今回は前回に引き続き、足先の乾燥のお話です。
そして、今回は赤ちゃんよりも大きな年齢の子たちへの対処の方法です。
少し年齢が大きくなってくると、また様相は変わってきます。
変化の一番の原因は自分でいじってしまうこと。
赤ちゃんは気にはしますが、いじりません。
でも、幼児期以降になると自分でいじってしまうのです。
それで悪化してしまう。
では、どのようなことをしているのか?
まず、むしっています。
むしることにより、亀裂はより深くなります。
当然、痛みやかゆみ、しびれといった症状もより強く出現します。
もう一つ大事な点は出血すること。
それを気にして更にいじってしまう子もいますし、
出血した血液の中には痒みを増強する成分も含まれています。
そのためにより痒くなってしまうんです。
同様に、深く割ってしまう子もいます。
これも悪化する原因になりますし、深すぎる傷を作ってしまうと、
最終的には一生残る傷になることもあります。
また、細菌がついてしまうと二次感染を起こし、かなりの痛みが出てきます。
対処法は赤ちゃんと同じです。
靴下が一番大事。
でも、幼児になると靴下を脱いでしまうんですよね・・・
難しい問題です。
諦めずに履かせ続けるしか無いでしょう。
あと、カットバンはあまり良くないです。
特に粘着剤の張り付いた部分にふやけが出来てしまい、
割れがひどくなることがよく見られます。
乾燥をきらうあまりふやけさせると逆に悪化しますので、
注意してくださいね。