わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

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高血圧に対するヒドロクロロチアジドによる皮膚の薬剤アレルギーが増えています。

今年明らかに増えました。

ヒドロクロロチアジドは高血圧に対する薬の成分です。

また、古い薬が出てきましたね。

 

というのもこちらの薬は昭和の時代によく処方された懐かしの薬剤なのです。

サイアザイド系もしくはチアジド系利尿薬として有名ですね。

学生時代には薬理学の勉強のときによく出てきました。

でも、医師になってからはほとんど見かけることがなくなった薬剤です。

 

というのも、降圧剤単独として見たばあい、その後に発売された薬剤に比べて使いにくい(らしい)のです。

で、廃れてきました。

しかし最近は治療方法の変化により、再度目にすることが増えてきた印象があります。

でも、単剤ではなく、合剤としての処方なので、以前とは薬の名前が変わりましたので、

パット見た感じではわからないのが悩みの種です。

 

このヒドロクロロチアジドですが、問題がありました。

光線過敏の傾向があるのです。

紫外線が当たることで皮膚にトラブルを起こすことがあるんですね。

 

実は昭和の時代にはヒドロクロロチアジドの有名な副作用として

白斑黒皮症というものがありました。

こちらは光線過敏症の結果として顔面を中心に白斑(色の抜け)と黒皮症(色の沈着)が

同時に起きるというものです。

つまり、白い色と黒い色がまだらに生じる症状です。

対処法は内服をやめること。まあ、薬のアレルギーですからそうですよね。

 

この副作用が平成も終わらんとするときに再度出てきました。

ここ1ヶ月で数名診察していますよ・・・

 

 

でも、今回は症状のメインが異なります。

昭和の時代の症状のメインが顔面特に頬部でした。

平成の時代は実は顔には出ないんですね。首特にうなじから肩甲骨にかけて

それと、最も多いのは前腕です。

最も大きな違いです。

 

なぜそうなるのか?多分今の人はしっかりと日焼け止めを塗っているからでしょうね。きっと。

 

なので、症状の出方は異なります。

治療は簡単。内服を別のに切替ること。

それだけで治ります。

逆に内服を変えない限り、何を塗ろうが飲もうが症状は落ち着いてくれません。

まあ、薬剤アレルギーなのでやむを得ない面もありますが。

 

いまは梅雨の時期なので患者さんの新規発生はありませんが、

梅雨明けからどうなるのか。実は密かに心配だったりします・・・

 

高濃度DEETの思わぬ弱点

春です。虫の季節です。

今日も診察室にハチが入ってきました。

無事撃退しましたが。

 

虫の季節になり、気になるのが虫除けスプレーですね。

その虫よけの東の横綱といえるのがディート、DEETです。

 

実はこのDEETですが最近より高濃度のものが使用可能になったこと、

知っていましたか?

過去には12%が限度でしたが、近年のデング熱やジカ熱の感染リスクの増大を考え、

より高濃度での使用が解禁になりました。

確か30%だったかな?

 

でも高濃度DEETには一つの弱点があります。

 

それはプラスチックが溶けること。

読んだ話では50%の濃度のものがつくと車のダッシュボードが溶けるとか・・・

 

30%はそれよりもまだましなようですが、

ネイルが溶けるだろうなー。などと想像していました。

先日メーカーの方と話をしていてわかったのですが、

どうもストッキングがダメになってしまうみたいなんです。

ああ、そういえばストッキングは化学繊維でしたね・・・

 

DEETの開発前にはシルクだったストッキングが

DEET開発とほど同時期に化繊になり、DEETに弱くなってしまう・・・

なんてことをのんびりと考えながらの夜でした。

 

 

 

 

あ、下のはあくまでも参考程度にしてくださいね。

海外の製品なので、日本でも同等の製品がありますから正直オススメはしませんが、

気になる方はどうぞ。

駐車場をご用意いたしました! 7月5日より使えます

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駐車場をご用意いたしました!

