今朝なんとなくテレビを見ていたらそんなお話がありました。
そうなんです、リップクリームはすぐに取れていなくなってしまうのです。
職業柄、赤ちゃんの診察を行っていますが、赤ちゃんのほっぺたと口の周りはだいたい荒れています。
スキンケア指導を行って治療を進めて行くのですが、同時に診察を行いながら問診も行います。
一日何回ほっぺたを保湿していますか?
と聞くのですが、荒れている子と落ち着いている子では回数に明らかに差が出ます。
一桁か二桁か?
簡単に言うとそんな感じですね。
回数が多ければそれだけカサカサが予防できるというのが印象です。
次に診察を行いますが、口の周りのカサカサについてはどうでしょうか?
乾燥している子に聞いてみます。いつ保湿しましたか?と
こちらもカサカサしている子としっとりしている子では大分答えが異なります。
1時間ではかさかさ。30分未満ではしっとり。
大まかに分けるとそのような違いが見られるようです。
つまり、30分以上間を開けないで保湿を行うということは一日10回以上保湿するということであり、
それ以上とそれ以下ではお肌の乾燥状態には大きな違いができる。
ということが見えてきます。
こちらの原則は当然大人にも当てはめることができるでしょうね。
大人のお肌は赤ちゃんよりもしっかりとしていますのでそこまで極端な差は出ることはありませんが、
同様の傾向は出てくるでしょう。
一日10回とは行かないまでも極力回数を多く保湿することがお肌のコントロールの上では
大事なことでしょうね。
赤ちゃんに教えてもらった大事なこと。
顔の保湿は何回も行ったほうが良いでしょう。