わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

TEL050-3355-9592


〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

ブログ

質問:2年前の虫刺されの影響は続きますか?

今回も当ブログに寄せられたお話からです。

まず、簡単に話をまとめてみます。

 

 

Q:もともとアトピーっけがある子。

2年前にブヨにいっぱい刺されました。

その後手足にぶつぶつができて、なかなか治りません。

他のところも痒くなってきました。

そんなこと、ありますか?

また、治療している先生には、虫さされから来ていることを言った方がいいですか?

 

 

A:あります。

数年間続くこともあります。

 

さて、詳しく見ていきましょう。

虫刺されの中でもブヨはちと特殊です。

アレルギーの反応は強く、長く出る傾向があるんですね。

数年持続することもあります。

 

しかし、この数年、虫だけでありません。

虫刺されからのアレルギー反応が起きている事自体が

更にアレルギー反応を引き起こすという悪循環になっていることがあります。

もともと。アトピー傾向があるということは、

他の人よりもアレルギーの反応が強めに出る子ということでもあります。

したがって、この反応は悪化しやすい傾向にあります。

このように虫刺されのアレルギー反応は強くなりすぎてしまった状態を

「結節性痒疹」という病名で読んでいますが、

最初は虫さされからこの結節性痒疹が起きることもままあります。

 

こうなると、治療は非常に難しく、いろいろな方法を組み合わせないと、

症状を抑えることが難しくなってしまいます。

だから、まず治療してくれる先生には虫刺されがきっかけであること、

そこから悪化したことをしっかりと話しをした方が、

その症状に併せて治療を行ってくれる一つのきっかけになるのではないかと考えれます。

 

結節性痒疹は何もしないでよくなるのにはとても長い時間がかかりますので、

早めに治療を開始した方が良いでしょうね。

豊作です(^-^)

久々にIKEAに行ってきました。
開業準備で行って以来なので、かれこれ3年ぶり位になります。

日曜日の夕方でしたが、なかなかの混みっぷりでした。
ちょうど、春の結婚や入学、フレッシャーズ向けに、家具の需要が増える時期だったことと、某お昼の番組でIKEAの特集をやったばかりだったのもあったようです。

我が家も、あまりの本の量に壊れてしまった本棚と、10年選手でヘタってしまったソファを探そうかと出かけました。

結論からいえば、本棚もソファもペンディング。帯に短し襷に長し、というわけで、雑貨コーナーで消耗品などを探すことに。そんななかみつけたのが、こちらのお野菜のおもちゃです。

布製で、トマト、人参、ネギ、ニンニク、キャベツ、キノコ、オクラ?(院長は、ズッキーニだというのですが・・)が入っています。
日本の感覚だと、大根やナスが入りそうな気がしますが、キノコにニンニク、ズッキーニ?は、やはり海外ならではのセレクトな気がします。
キャベツは、外葉4枚がマジックテープで取れるようになっており、芸が細かい!

この他、フルーツシリーズも購入しましたので、クリニックにいらした際は、おもちゃコーナーで見つけてみてくださいね。あの謎の野菜が、キュウリなのか、オクラなのか、ズッキーニなのか、ご意見をお待ちしております(^-^)

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診療後の会計時にはPayPayを是非お使いください(2020年3月25日)

以前にもお話をしましたが、会計の時のお話です。

 

現在当院では現金受け渡し以外にもPayPayを使用しております。

 

PayPayの利点ですが、

まず、

・時間がかからない

ことがあります。

金額を入力いただき、QRコードを読み取るだけで会計が終了いたします。

現金を出して、数えて、お釣りをもらう。

一連の動作を考えると現金受け渡しよりもPayPayのほうが時短になります。

 

次に

・お釣りのもらい間違いが無い

ことがあります。

ときどーき、あるんですね・・・

 

最後に、

・感染症対策になる

ということも言えるでしょう。

現金は前に誰が触ったかわからない。

そのために感染症のリスクは当然ながらあるんですが、

PayPay支払い時においては、他人の持ち物を触るということが一切ありません。

 