 

開院以来、たくさんの方に来ていただきまして、本当にありがとうございます。

 

近隣の方はもちろんのこと、バスや電車を利用して、遠方からいらっしゃる患者さんもおられ、

駐車場のお問い合わせを頂くことがしばしばございました。

 

現在、お車で来院される場合は、近隣の駐車場をご案内しておりますが、

7月より、クリニック前の駐車場をご用意できるようになりました。

お車で来院されます患者さんは、どうぞご利用くだい。

 

ただ、今回ご用意できたのが1台分の為、埋まってしまった場合は申し訳ありませんが、

今までと同じく近隣の駐車場をご利用いただくか、空くのをお待ち頂く様になります。

 

引き続き駐車台数を増やせるように、駐車スペースの確保に努めて参りますので、よろしくお願いいたします。

 

患者の皆さんに快適に診察を受けていただけますよう、スタッフ一同努力してまいりますので、

お気づきの点は遠慮なくお申し出ください。

 

なお、カーナビに使用いただく住所ですが、

吉祥寺北町2丁目1-12

と入力下さい。

 

吉祥寺通り沿い、当院の目の前になります。

詳しい場所の案内は当院の受付に用意しておりますので、必要な方はお申し出ください。

駐車場が2台になりました!

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2014年3月5日より、当クリニックの駐車場が2台になりました。

現在の駐車場に車を停めにくいという声が有りましたので、反対側にも1台分を確保いたしました。

 

以前の駐車場もそのまま使用できます。

ですが、かなり駐車しにくい部分でも有りますので、駐輪場及びベニーカー置き場としても

使用いただけるようにしました。

車が駐車していない場合に限り、自転車やベビーカーも停めることができます。

車が駐車している場合は申し訳ありませんが、自転車やベビーカーの駐輪はご遠慮ください。

新しい駐車場部分は自転車、ベビーカーの駐輪は使用禁止となります。

 

よろしくお願いします。

 

 

駅ナカ施設と案内放送

本日往診中です。

でも、電車がこない・・・

どうも人身事故で運転見合わせのようです。

本日はもともと朝ごはんを途中で食べようと思っていたのでいいんですけどね。

ということで、本日は駅の改札の目の前のお店で朝ごはん中です。

禁煙席しか空いていないので、煙たいんですけど。

 

 

と、のんびり朝ごはんを食べているうちに目の前の路線が運航再開したみたいです。

というのも、電光掲示板が、「運転見合わせ→遅れ」になったのが見えたから。

見る見るうちに人が減っていきます。

ある意味非常に興味深い光景です。

 

というのを見ながら考えてみました。

これって、電車が止まった時にはよくあることですよね。

みんな、電車の再開を待つ間に少しお茶しますよね。

そして、こういう時は大体駅のそばですよね。

 

実はここに、一つの問題が発生します。

電車の運転が再開した時には、その情報がなかなか受け取れないこと。

今回は微妙に改札の外なので、その影響はもろに出てきます。

駅ナカでもわかりにくい施設もあるでしょうけど。

 

なので、駅のそばの飲食店に一つのお願いがあります。

必要に応じて駅の中の放送を聞くことはできないのでしょうか。

 

必要な情報が必要な時に届けることも一つのお仕事かと思うのです。

電車が動かなくなったので、お茶をしに来てくれたお客さん。

彼らの中には急いでいる人もきっといます。

サービスの一つとして、必要な時に駅構内に流れる放送を流してあげることもできると思うのです。

 

と、そんなことを考えながら朝ごはんを食べたある師走の朝でした。

 

飼い犬に手を噛まれたら

さて、どうしたら良いのでしょうか。

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「そいつを消す」と答えた貴方は映画の見過ぎです。

 

この休みに帰省した際、実家で飼っていたコーギーに指を噛まれそうになりました。

指を引っ込めたので、幸いにもかすっただけでしたが・・・

 

