今週からワキの多汗症治療の薬の選択肢が増えました。
ラピフォートワイプの登場です。
現在当院で処方できる治療薬は2種類あります。
・塩化アルミニウム
・エクロックゲル
ここに3種類目が登場したわけですね。
今回の薬は不織布に染み込ませた形の剤型となります。
珍しいですよね。
しかしその形から想像できるように使用方法は簡単。
中に入っている布を取り出して腋の下を拭い、
そのままゴミ箱にポイ。
すればいいだけです。
なんて簡単なんでしょう!?
ただし注意点もいくつかあります。
目が眩しくなる、しみる。口が渇くなどの副作用があります。
特に塗った後に手を洗わないでいるとその手で顔を触った後には
その副作用が強く出るかもしれません。
また、手や足の多汗症には今のところ使用はできません。
新薬ですので、1回の診察で2週間分しか処方ができません。
ただ何よりも簡便なのはありがたいところです。
これからの季節に気になるワキの汗ですが、
一度受診されてみてはいかがでしょうか?