本当に今年の梅雨は雨が多いですねえ。
気温もあまり上がらない毎日です。
昨年の今頃を考えたらまだ過ごしやすいと言えるのでしょうか?
さて、こんな気温の上がらない梅雨の毎日ですが、
想定よりも多く受診している病気があります。
それはとびひです。
とびひ、正式な名称は伝染性膿痂疹ですが、
こちらは細菌により発生する感染症です。
細菌ということで気温が上がれば発生確率が上がる疾患ではありますが、
もう一つ、湿度という要因があることは知られていません。
尤も、日本の夏は気温と湿度が並行して上がりますからねえ。
しかし、今のような気温は低いけど湿度の高い季節も
とびひの発生確率は上がることが知られています。
どうしても汗をかいてしまうこと。
そして油断してシャワーが少なくなることがその要因と考えられます。
この時期、少し寒くても朝にしっかりとシャワーをして
皮膚の表面の汗を流すことは皮膚の病気を抑えていく上では
非常に大切なことになっていくのです。
シャワーはしっかりとしましょうね。