久しぶりに真面目なお話をしようかと考えていました。
連休中ですので時間があるうちに文章にしていきたいと思います。
今回は皮膚科の話ではないので、ご興味のない方はスルーをお願いします。
現在、学会に来ております。
お医者さんというのは学会の多い人種でして、常に毎週どこかしらで学会が開かれており、
年に何回かはどこかの学会にでかけていくことをしております。
学会の目的は一義的に新規情報の習得です。
今まで見たことも聞いたことも考えたことのない病気、診断方法、検査方法、治療方法についての
他のかたの情報を確認することができ、自分のものにすることのできる機会です。
特にその分野の専門家の意見というものが貴重でして、
文章になる前のナマの情報であったり、文章にするときに削ぎ落とされてしまう「余分」な、
でもそれは実は核心をついているような情報であったりに触れる事が可能になるのです。
その学会が、コロナの影響で、ほぼゼロになりました。
現在なんとか一部で復活の兆候が出ています。
今ここです。
もちろん学会の目的はそれだけではなく、知り合いの先生にあってお話をして、
近況について確認することもできます。
関連企業の情報もありますので、新規機材の情報について入手することもできます。
それがこの半年ほとんどできなくなっていました。
本当に大きな影響を目に見えないレベルで受けていたことが実感されます。
多分この影響というのは私達の分野を超えて、様々な専門領域ですべて同時に発生していると。
考えることができます。
つまり、社会全体の進歩が半年送れさせられたということになるかもしれません。
今後どのような社会が形成されるのか、なんとなくですが見えてきました。
つまり、直接接触の最小化です。
この変化がどのような影響を受けるのか、まだわかりません。
しかし、今までと同様には行かないのは確かなことかと思います。
逆にこの変化が好ましい影響を起こす可能性もありますが、
どうなるのか。
学会に参加しながら少し考えていきたいと思います。
最後に大事なのは変わることを恐れないことかもしれません。
考えながら、ときに少しお休みしながら変わっていくことを受け入れて、
少しずつ自分を変えて生きながら、考えながら進んでいく必要があるのかもしれませんね。
というお話でした。難しいですねえ・・・