んじゃないかな?というお話です。
11月の虫刺されが悪化する患者さんを立て続けに何人か診察しました。
まあ11月も中旬になってから虫に刺されることなんてあまりないので、今まではスルーしていたのですが、今年はなぜか症状の悪化が多い。
なぜかと考えていたのですが、これも虫刺され経験値で説明ができそうな気がします。
つまり、しばらくぶりの虫刺されは反応が強くなるの法則ですね。
こちら、一般的には5月6月の虫刺されの最初期に見られることが多いです。
体の免疫反応がより強く出てくるのでしょうね。きっと。
まあ、こちらの反応は合理的ではあります。久しぶりのアレルギー反応なので、最初は強めに反応しておく。
そして頻繁に反応するようであれば徐々に弱くしていく。
異物に生体が侵食されないように、逆に反応を強いままにしないように程々に調整をしていく。
と考えるとわかりやすいのではないかと思います。言わゆる馴化ですね。
ただ、夏に虫に刺され、秋になって刺されなくなった。そして晩秋にまた刺された。
ということでアレルギー反応はしばらくぶりの反応ということで強めに出た。
と考えることができそうです。
11月の虫刺され、意外に侮れませんね・・・