犬に噛まれた時には要注意です。

口の中には雑菌が沢山存在します。特に通常の環境では見られない

嫌気性菌(酸素があまり好きではない細菌)も多く見られます。

そのため、通常とは異なった細菌による感染症が見られます。

運悪く、関節や皮膚が薄いところに噛まれると、骨髄炎や関節炎になり、

重症になると入院する必要があるのです。

そのため、噛まれた際にはまず、しっかりと洗うことが大事です。

そして、通常よりも強力な(広い細菌を殺すことができる)抗生剤を

飲んだほうがいいのです。

 

では、最も気をつける動物は何でしょうか。

 

実は、人間なのです。

軽く見てしまい、症状が悪くなることが往々にしてあります。

噛まれたら、すぐに病院にいきましょう。

 

2013/5/23追記

「犬にかまれた、ラップ」で検索されている方いたので、補足させて頂きます。

湿潤療法やラップ療法はおすすめしていません。

湿潤療法の項目で書きましたが、密閉された環境のなかで細菌が繁殖する可能性があります。

病院に行き、抗生剤を飲みながら、専門の先生に見てもらいながらの密封療法でなければ

トラブルが起きる可能性があります。

自己判断での治療はやめたほうがいいでしょう。

飲み薬を飲む人は全員必ず血液検査をしましょうね。

皮膚科なので、塗り薬がほとんどです。

飲み薬を出すことはあまり有りません。

他の皮膚科医よりも少ないかな?

 

また今年も薬の副作用のニュースが出てきました。

高血圧の薬を飲んでいる人に副作用が出現し、

なくなった人も出たとのこと。

 

まず最初に大切な事を一点

飲み薬で副作用が出るリスクは、どんな薬でも、誰にでもあります。

次に大事なこと一点。

副作用によっては頻度は少ないですが、命に関わります。

最後にもう一点だけ。

副作用はいつどのような形で出るかは誰にもわかりません。

 

 

この3点。処方する側としては忘れたことは有りません。

できれば、飲む人も必ず知っていてほしいことなのです。

 

どんな薬でも自分の体に存在しない化学物質が入っている以上、

その成分に対して異常な生体反応を起こす可能性はあります。

 

そしてその反応は時に激烈になることがあるのです。

今回の記事にある、横紋筋融解症や腎不全などということもありますし、

スティーブンス・ジョンソン症候群など、皮膚にも重症の副作用が起こりえます。

時には皮膚症状から生命が脅かされることも有るのです。

 

なので、薬を飲まなくても済む環境であれば、

薬は飲まないに越したことは有りません。

 

薬は飲むものでは有りません。

リスクとメリットを天秤にかけて、飲むかどうか考えるものなのです。

 

後一点だけ、マスコミにお願いです。

メッセージ性が高く、話題になるからでしょうが、

死亡者が出たことをセンセーショナルに記事にするのではなく、

なぜそのようなことになるののメカニズムについてきちんと検証して

記事にしてもらいたいですね。

そのうえで、薬をのむという行為に対するスタンスを考えて欲しいのです。

一医療従事者からのお願いです。

 

 

 

食物アレルギーの子の「許容量」と「許諾量」のお話

今回は食物アレルギーのお話です。

といっても専門家と言には詳しくはないのでざっくりとしたお話になるのですが、

家族や周りの食物アレルギーを持っている子やその保護者と接するうえで

知っているとお互い楽になるお話をしようかと思います。

 

食物アレルギーとはある食品を食べると極微量でアレルギー反応が起きて

困ってしまう病気と考えてよいかと思います。

こちらアレルギーなのでざっくりと微量で症状が出るのですが、その量というのは個人によって異なります。

つまり、それぞれの食物に対する「許容量」があるんですね。

これを超えると症状が出る。だからダメ。

という制限量になります。

これは医学的なものであり、かなり厳密なものです。ちょっとでも超えるとダメなこともあります。

 

ただ、人間は機械ではありませんので、そんなにはっきりくっきりと区別出来るわけではありません。

この許容量も状況によって多少変化します。

例えば、風邪を引いているとき。

例えば、疲れているとき。

例えば、喘息など他のアレルギー症状が出ているとき。

そういった時にはこの許容量が下がることが起こります。

つまり、「いつもは大丈夫だったのに今回は…」というパターンですね。

 