以上を考えると、PayPay支払いは結構メリットがあることがおわかりいただけるかと思います。

 

最後になりましたが、今後の感染拡大の状況を見た上での話になりますが、

受診の流れは現金受け渡しとPayPay支払いの方を別にしなければいけなくなるかもしれません。

その場合にはPayPay支払いのほうが明らかに時間の短い、他者との接触の少ないことになると考えられます。

 

ぜひPayPay支払いをご検討下さい。

診療予約(特に土曜日)についてのお詫び

こんばんは。

4月から変わった当日の診療予約(順番受付)についてのお詫びです。

 

ここ数週間、特に土曜日を中心に患者さんの予約が急速に増加しております。

そのために、診察のクオリティを維持すること、患者さんの待ち時間を抑えることを目的とし、

診療予約システムには定員を設けるような形で設定をさせて頂いておりました。

システム運用開始以降(開院時)は、全くそれで問題がなかったのですが、

ここ数週間の土曜日には定員に達するようになってしまいました。

また、土曜日は待ち時間が30分~1時間と非常に長くなっているために、

現在の状況を考え、診察の予約を定員でストップさせていただくケースが出てきました。

そして、その件についてのお叱りの言葉をいただくことが何回かありました。

大変申し訳ありませんでした。

 

しかし、現時点では土曜日の定員を増やすことは検討出来る状態ではありません。

医師を始めとするスタッフが大車輪で診察を行い、それでも待たせてしまう状態ですので、

単純に定員だけを増やしても現在の待ち時間の状況をさらに悪化させ、診療のレベルを落とすことになってしまいます。

しっかりとお話をし、スキンケアの指導を行うことで病気を治していくのが当院のスタイルですので、

沢山の人数を短時間で見ていくという方法は当院にはそぐわないものです。

現在、スタッフの増員や診療予約システムの更なる最適化を検討している段階でありますが、

まだ皆様にご報告出来る状況ではありません。

 

近日中にはある程度まとまった対策を取ることが出来るかと思いますが、

それまではご容赦いただければと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

わかばひふ科クリニック

野崎誠

診断の正確さについて考える。

さて、前回、天気予報の信頼性についてお話をしていきましたが、

今回は病院での診断の正確さについてのお話をしていきたいと思います。

 

さて、質問です。

どうして、しっかりとした診断をつける必要があるのでしょうか。

 

答えは、

今後のことをより深く知るため

です。

 

 

診断というものは、将来を知るためのものです。

つまり、これからどうなっていくのか。

症状はどのように変わっていくのか。痕や後遺症は残るのか。

遺伝するのか。するとしたらどのくらいの確率で遺伝するものなのか。

もう一つ。

治療はどうすれがいいのか?何が効くのか?

治療出来なくても、病気の進行を食い止める方法はあるのか?抑える方法はあるのか?

ということを知るために「診断」を行う必要があるのです。

 

もちろん、診断の重要性については病気の程度である程度変わってきます。

ただのカブレ

遺伝性の病気

では、重要性は全然変わってくるでしょう。

 

カブレであれば、

かっちりと診断を付けなくても治療していけば良くなるでしょう。

何が原因かはあまり追求しなくてもよいでしょう。

「繰り返したら、原因を考えましょう」と私も良く言っていますが、

それは、慌てる必要は無いからです。

 

では、遺伝性の病気についてはどうでしょうか?

遺伝する病気にはいろいろな種類が有ります。

ざっくりとしたお話になりますが、(詳しいお話はいろいろな本に出ているので省略)

人間は同じ遺伝子を2本持っています。

その2本の遺伝子のうち、

1本に問題があれば出る病気と

2本両方に問題がないと出ない病気が有ります。

それぞれ、遺伝の形式はちがうわけです。

メンデルのえんどう豆の実験を思い出してもらうといいかもしれません。

1本で出る病気は子どもに半分の確率で遺伝します。

2本の病気はそもそも発症する可能性はあまり高くないものがほとんどですが、

重い症状で出る病気が多いのです。

また、性を決める遺伝子に異常があるかどうか。

異常の有る子の中で症状が出る子はどこくらい居るのか。

など、もっともっと難しい話にもつながっていきます。

つまり、診断をして、遺伝の形式を知ることは、血のつながりという面からは

非常に大事なことになります。

 

