刺された日ははっきりせず、翌日には虫刺されになっていました。

興味深いのは痒がっていないこと。

脇で見ている方が痒くなってくるくらいなのですが、

本人は至って平気な顔をしています。

それに油断をしていて、薬をほとんど塗らなかったら数日してこうなりました。

 

見事に色素沈着になっています。

この夏はしばらく黒いシミになってしまうでしょう。

 

早めにガッチリと薬を塗れば、多分ここまで残ることはなかったはず。

痒くはなくても皮膚の下にはしっかりとした炎症が起きています。

そして、そのままでは色が残ってしまいますので、

早め早めに治療を開始したほうが良さそうです。

 

というわけで我が家の虫刺されでした。

ちなみに姉と両親は未だに虫に刺されません。

・・・よっぽど美味しかったんでしょうね。

去年買った日焼け止めを使っていませんか?

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外来で診察をしていて気になったことです。

どうも去年買った日焼け止めを今年使用して荒れた人がいるようなんですよね。

昨年のものを今年使用することはお薦めしません。

 

日焼け止め自体でかぶれることはほとんどありません。

小さな子どもやアトピー乾燥肌持ちの子で経験しますが、

健康な大人ではまず見たことがありません。

でも、それは新品の場合。

劣化したものがどうなっているのか?

実はよくわかりません。メーカーでも把握していないかもしれません。

でも、化学物質ですから時間の経過とともに変性を起こすことは十分に考えられます。

チューブを開けると入ってきてしまう空気や酸素が原因だったり、

温度変化が原因だったり。場合によっては紫外線かもしれません。

 

化粧品やスキンケア用品だって化学製品です。

時間が経つと必ず変質する可能性は考えなければいけません。

ですから、きちんと新品を購入して、新しい物を使いはじめる。

シーズンが終わるときには余っているものは捨てる。

という風に、しっかりと後始末をすることが大きな予防になります。

 

だってねえ、

日焼け止めを予防するハズのスキンケア用品でカブレてしまって、

夏になる前から色素沈着を起こすなんて、イヤですよねえ。

 

というわけで、古くなったスキンケア用品はきちんと捨てて下さいね。

 

今年最初の虫刺されは悪くなる?

最近そのように思えるのですが、実際のところはどうなんでしょうか?

 

免疫反応としての虫刺されを考えてみましょう。

時間がある程度経過することにより、免疫反応が活性化されることは知られています。

特に円形脱毛症の局所免疫療法。通称かぶれ治療ですが、

どれだけ塗ってもかぶれる反応が無い方に対して数ヶ月間のインターバルを開けると、

再度かぶれるようになることが知られています。

 

同様のことは虫刺されでも起こる可能性があります。

したがってしばらくインターバルが空いた後に再度同じ刺激を受けると、

その前よりも強くなる可能性がある。

つまり、その年の最初の虫刺されが強くなる可能性は十分にあると思われるのです。

 

また、刺された側の要素も関係しているかもしれません。

つまり、刺される人が予想出来ていないこと。

だから、しばらくぶりの虫刺されに対して心理的に準備ができていないために

引っ掻いたり、動いたりすることにより、虫刺されはより強くなる。

という可能性は考えられるでしょう。

もう一つは薬の問題。

虫よけにしても虫刺されの薬にしても、現在手持ちはありませんよね。

なので、刺される、治らないというのもあるかもしれません。

 

こうして考えて見ると、明らかなデータはありませんが、

その年最初の虫刺されは悪くなる可能性は満載ですね。

 

というわけなので、最初の虫刺されは十分に気をつけて

しっかりと予防。しっかりと治療を行うようにしてください。

 

帯状疱疹にも流行があるのか?

流行といったものがあるのかどうかは知りません。

でも一つ言えるのはどうも最近患者さんが増えてきた印象がありますね。

 

原因としてまず思い当たるのはGWです。

みんな疲れたのかな?寝不足になったかな?

あとはGW明けに溜まった仕事を一生懸命に片付けたからかな?

などと考えてしまいます。

 

ちょうど今は気温も上がりつつあり、疲れも溜まりやすくなってきています。

くれぐれも疲れを残さないように夏を迎えましょう。

 

採血をしてみました

ゴールデンウイークも終わったので、採血をしてみました。

 

その結果がこちら。

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なぜにそのようなことをしているのか?

あることを始めようとしているからです。

そのあることとは・・・?

 

次回、乞うご期待です。

運動会の前はイボの処置はお休みです

GWも終わり、そろそろ運動会の準備が始まった学校も有るようです。

今回はその運動会と皮膚科のお話。

 

小学生によくある皮膚の出来物といえば言わずとしれたイボです。

正式名称は尋常性疣贅。

皮膚にしっかりとくっついているために薬では取ることができず、

液体窒素による処置は最も一般的です。

 

実は、これが運動会とは相性が非常に悪いのです。

液体窒素の処置の目的はイボごと皮膚を水ぶくれにすること。

で、運動会やその練習でその水ぶくれが破れてズルムケになってしまうことがままあります。

運動会は結構な割合で裸足でおこなうので、皮膚が剥けた状態では

かなり辛いことになってしまいますよね。

 

ということで、運動会のまえ1週間程度は

足の裏や足の指のイボの処置は控えておいたほうが良さそうです。

自主休診でも構いませんよ。

 

でも、運動会が終わったら早めに処置は再開しましょうね。

蕁麻疹の増加はゴールデンウイークのせいなのか?

もうおやすみは終わり数日経過しました。

皆様、平常運転になれました?

 

というのも、GW終了後、微妙にではありますが、

大人も子どもも蕁麻疹の患者さんが増えているからです。

 

いずれも原因は疲れから。寝不足も有るのかな?

蕁麻疹の原因として一二を争うくらい頻度の高いものですが、

お話を聞いている限り、疲れからの蕁麻疹が多いように思えます。

 

赤ちゃんだって子どもだって、一日移動すれば疲れます。

いっぱい遊べばくたくたになり、蕁麻疹は出やすくなります。

そして、翌日から学校に保育園に平常運転だと、どうしても体力の回復には

至らないために、蕁麻疹が発症しやすい状態が続いてしまうのです。

 

ということで、蕁麻疹。今の時期にはいっぱい出てくるんです。

まず早めに飲み薬を飲んで、しっかりと蕁麻疹を抑えてあげましょう。

多くの場合は1回薬をのむだけでも随分できにくくなりますので、

早めの治療をおすすめします。

 

虫刺されが増えてきました

5月に入り、ゴールデンウイークが終わりました。

気温も徐々に上がってきたために虫の活動も活発になってきたようです。

 

東京都内での虫刺されが増えてきました。

まだヤブ蚊はいないようですが、

いろいろな虫刺されが出ています。

 

刺した虫の種類によっては長引くこともあります。

心配な時には早めに皮膚科を受診してくださいね。