わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

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新型コロナワクチン予約を一時停止します

今回はご報告

新型コロナワクチンの予防接種枠ですが、

今月分を一時閉鎖します。

10月からインフルエンザ及び新型コロナワクチンの接種が始まりますので、

それに合わせての措置となります。

 

10月から新型コロナのワクチンも代替わりします。

現在の感染状況に併せての種類に変更されます。

なので、今接種するよりも10月以降に接種することを強く推奨します。

これも一時閉鎖の理由ですね。

 

10月の直前には再度予約枠の設定を行いますので、そちらのご確認をお願いできればと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

新型コロナで自宅療養中に薬が欲しくなったら

まず電話くださいね。

 

現在新型コロナ感染症の主な対象は小さな子達に移ってきた印象があります。

それに伴い問題になるのは家族全員が自宅療養に追い込まれること。

そこで薬がなくなった場合にどうすればいいのかお話をしてきましょう。

 

感染症にかかること自体はもはや誰でも起こりうるものです。

どれだけ対策を立てていてもかかることはありますし、

予防接種やマスクができない小さな子であればなおさらです。

なので、新型コロナに感染した事自体に罪悪感を持って頂く必要は一切ありません。

感染しました。自宅療養中です。ほしいけど取りに行けません。

と電話で言っていただければ大丈夫です。

 

 

そのときに取りうる方法は2つあります。

オンライン診療と電話診療です。

とういんはどちらも対応しています。

いずれも一長一短があります。

 

オンライン診療はテレビ電話システムを使用して診察を行う方法です。

当院ではアプリを使用していますので、そちらのインストールが必要です。

また問診票を書いていただくなどの一手間が増えます。

またアプリの使用量などの追加コストがかかってしまいます。

しかし、診察時に得られる情報量は多く、双方の確認がし易いメリットがあります。

電話は逆に情報量が少ないのですが、簡単に行うことができます。

しかし音声のみのやり取りですので、処方ミスなどのリスクはオンラインよりも高くなります。

 

いずれの方法でも薬局には処方箋をFAXで送信し、後日処方箋の紙を郵送する形になります。

あとは薬局の方で遠隔で対応してくれるのか、配達してくれるのかの話になりますので、

そちらは薬局の方とご確認ください。

 

このような社会情勢下でもありますので、期間限定ではありますが、以上のような対応を取っています。

薬が無くなりそうだけども受診できないという場合はこのような方法も検討してみてくださいね。

新型コロナウイルス第6波による診療体制の変更について 3月18日現在

現在の新型コロナウイルス感染症第6波による診療体制の状態についてのお知らせです。

スタッフの感染状況により短期間で大きな変更が生じますので、随時確認をお願いします。

 

<診療時間>

通常通り

なお、往診については全面的に停止しております

 

<診療枠>

一部時間帯には予約枠の減少があります

 

<スタッフ体勢>

一部スタッフに欠勤が出ています。

これに伴い診察待ち時間の増加が予想されます。

予めご了承ください。

 

<院内処置>

通常通り

制限事項はありません

新型コロナウイルス用のワクチン予防接種を行います

現在当院では新型コロナウイルスワクチンの接種を行っております。

 

接種ワクチン:コミナティ(ファイザー製)

接種日時:月水金 午前

金額:16500円(税込み) 現金でお願いします

対象者:12歳以上のみとなります。ご注意ください

 

予約の進め方

当院の予約サイトにワクチン接種枠ができております。

1週間先まで予約可能ですのでそちらで時間をお取りください。

その後自動的にWEB問診票に移行しますので、

必要事項をご記入ください。

当日は発熱の有無の確認、問診票を使用して必要な事項の確認を行います。

問診の内容によっては接種が出来ないことも有りますので、あらかじめご了承ください。

また基礎疾患をお持ちの方はあらかじめ主治医の確認を取り了承を得てからご予約ください。

 