最後に癌の話です。

癌の診断とは、がん細胞がどのような細胞なのか、

由来はどこかを考えることが主体になります。

人間の体にはいろいろな細胞が有ります。

そのほとんどすべての細胞が癌になるわけですが、

元々の細胞の性質を持っていることが有ります。

そのため治療方法も変わってくることが有ります。

放射線が効きやすいか効きにくいか。

抗癌剤はどのような物が効果あるのか。

手術の時に、見た目の癌の範囲から更にどのくらい細胞が散らばっているか。

などは、がん細胞の種類によって変わってきます。

また、転移はし易いかどうか。

転移するとしたらどこに転移するのか。

についても癌ごとにクセが有ります。

そのクセを知り、早め早めに対処するために診断をしっかりとしなければいけないのです。

 

診断の信頼性が低いこと。

言い換えれば大雑把な診断しかしないことについてはこれだけのリスクが有るのです。

したがって、大学病院などの大きな病院では

大勢のスタッフが集まり、診断を正確に下すために検討会をしっかりと行うのです。

また、必要があれば、他の診療科の先生や他の病院の先生に相談することも有るのです。

 

このように、診断をしっかりと行うことは未来を知ることと同義語になるのです。

診察室の案内、出来ました

本日、診察室と処置室の案内板が完成し、届きました。

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ウサギとゾウです。

 

最初、ウサギとカメにでもしようかと思ったのですが、

各方面から

「カメ」に入りたくない

という意見を聞いたので、ゾウに変更しました。

 

今後、季節ものも各種取り揃えようと考えています。

何かいいアイデア有りましたらぜひお知らせください。

診察室の加湿器

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いままでずっと、乾燥肌のお話をしていて、

「加湿器」のお話をしているのに、診察室に加湿器がないのは良くない。

 

ということで、加湿器を導入しました。

幼稚園から小学生位のお子さんに好評です。

 

この加湿器は超音波式で、蒸気は熱くないので問題は無いのですが、

保育園くらいのお子さんで、時々蒸気の吹き出し口に手をかざす子がいます。

やはり、加熱式の加湿器は小さな子どものいる家庭では使わないほうがいいですね。

 

なお、この加湿器の蒸気は耳から出るのですが、

右耳には絆創膏が貼ってあります。

壊れているわけではありません。

機械に蒸気が直接当たり、故障の原因になるからですよ。

診察券作成、受診はお早めに(2020年2月)

先日公開したCOVID対策のページもあわせてご確認ください。

 

今後COVIDの感染拡大した場合、診療についての制限が加わる可能性があります。

医療従事者側が感染した場合には診療可能な人数が徐々に減少する可能性があります。

その場合、受診の抑制を行わなければいけない可能性が出てきました。

 

また、待合室内での患者さん同士での感染の拡大も予防する必要があります。

そのような条件を考えると、そのような場合においては新規の患者さんの受け入れを停止する

可能性が出てきました。

問診票を書き、診察に長い時間を要する新規受診の患者さん本人が非常に高い

感染リスクに晒されることになります。

 

なので、今後当院での診察を希望される方へのお願いです。

予め診察券だけでも作成に来院ください。問診票だけでも記載ください。

手荒れだけでも、花粉症だけでも一度診察を行っていただければ、

今後受診制限が出た場合にも受診を継続いただくことが可能になります。

ご検討くださいませ。

診察券にバーコードが貼付されます

今月からの変更ですが、当院の診察券に二次元バーコ度の貼付が始まりました。

また手書きの部分も機械印字されたものに変更されています。

 

今後院内精算体制が変わりますので、その準備となります。

名前やIDも見やすくもなりますし、使い勝手はいいかなあと考えております。

 

初回のみ診察券にシールを貼る時間をいただきますが、今後の院内体制の強化につながる変更ですので、ご了承いただければと思います。