わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

日焼け止め

運動会の後に皮膚が赤く、痛くなったら・・・

運動会シーズンですね。

先週の日曜日もいろいろなところで運動会が行われていたようです。

今週末も多分、たくさんの運動会が開かれるのでしょうね。

 

運動会が終わった翌日から悩まされるのが、日焼けです。

そうですよね、5月の下旬と行ったら一年の中でも紫外線がかなり強い時期に当たるわけです。

その中、1日中外にいれば日焼けもするってぇものです。

 

日焼けの炎症は大きく2つに分けることができます。

熱エネルギーによるやけど、

紫外線による炎症

と考えるとわかりやすいでしょう。

 

やけどは読んで字の如くです。

ひどい人では水ぶくれになることもありますからね。

紫外線による炎症も同じようなものと考えて良いかもしれません。

 

つまり、皮膚の表面では炎症とヤケドが同時に起きているような状態です。

 

なので、一番簡単な対処法はとにかく冷やすこと。

シャワーや水風呂で物理的に温度を下げてしまいましょう。

保冷剤や氷嚢を使ってもいいでしょう。

人間の体内で起きているすべての活動は突き詰めてしまえば化学反応です。

昔、学校で習ったとおり化学反応には温度が重要な役割を果たします。

温度を下げれば反応は弱くなります。

一般に人間の体内で起きる反応も温度が下がることで一気に弱くすることができます。

したがって温度そのものを下げることは対処として有効なのです。

 

しかし、ここで注意を一つ。冷えピタシートでは物理的には温度が下がりませんのでご注意を。

 

また、皮膚の炎症に対してはステロイドの塗り薬も有効です。

ヤケドによるひりひり感や炎症による赤みもすべて落ち着けてくれるすぐれものです。

治療にかかる期間も数日間だけですから、副作用の心配もほとんどありません。

安心して使っていただいて構いません。

治療後に皮膚の色が黒くなることがありますが、こちらは薬の副作用ではなく、

炎症やヤケドに友なものですので、ご心配なく。

 

それでは、運動会にいってらっしゃい。

 

 

あ、前回の記事の追記です。

日焼け止めを塗り忘れるところとして、頭のてっぺんがあります。

丁度髪の毛の分け目の部分にかなり日焼けができますので、

そこにも日焼け止めをしっかりと塗りましょうね。

運動会と日焼け止め

a0790_000246

運動会シーズンになりました。

私が子供の頃は運動会といえば毎年秋だったのですが、

最近は春に運動会を行うところも多くなったようですね。

今週、来週に運動会を行うところも多いようです。

 

運動会の準備、いろいろありますが、忘れてはいけないのは日焼け止めです。

太陽の高さが高いということは紫外線の量も多いということ。

しっかりと日焼け止めを使うようにしましょう。

 

さて、ここで気をつけてほしいことがあります。

昨年蓋を開けたものをそのまま使用していませんか?

これ、あまりオススメは出来ません。

というのも、蓋を開けて時間が経っていると、劣化や変質の可能性があるからなのです。

 

蓋を空けることにより、空気中の雑菌が侵入します。

また、日焼け止めの成分も時間とともに変質し、

日焼け止めの効果が落ちる可能性はあります。

また、場合によってはかぶれたりすることもあるでしょう。

 

ということもあり、蓋を開けたままの日焼け止めはあまりオススメできませんよ

というお話でした。

 

皆さん、運動会がんばってくださいね!