現在、アトピー性皮膚炎・円形脱毛症に対して使用が可能なJAK阻害薬。
非常に効果の高い治療法ではあるのですが、事前検査が必要になります。
貧血や肝機能などの検査の他にも、免疫抑制効果があるために肝炎・結核の
否定を行うための事前検査を行わなければいけませんでした。
今までは近くの小児科・内科の先生にお願いしていたのですが、
採血時に色々と問題になることがありました。
そのために今後は当院で基本的な採血はすべて実施し、
胸部レントゲン撮影による結核の否定のみは近くの内科の先生にお願いをする。
という手順に変更となります。
内科受診の手間はという面では以前と変わりないのですが、
当院内での情報の集積および内服可否の判断はより早く行うことができます。
しっかりと事前検査を行ってリスクを減らしていきながら
きちんと効果のあつ治療法を進めていきたいと考えています。