また食品側の問題もありますね。

旬の季節にはタンパク質の量や濃度が増える。そのためにタンパク量では変化がなくても、

それを含んだ食品の許容量が変わるということもあります。

同じ食品でも銘柄や産地が変われば、その成分量も変わる可能性もありますよね。

 

このように一般的には固定された数字と思われる「許容量」も状況によってブレてきます。

そうなんです、これは決まった数字のよう見えるけど、ある程度の幅が実生活上では出てしまうものなのです。

 

 

 

このような状況によってブレる「許容量」を見ている保護者の方はその時の状況によって食物摂取量に制限を更にかけるのです。

つまり予防的に数値を変えることにより、食物アレルギーの発症を抑えようとするわけですね。

実に合理的な方法だと思います。

この保護者により安全率を加えて出された量を今回は便宜上「許諾量」としましょう。

なので、この「許諾量」は完全に社会的な数値になります。

まあ一般的に考えて「許諾量」は「許容量」と同値か、それ以下になるわけですね。

 

そして、この食物アレルギーの「許諾量」は「許容量」以上にダイナミックに変化する数値でもあります。

では何によって変化するのか?

保護者の主観的な考え方で変わります。

例えば周囲の医療状況。

病院はそばにある?救急車はすぐに来る?知っている先生に見てもらえる?

という条件を確認し、問題があるなら「許諾量」を下げることにより食物アレルギーの発生を予防しようとするわけですね。

極端なことを言えば、朝昼と夜とで「許諾量」を変えることもあります。病院が空いているか否かというのは大事ですから。

同様に周囲の環境によっても変わります。

保護者が近くにいるかいないか。医療従事者がすぐに対応できる環境にあるか?でも「許諾量」は変わりますよね。

実際に保育園幼稚園小学校でも、一応食べられるけど、対応リスクはあるので食事は制限しますというお話もよくあったりするのです。

例えばキャンプに行って誰も対応できないのに食物アレルギーが出たら…いかがですか?

危ない橋はわたりたくないですよね。

 

というのが保護者の主観的・社会的な「許諾量」の考え方になるのです。

つまり、

食べられる=食べさせる

ではないということは普通に起こりうることなのです。

食べられる。けど、状況を考えて食べさせない選択をする

ということもあって当たり前なのです。

 

食物アレルギーについて全くわからない。

ということは今ではだいぶ減りました。

根性や気合で乗り切れるものではないということも理解していただけるようになったなと思います。

ただ、今まで大丈夫だったから今回も大丈夫。

では無いということ。食べられるけど食べさせないという選択をすることもあるんだということ。

これは理解してほしい事柄かなあと思います。

 

ちょうどお盆の帰省で帰省先の両親・義両親との間で板挟みになっている

食物アレルギーの子持ちのお母さんの声が聞こえたので、

簡単に解説してみました。

 

まず保護者の意見を聞いてからにしてくださいね。

食材の偽装問題を考えてみる 逆転の発想は?

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ホテルでの食材の偽装問題のお話が世間を賑わせています。

・・・ていうか、吉祥寺第一ホテルも入っているじゃないですか。

勉強会や講演会などで頻繁に利用していたんですけどねぇ。

 

問題の中心はメニューに書いてある者よりもグレードの低い食材が提供されていたということでしょうか。

金額もそれに応じてさげるなりすればよかったのでしょうに。メニュー表も金額もそのままとなれば、みんな怒りますよね。

 

でも、必要な食材が必要な時に手に入らなくなるのは自然が相手なので、これはある意味仕方ないんじゃあないでしょうか。

魚は漁をしても獲れないこともあるでしょう。野菜も天候不順で穫れないこともあります。家畜も伝染病で・・・

と考えると、流通量の少ない食材になればなるほど安定して供給出来ないのも理解できます。

 

