ぼく じてんしゃに のれるんだ
わたなべしげお作 おおともやすお絵
誕生日に自転車を買ってもらったくまくん。
最初は補助輪をつけて練習しました。失敗もあるけど、最後には上手に乗れます。
でも、友達から言われました。まだ補助輪つけているの?
そこでくまくん、補助輪外しに挑戦です。
さあ、一人で転ばず、補助輪なしの自転車に乗れるでしょうか。
くまくんシリーズです。
子どもを自転車に乗れるようにするのはパパの役目と思っていましたが、
最近の公園では教えているのがママのことがおおく、びっくりしました。
多分パパとママによって、自転車の乗せ方は違うような気がします。
もちろんこの本でもパパとママが子どもの練習を見ている時の態度は大きく違います。
おおらかなパパと、心配症のママの対比が興味深いものがあります。
そして、自転車の練習に一番大切なものは本人のモチベーションです。
友達に補助輪をつけていることを言われてしまい、本人が補助輪外しに奮闘するのは
どこの子どもも一緒です。
「補助輪無しで自転車にのってやる」という気持ちがじつは最も早く上手に自転車に
乗る方法なのでしょう。
子どもの乗った自転車を後ろから支えるのがいいか、子どもをその気にさせて、
少し遠くから見る方がよいのか、考えました。
あなたが最初自転車に乗れるようになったのは、どんな時でしたか?
子どもにはその時のお話をしたことがありますか?
もしもまだのようでしたら一度、話をしてあげるといいかもしれませんね。