新型コロナウイルス感染症と皮膚科領域の変化について考える。その2 指の皮膚病編

さて、今度は指の病変について見ていきましょう。

 

指の病変で一気に増えたのは湿疹です。

いわゆるあかぎれのような病変は昨年までは冬の、主婦によく見られる病気でした。

しかし今年に入ってからは男性にも、そして全年齢にも拡大したように見えます。

 

その原因は言わずとしれたアルコール消毒でしょう。

アルコールは脂を溶かす作用がありますので、皮膚表面の脂溶性タンパク質に作用し、

皮膚のバリア機能を低下させると考えられますので、

当然指先を中心とした刺激の強い部分から順次悪化させてしまうことになります。

 

したがって症状の最も多いのは利き手の指先、その後手のひら全体、手の甲全体に拡大する

傾向があるようです。

あとは仕事や趣味などの何らかの生活習慣に伴い頻用される部分に湿疹が出てくるようです。

症状そのものはいわゆるあかぎれの症状そのままです。

乾燥に始まり、ひび割れ、そして湿疹になっていきます。

場合によってはじくじくとした浸出液が出るようになります。

 

この様に社会状況により発生する構造的な疾患ですので、なかなか治療はうまくいきません。

炎症が強いところにはステロイド+保湿剤。落ち着いているところには保湿剤を使用しますが、

一番の治療法は悪化要因の除去になります。

といってもアルコール消毒をやめるわけに行きませんし、とそこでジレンマに陥ってしまうのが

今年の湿疹治療の難しいところです。

幸いなことに今回のコロナウイルスは石鹸の手洗いでも十分に効果を発揮することが

わかっていますので、自宅など、可能な場所ではアルコールではなく石鹸を使用する。

ときに保湿剤入りの石鹸を使用することで症状の悪化を抑制することが可能かもしれません。

 

長期戦になることはわかりきっていますので、こちらもスキンケアの徹底と

保湿剤の上手な使用法で対応していくのが一番かと思われます。

先の見えない戦いが一番難しいんですけどね。

新型コロナウイルス感染症と皮膚科領域の変化について考える。その1 顔の皮膚病編

2020年に入ってから、望むと望まざるとに関わらず新型コロナウイルスの影響を

社会は受けてきました。

皮膚科領域についても全く同様です。

とにかくいろいろなことが変わってきたというのが正直なところです。

今回まとまった時間が取れたので、その変化について考えてみたいと思います。

特に、どのような病気が増え、減り、あたらに出現したのかについて考えてみます。

 

この半年間の大きな変化というのは、とにかくマスクの時間が増えたこと、消毒の回数が増えたことの

2点があるでしょう。

今回はまずマスクの話をしていこうかと思います。

 

マスクをこんなに長時間使用することになったのは、人類史上初めてと言ってもいいかもしれません。

マスクは皮膚に密着します、従って皮膚はマスクの影響を受けることも当然でしょう。

その影響とは簡単にまとめると、「こすれること」と「蒸れること」の2点です。

一つ一つ説明をしていきましょう。

 

 

まず「こすれること」の弊害です。

マスクは皮膚に密着します。しかし完全にはくっついてはいません。

ノーズワイヤーをしている場合は比較的少ないのですが、

顔面とマスクは動けば動くほどずれます。それにより皮膚がこすれることになります。

そのために皮膚がこすれる刺激に耐えられなくなってしまい、

いわゆる”皮膚が負けた状態”になってしまうのです。

 

皮膚が負けてしまうとまずその部分に赤みが出てきます。

そしてザラつきが出てきます。

更に悪化すると、皮膚が剥けてしまい、浸出液が出るようになります。

いずれも湿疹の変化と言えるでしょう。

 