逆に考えてみましょう。食材の納入は不安定であることを受け入れてしまうのです。

そう考えると、「メニュー」というか、「メニュー表」というのが、ひとつの対策のキーポイントになるのではないでしょうか。

つまり、予め用意したメニューのとおりに作るから無理が生じるのです。

逆にいえば、毎日メニューを書いているレストランでは、原理的にはこの問題はおこらないのです。

だって、食材が入らなければそれを書かなければいいんですもの。

 

毎日メニューを作り変えるのはソレに対応したシステムを作ればそんなに難しいとは思えません。

あるメニューに必要な食材が入ってこなければメニューを入れ替える。

そんなに難しいことではないと思います。

メニューの印刷が大変?ならタブレットでメニューを見せればいいのでは?

また、小部数短時間印刷に対応してくれる印刷屋さんもありますよね。

予約してくれた人には?予約時に一言いえばいいですよね。

ホテルに入っているくらいのお店ですから、そのくらいのコストを掛けることもあまり問題にはならないでしょう。

 

と、ここまで書いていて気が付きました。この問題に憤りを感じていた理由がです。

結局、『みんな思考停止していたことを許容できない』んですね。

料理を作る人、お店を経営する人のそれぞれが、まあそんなものかな。と思って、

食材供給の不安定な状況を根本から改善するわけでもなく、

メニューを変えるわけでもなく放っておいたことに対して不満を感じているのです。

商習慣?おかしな習慣なら替えましょうよ。

前任者がやっていた?関係ないですよね。

 

まず、考えよう。そして動いてみよう。

多分、それが一番大事なんですよね。

食べ物がつくとアレルギーになるから食品由来成分は全部使っちゃダメですか?

食物アレルギーが元は皮膚から入った成分に反応するところから始まるんだ。

このお話はここ数年で一気に広がった感じがありますね。

今回はその先のお話についてです。

 

さて、では食品由来の成分を皮膚に使用するのは一切良くないのかというお話です。

 

うん、結構難しいんですね。これは。

と言うのはどこで線を引けば良いのかという問題があるからです。

 

まず最初に「食物アレルギーがどのようにして発生すると考えられているのか」から説明しましょう。

最初のきっかけは実はお肌にあります。

皮膚特に顔の荒れた皮膚(湿疹の皮膚)に食品由来の化学物質がくっつきます。

するとその成分に対して感作という生体反応が起こります。

この「感作」とは、アレルギーの準備状態のこと。

つまり、この感作された物質に後日もう一度触れるとアレルギーが起こりますよ。

という状態になります。

 

そして、後日の話です。

顔にその物質が付着することからアレルギー性の皮膚炎が起こります。

いわゆるかぶれですね。

そしてこの感作は全身全体に起こるものですから、

当然口やお腹の粘膜でも起こります。

口の粘膜で起これば口の周りの蕁麻疹、嘔吐の反応を起こすこともあります。

お腹の粘膜で起これば腹痛や下痢、嘔吐。当然体の蕁麻疹という形で症状が起こります。

これが食物アレルギーの症状という形で目にみえてきます。

当然反応が強ければ血圧低下などのアナフィラキシーに至るわけです。

 

で、問題はその成分。

一つわかっていることは、小さいものよりも大きなもののほうが危険であろうということ。

それなりのサイズが必要になるんです。

したがって、分解されているものであれば相対的に危険度は低いと考えることができます。

 

 

ココまでが基礎編。

ココからが問題なんですが、由来成分を全て塗ってはいけないのか?

どちらかというと、Yesです。

 

使わなければ行けない理由があれば別ですが、

そうでなければ使用する必要は無いでしょう。

と考えます。

無用なリスクはとらないほうが良いのではないでしょうか?

 

ただし、例外があります。

過去にすでに使われていて、問題ないのがわかっていればOK

と考えてもいいかと思います。

だって、過去に一杯の人が使っていてOKだったわけですからね。

過去からのデータの蓄積が有るわけです。

 

 

まあ、でも、使わなくてもイイんじゃないの?

というものは使用しないのがベターかと思います。