わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ
わかばひふ科クリニック院長野崎誠(皮膚科医)及びスタッフのブログです。

医療の事、病気のことだけではなく、子どもに関する話や
それぞれの趣味の話などを掲載しております。

2017/3/14
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2021/3/1
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2023/1/3
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最新の情報はこちらかもご確認ください。
2023/1/3
Noteはじめました
ブログよりも長くなりそうなお話、まとめたお話はこちらで記事にしております。



ブログ一覧

2019年末までの混雑状況について

年末までの混雑状況についてです。

 

平日はまだ大丈夫。

土曜日ですが、

14日は予約枠はすべて埋まっています。

21日は11時台のみ予約枠に残あり。

28日はまだ余裕あります。

 

予約状況は随時変更されますので、

受診希望の方はこまめに予約をご確認ください。

 

年末の混雑状況についてでした。

最近手足が赤くなるウイルス性発疹が増えているのか?(2019年12月)

ここのところ忙しくてブログの更新が滞っています。

ウェブサイトの表紙を見ているとわかるんですが、

毎日の人気ページがランキングで掲載される設定になっています。

大体いつも同じような様子なのですがここ数日あるページがランク上位にきていることに気が付きました。

 

そのページは手足の赤みとウイルス性発疹についてのページです

このページはやはり流行り廃りがあるのですが最近PVが特に増えてっきたように見えます。

こんな感じで急増しています。

確かに先週に外来にそういった患者さんが来たなあと思い返せば思い当たるフシがあったり。

流行っているようですのでご注意あれ。

 

デュピクセント投与後に皮膚の感染症を減らす事ができるようです

最近になってデュピクセントのデータも続々と出てきました。

色々とデータを確認して気がついたことがあります。

 

投与後の皮膚感染症の出現率が下がっている!

 

副作用は今まで感染症の悪化がないか増悪していないかを中心に確認していました。

まあ、今までの薬剤はみんな副作用としての感染症の悪化がありますからねえ。

でもデュピクセントに関してはまったく逆の結果となっているようです。

 

細菌感染症と真菌感染症はあきらかに減少。ヘルペスウイルス感染症も広範囲皮膚の感染症は減少している模様です。

まあ、口唇ヘルペスは大きな変化無いようですけどね。

 

理由はまだはっきりしていませんが皮膚表面での湿疹が改善することにより、バリア機能が回復する。その結果として感染症が減少するというのが理屈として十分考えられます。

 

アトピーの治療そのものが皮膚の感染症を抑えるという今までにない事実に結構びっくりとしています。

こんなこともあるんですねえ、、、

 

 

最後に原著論文へのリンクを記載しておきます。

https://jamanetwork.com/journals/jamadermatology/fullarticle/2753673

英語力に自身のある方はぜひ読んでみてくださいね。

 

しもやけの雨、しもやけの雪

毎日が寒くなってきました。

まさに冬到来です。

そして、予報が雪かもしれない・・・

ああ、とうとうこの季節がやってきました。

 

そうです、しもやけの季節です。

 

今までの外来の経験だと、気温が5度を下回る雨の日、雪の日のあとには

しもやけの発症がぐっと増えます。

とうとう今年もその条件の日がやってきました。

注意事項についてお話をしておきます。

 

まず雨に濡れないこと。

温度が下がることはしもやけの発生の条件となりますが、

そこに濡れることが加わると発生率は一気に増加します。

なので、濡らさない。

雨の日のスニーカーは絶対にダメです。

使うのであれば雪用のスノートレーナーか、

長靴をしっかりと使うようにしてください。

それだけでもしもやけの発生を減らすことができます。

 

そして、濡れても短時間で済ませること。

こちらは行動パターン、交通機関の見直しが必要になるかもしれません。

 

最後に、しっかりと乾かすこと。

これは足も、靴もです。

足は家に帰ったらすぐにお湯を張った洗面器を使用して

洗い、その後乾燥させること。

そして、乾燥した靴下を履き、可能であればスリッパも使いましょう。

裸足のフローリングがその後の症状を悪くしてしまいます。

必ず保護することが必要ですね。

靴も室内に持っていき、一緒にエアコンの下において乾燥してあげてください。

 

これらの対策を講じるだけでも随分しもやけの発生を減らすことができます。

気をつけて外出してくださいね。

年始にデュピクセント治療開始希望の方への注意事項

年の瀬になりました。

今回もデュピクセント関連の話題です。

 

前回の記事にも書きましたが、経済的な面から考えると

デュピクセントの治療開始は12月より翌1月からのほうが良いかと思います。

今回はその話の続きです。

 

年末年始ですが、どうしても薬剤メーカー、卸メーカーのお休みの期間が出てしまいます。

やむを得ない面もあるのですが、それぞれのお休みの期間がずれることもあり、

年末から年始にかけての出荷については不透明な点が出ていまいます。

つまり、希望したときに希望した量が入ってこないというリスクも出てきます。

 

また、年末年始の外来の予約も通常とは大きく動態が異なります。

いつも以上に待ち時間が掛かる可能性があります。

 

なので、治療を開始されたい方へのお願いですが、

早めに行動を移したほうが良いかと思います。

 

まず診察を行う、検査を行う、治療開始の希望を伝える。

いずれも通常の時期よりも早め早めに動くことをおすすめします。

 

医療者側もできるだけ早くことを進めたいとは思っているのですが、

事が休日なだけになかなか難しかったりもするのです。

 

よろしくおねがいします。