よくできる部分は鼻の甲、頬骨の上、顎の下のライン、耳の後ろです。

それぞれマスク本体、耳あての部分がこすれることで出現します。

年齢が比較的小さい子と高齢者に多くみられます。

これには理由がありまして、この2者は他の年齢に比べて相対的に皮膚が弱いこと、

皮膚を守るための皮脂が少ないことという共通する要因があります。

なお、耳の後ろはもともと皮脂が多く出ませんので、成人でも結構な頻度で症状が出るようです。

マスクの種類はあまり関係ないようですが、自家製もしくは市販の布マスクをしている人が

多いようです。特に鼻の頭、頬骨の部分にその傾向が強いです。

先ほどお話したノーズワイヤーの有無に伴う擦れの影響が強いのでしょう。

治療については炎症の強い部分にはステロイドの外用剤+保湿剤、

弱い部分には保湿剤の使用を行います。

また、マスクの動きが激しいと思われる方については、ノーズワイヤー付きのマスクを推奨します。

あとはマスクをしない時間を増やしていくべきでしょうね。

 

 

 

次に「蒸れること」の弊害についてです。こちらは更に「二次感染」という問題も出てきます。

詳しく見ていきましょう。

 

蒸れること自体の皮膚に対する影響も当然ながら見られます。

蒸れることで皮膚表面の水分量が必要以上に多くなります。

そのために細胞が水分をすいすぎてしまい、逆に皮膚バリア機能が落ちてしまう可能性があります。

 

また、蒸れる=皮膚表面の湿度が増えることにより、皮膚表面に住んでいる微生物の異常増殖

及びバランスの崩壊により、感染性疾患が増加することが見られます。

具体的には、アクネ菌の増殖によるニキビの悪化。黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌の増殖による

毛包感染症の出現。マラセチアという皮膚常在真菌の増殖による脂漏性湿疹やマラセチア毛包炎の

悪化、カンジダ(真菌)の増殖による口角炎など、明らかに受診者が増えた病気もありました。

例年との違いはいずれもマスク内に特に症状が強く出ることにあります。

ニキビはそもそもが個人差の多い疾患ですので、おでこに多い人、ほっぺたに多い人、

下顎に多い人ととバリエーションは多かったのですが、今年に限っては

ほっぺた、下顎のニキビの目立つ方が非常に多いのが特徴です。

毛包感染症は鼻の頭によくできます。

こちらは蒸れだけではなく擦れも影響しているかもしれませんが、非常に硬いしこりになり、

治るまでに1ヶ月近くの時間がかかることが特徴です。

この病気も明らかに今年増えました。

マラセチアも分布はニキビ同様です。別名大人ニキビというくらいのニキビっぷりですので、

区別は難しいのですが、こちらもニキビ同様に増えた印象があります。

カンジダは口の横が切れる形での症状ができます。体調が悪いと出ることも多いのですが、

今年はピンピンしている人でも多く出現しているように見えます。

治療は増殖している病原微生物に対し、

抗生剤や抗真菌剤を症状に合わせて使用してくことになりますが、

やっぱりなかなか治ってはくれないです。治療に対する反応も悪いのがマスクの悪影响なのでしょう。

 

 

ここまで、「すれること」と「蒸れること」により発生するマスク下の病気についておはなしを

していきました。

マスクをしない生活というのは当分の間考えられませんので、

上手に付き合っていく必要があるでしょうね。

 

現状で考えられる対応としては

・マスクをしない時間を増やすこと。

・マスクを清潔に保つこと。

などがあるでしょうね。

 

誰も居ない道を歩くのにマスクはしなくてもいいんじゃないの?

家に帰ったときに手だけではなく顔も洗って流してもいいんじゃないの?

布マスクであれば、帰ったらすぐに選択をして、雑菌を減らしてもいいんじゃないの?

汗もとれるんじゃないの?

