わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

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脇汗用の塗り薬が処方可能になりました

ちょうど冬なので、皆さんあまり気にされなくなりましたかねえ?

先月から脇の多汗症。いわゆる脇汗用の塗り薬が処方開始となりましたので、

今回はそのお話をしていきたいと思います。

 

処方できるようになったのは

エクロック

というお薬になります。

 

効果は脇汗の抑制です。

 

汗の出る管に作用する神経をブロックすることにより、汗の減少を図る薬剤ですね。

効果は結構あるようでしてその日から汗の出が明らかに減ることも分かる人がいるようです。

また当院で購入できる塩化アルミニウムとは作用する場所は異なりますので、

併用することも可能であり、より効果が期待できる可能性があります。

 

ただ、この薬剤は神経に作用するものですので、いくつか注意点があります。

まず前立腺肥大症、緑内障がある方は使用不可能です。

少なくとも内科尿器科・眼科主治医からの使用の許可を貰う必要があります。

これは塩化アルミニウムとは異なる点です。

 

また副作用として、目が霞む・にじむ、口の中が乾くといった症状が発生する可能性があります。

塩化アルミニウムと同様にかぶれるリスクもありますねえ・・・

 

塗り方ですが、一日1回、朝もしくは寝る前に塗ってください。

プッシュ式で排出されるゲル状の薬剤ですので、

薬の蓋を流用したアプリケーターの上にそれぞれワンプッシュし、左右に塗ってください。

都合2週間、28プッシュで1本となります。

 

いままで脇汗の簡単な治療法というのは塩化アルミニウムしかありませんでした。

あとは手術という大掛かりなものになっていたのですが、

エクロックの処方開始により治療の選択肢が増えて来たのはありがたいことです。

 

しっかりと塗って、しっかりと汗を抑えていきましょう!

3月6日満員のお知らせ

わかばひふ科クリニックより予約状況のお知らせです。

 

3月6日土曜日

 

いずれも予約にて定員いっぱいとなっております。

 

現在新型コロナウイルス対応の一環として、

待合室の過密予防のために予約満了時の新規受付は中断しております。

 

予約状況によりますが、直接来院された場合でも、

後日に再度予約を取り直して頂く可能性がありますこと

ご了承ください。

 

感染防止にご協力をお願いいたします。

そろそろ加湿器の準備しませんか?

秋も深くなってきました。
気温もじわじわと下がってきました。
今回はそんな秋の準備のお話です。

日中の湿度を確認すると、連日50%を割るのが当たり前になってきました。
夜間の湿度もじわじわと下がってきています。

またエアコンの稼働時間も徐々に伸びてきたと思います。

そうなってくると問題になるのは室内の湿度。
だいぶ下がってきているはずです。

そうです、そろそろ加湿器の出番がやってきたのです。

そろそろ日中の居室、夜間の寝室の加湿器を動かしていく必要が出てきましたね。

乾燥肌対策にも加湿器、準備しましょうね。

2020年12月5日 臨時休診のお知らせ

臨時休診のお知らせです。

 

12月5日土曜日

は臨時休診となります。

 

予約も不可能な状態になりますので、

ご注意ください。

 

よろしくお願いいたします。

手荒れの季節到来のお知らせ

洗い物をしているときに水が冷たく感じられる季節がやってきました。

我が家でもそろそろ洗い物をお湯で行うようになってきました。

 

ということは手荒れの季節の到来でもあります。

お湯よりも水の方が手の油分を保持してくれますので、

お湯に変わるこの時期から徐々に手指の乾燥は悪化してくるのです。

 

ということで特に家事仕事をしているみなさん。

手荒れ対策の準備を始めていきましょう。

今年は例年以上にしっかりとしていきましょうね。

消毒剤の使用も増えていることですし、がっちりと洗い、

ガッチリとケアをしていく。

そんなNewNormalの生活が必要となります。

 

準備はいいですか?

デュピクセントのペン型注射器が発売されるようです。

11月からとのことでした。

あ、金額は今までのとはほとんど変わりないようですよ。

 

デュピクセントの自己注射の注射器が変わるようです。

いままでは普通の注射器に安全装置がついたような形でしたが、

今後はペン型の製剤が出るようになります。

 

ちょうどエピペンのように

皮膚に強く押し当てると、シリンジが自動的に動作して、勝手に注入してくれるようです。

まあ、速度の設定はできませんので、ゆっくりと注射したいという方には不向きかもしれませんが、

難しい手順が必要なくなるので、簡単にはなります。

 

発売は11月頃を予定しているということで正式な日程はわかりません。

また、電子カルテでの対応が終了次第使用開始になるので、

発売開始即使用開始とはなりませんが、遅くとも年内には使用開始できるかと思います。

 

使用開始と前後して該当者にはアナウンスさせていただきます。

ぜひ検討してみてくださいね。

保湿剤の衣替えも必要ですね。

秋が徐々に深くなってきました。

気温の低下も少しずつ進んでいるようです。

同時に湿度も少しずつ下がってきました。

 

ということで、当院でも少しずつ保湿剤の衣替えを行っております。

フォームだった人はローションに

ローションだった人はクリームに

少しずつ変えていっています。

 

皮膚の乾燥具合が主体になりますが、

その子がもう冷たいのはいやだ。とかベタベタしたほうがいいとか

意見がありましたら積極的に説明ください。

使い心地も大事ですので、使用感の良い製品に切り替えを進めていきます。

 

もちろん今までの方がいい子、あまり乾燥の悪化が無い子の場合は

夏と同じものを使用していくこともありますので、ご心配なく。

 

季節が変われば症状も変わる。

症状も変われば処方も変わる。

 

ということで、衣替えを進めていきますので、

もしもしばらく受診していない方がおりましたら診察を検討ください。

夏と一緒をいつまでも続けるのはあまりいい方法ではありませんよ。

 

というお話でした。

シダトレンの処方は来年3月をもって終了となります。

今回は薬剤のお話です。

当院で処方を行っております花粉症の舌下免疫療法の治療薬である、

シダトレン

の販売終了のアナウンスがなされました。

2021年3月末をもって終了となります。

 

終了となる理由は後継薬の存在です。

シダキュア

が現在同様の目的で処方されておりますので、シダトレンがなくなったとしても

薬剤の変更があれば影響は少ないためです。

 

なお当院では本年に入ってからシダトレンの処方履歴はありませんが、

ご無沙汰処方の可能性もありますので、アナウンスさせていただきます。

 

シダトレン使用中の方はおいおい切り替えが必要になりますね。

乾燥肌が徐々に増えてきた印象があります

直接データを取っているわけではありませんが。

 

ここ1週間から2週間ほど、乾燥肌の受診が増えています。

定期的に受診されている方でも悪化したとの訴えが増えてきました。

 

時期的にちょうど湿度の低下が徐々に進み乾燥の悪化が見られる時期です。

また気温の低下傾向もあり、シャワーなどのスキンケアの低下があること、

風邪を引いてしまい全身の体調が悪化したこと

 

などから湿疹が悪化する要因が揃ってきた印象があります。

 

ひっかきが強くなってから治療開始するよりも乾燥だけが見える段階で

治療開始したほうが必要な薬の量もコントロールの状態も

全然変わってきますので、乾燥肌の段階で受診して治療を開始したほうが

よろしいかと思います。

 

というお話でした。