例年同様のお話となりますが、今年は昨年までと少し異なります。
今年の花粉症は皆さん非常に軽く過ごせたように見えます。
そもそもの花粉量は例年よりも少なかったこと、
もう一つ、今年独自の要因として外出時間が例年よりも短かった事があるでしょう。
で、もう来年の話?
ということになるのですが、今回は少し違います。
来年の冬から春にかけて、花粉症だけではなくCOVIDの影響も出てくるだろうということがります。
COVID感染の要因として指で目や鼻をいじることが想定されます。
つまり、花粉症でグシュグシュしているときにこすると、それをきっかけとして
COVID感染が成立してしまう可能性があるのです。
幸いにも2020年春は花粉症の最盛期にはCOVIDの蔓延はありませんでした。
しかし来年はどうでしょうか?
冬にCOVIDの感染が拡大されたときと花粉症の時期が重なると、
花粉症持ちの患者さんの感染率が上がるリスクは否定できません。
現状では不確定要素が強いために仮説のレベルですが、
非常に不気味な話でもあります。
幸い、花粉症を抑える方法として舌下免疫療法があります。
今から始めることで来年の花粉症はだいぶ改善することが予想されます。
面倒ではありますが、時間をかければそれだけ花粉症の症状は抑制できます。
ぜひ、いまから舌下免疫について検討してみてはいかがでしょうか?