といくつか簡単な対策を取ることができます。

 

新しい生活には新しい生活習慣を作り上げていく必要があるのかもしれませんね。

新しい乾癬の薬「ソーティクツ」についてのお話(2022年10月)

今回は新薬のお話です。

といってもまだ販売開始前なので、事前情報レベルですが興味のある方もいるかと思いますので、

簡単に説明をしていきましょう。

 

治療対象疾患は尋常性乾癬および膿疱性・紅斑性乾癬など。

TYK阻害薬と言われますが、大きくはJAK/STAT系の阻害薬と考えて良いでしょう。

すでにJAK阻害薬は皮膚科ではアトピー性皮膚炎、それ以外の科では関節リウマチなどに

使用されていますが、今回は皮膚科の乾癬領域の新薬となります。

 

大雑把な考え方として炎症を起こし進めるには最棒の中から炎症を司る物質が

放出されるわけですが、その放出信号を伝える一つの経路にJAK/STAT系というのがあります。

今回はその一部を抑えることにより、乾癬の症状の悪化を抑えるという考え方になります。

全部を抑えると色々と困ったことになるので、一部だけということですね。

その一部に何があるのかでどんな炎症を抑えるのかが決まってくるのでそこが薬の

作り方のキモになるわけです。

 

効果についてはかなり高いような印象を受けます。

現在当院でも処方されているアプレミラストとの比較試験を行っているのですが、

かなり良好な差が出ているようです。

特にアプレミラストがあまり効果出なかった方でも有効であるというのは

かなり嬉しい結果です。

 

しかし問題もあります。

まずはお値段。まだ出ていませんが、アトピー性皮膚炎などのJAK阻害薬を考えると

アプレミラストよりもお高いでしょうねえ・・・

JAK阻害薬系ということもあり、仕方が無いのですが、感染に対しても弱くなります。

同様に体内にすでに感染が成立している肝炎や結核についてはこの薬を飲むと一気に

症状が出て悪くなる可能性があるので、事前の検査が必要になるかと思われます。

また、今後色々と制限事項が出てくるかもしれません。

あ、あとは新薬なので処方はしばらく2週間分しか出せません。

頻繁に通院する必要があるのはデメリットでしょうね・・・

 

しかし、乾癬に有効な新世代の飲み薬がアプレミラストしか無い中で

次の選択肢が出てくることは望ましいことかと思います。

アプレミラストですが、いろいろな理由で内服を継続できない人もいますし、

飲んでいてもなかなか症状が収まらない人もいます。

そのような方にとっては一つの選択肢となるのでしょうね。

期待したいところです。

あとはお値段ですね。お高いんでしょう・・・?ふう・・・

 

文化の日には加湿器の準備を

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秋ですね。

そして、そろそろ暖房の準備を始めている方もいるかと思います。

我が家も昨日、今年の冬期間ではじめてエアコン暖房を入れました。

 

同時に準備してほしいのは加湿器です。

暖房を使うことで更に室内の湿度が下がってしまいます。

それを放置していると乾燥が余計に悪化しますので、

早めに準備してください。

 

次の祝日のあたりには早速準備しておきたいものです。

うちは明日のお休みの日に準備ですかね?

掲示板があたらしくなりました

keiji2014

 

昨年末からですが、新しい掲示板が稼働をはじめました。

今までの物は一枚扉で、プリントを取る時に掲示物も一緒に風に吹かれてしまうものでしたが、

新しいものは上の掲示物用、下のプリント用とそれぞれ扉が別についています。

下の扉は通常は鍵はかかっていません。(雨や雪、台風の時には鍵をかけさせていただきます)

プリントの棚も合計8箇所まで増えました。(もっと入れていますが・・・)

 

プリントは自由に持っていけるようになっておりますので、

興味を引かれるものが有りましたらご自由にお取り下さいね。

採血をしてみました

ゴールデンウイークも終わったので、採血をしてみました。

 

その結果がこちら。

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なぜにそのようなことをしているのか?

あることを始めようとしているからです。

そのあることとは・・・?

 

次回、乞うご期待です。