わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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雑記

かいさーん

いえいえ、選挙のお話ではありません。

 

傘が壊れました。

今の東京には傘の修理屋さんがいないので、

(昔、地元にはいたんですよ。

小学校の時にちゃんばらで壊した傘をよく修理してもらっていましたが。)

仕方ないのでゴミに出そうかと思いました。

 

しかし、ウチの奥様曰く、

傘は分解しないとゴミにしてくれない。

ということなので、先日奥様が傘を分解していました。

 

これは布の部分ですね。

kasa

きれいな八角形をしています。

中心部分は少し盛り上がっているので分かりにくいのですが、

丸く穴があいています。

その部分には1枚あて布がしてあり、更に傘の先端部分でネジ止めをしているために

中心部分から水が漏れることが無いのです。

 

普段使っているものが壊れた時で十分なので、

一度分解してみると面白いかもしれませんね。

特に日常で使っているものがどのように作られているのかがわかれば、

少しは楽しくなるかと思います。

 

まだおへそを出して寝ていても大丈夫

10月になり、朝晩がだいぶ涼しくなりました。

今回は寝るときの体勢のお話です。

 

最近良く聞く質問が、布団をどうしましょう?

なのですが、答えは決まっています。

「薄く」

です。

極端な話、布団はかけなくても大丈夫ですよ。

 

もともど子どもは暑がりです。

基礎体温も高く、また、お風呂から上がった直後は「ほっこり」して、更に体温は上がった状態です。

そんな状態で布団をかけるなんて、無理ですよね。

もしもかけたとしても自分で剥がしてしまいますよ。

 

だったら無理にかけない。かけるにしてもタオルくらいにしておく。

それが一番(親子それぞれにとって)ラクちんな状態です。

おへそを丸出しで寝ていてもいいのです。

 

え、寒かったらどうするのか?

そしたら自分で温かいところを探していますよ。

自分で布団を引っ張りだすか、親のそばに寄って寝ています。

 

まあ、子どもが寝るときなんて、そんなものです。

あまり心配しないでも大丈夫。

子育てのコスト

という考え方があります。

このコストは金銭的なものだけではなく、時間的なものや、手間なども含むものです。

子育てにかかるコストは年々高くなっているという印象を強く受けるのですが、

今回もそのコストを更に押し上げかねない事件がありました。

 

2014年9月現在、神戸で起きていた女子児童の行方不明事件です。

この事件は、最悪の結果となりました。

 

「もう、小学1年生を一人で歩かせることができないのか」

というのが、現在の考えです。

 

同じくらいの娘を持つ親としては、非常につらいものです。

小学1年生は早く家に帰ってきますが、一人でお使いにも行けない。

図書館にすら一人で行くことができないのは自分が子どもだった時と比較すると、

やるせない気持ちになってしまいます。

(田舎で育ったので、都会育ちの人はまた違った感想をお持ちかもしれませんが)

 

小学生の外出に親が一緒に行く。

このことは親にとっても非常に負担になるものです。

物理的に時間が取られます。

10分お出かけするのに準備も合わせて30分かかるわけです。一人で準備させるにしても。

(実際は面倒を見るので更に時間がかかる)

また、現在行っている作業を中断するので元に戻すのに更に時間がかかります。

 

実際に子どもの付き添いに出かける以上に作業は滞ることになります。

 

人出があればいいって?

どこにありますか?

祖父母が近くにいればいいでしょう。でも、そうじゃないひとは?

共働きの人は?

下に小さな子がいる親は?

(下の子の準備をするのにも時間が取られるのです)

「じゃあ、どうすればいいのさ?」

というのが、現在の心境です。

 

・・・これ、社会に対してもいいものではありません。

子どもを育てるのに手間がかかる。

まあ、これは当たり前かもしれません。

でも、今まで一般的には「手がかからなくなり始めた」

と認識される小学生になっても、現在以上にコストを掛けなければいけない。

ということになれば、どうなるのか?

 

いくつかの影響は出てくるでしょう。

まず、社会の労働力は減ります。確実に。

これは自分の経験からも明らかです。

というのも、人材募集の時には結構応募があるんですよね。

小学生の子を持つお母さんの。

これらの人は社会に出て仕事をすることが難しくなってしまうでしょう。

 

もう一つの影響は、出産の問題です。

もう子どもは産まないよ。最初から子どもを作らないよ。

という流れになる可能性もあるでしょう。

だって、そうですよね。子育てに余計時間を割かねばなりませんから。

出産を希望しない。子どもの数を増やさない。

という変化が起きる可能性もあると思います。

 

一人の親としても、子どもに携わる職業に就いていることを差し引いても

頭の痛い問題です。

ライナスの毛布はその辺のものでよい

FEILER(フェイラー) ウオッシュタオル ハンカチ リトルスキッパーズ/ブルー(25x25cm) フェイラー ハンカチ

ライナスの毛布、ご存じですか?

ライナスとはスヌーピーの漫画に出てくる男の子のことです。

この子がいーっつも引きずっている毛布のことですね。

 

このライナスの毛布の役割は精神安定剤。

持っていると安心するものの総称です。

 

これ、最近特別なものが売っているんですね。

いやあ、びっくりしました。

 

別にこれは特別なものを用意する必要はありません。

その辺の毛布やタオルが本人にとって特別な「ライナスの毛布」になるのです。

 

ウチの長女のライナスの毛布は「フェイラーのヒョウ柄のタオル」です。

じつは私も小さな時にはライナスの毛布を持っていました。

一代目は通称「ピカピカ」。その理由はチョウチンアンコウの柄だから。

2代目は「アオ」。青色のタオルですね。

3代目は「アカ」。同様に赤い色のタオルです。

4代目はありません。

「アカ」がライナスの毛布であることに気が付いた母親が、 タオルを細かくし、

それを渡して、ぼろぼろになったらそれを捨てる。

そして新しいかけらをわたす。

ということをしていたので、かなり息の長い存在でした。

 

この親子2代のライナスの毛布たちをみていて気が付くことは

その辺にあったタオルなり毛布なりがライナスの毛布に昇格するということなのです。

 

私のきっかけはよくわかりませんが、娘の場合はきっかけはただ一つ。

一人でおばあちゃんの家に泊まりに行くときにもっていった母親のタオルだから。

です。

ほかにも共通点があります。 手触りがよいことです。

ごわごわしたタオルはどうもよろしくないようです。

ライナスの毛布は専用のものを買う必要はありません。

安心毛布。セキュリティ・ブランケットなどとも呼ばれていますが、

新しいものをポンと渡して、

「今日からこれをライナスの毛布として使いなさい」 といわれて使えますか?しませんよね。

 

 

ということでライナスの毛布はその辺のタオルがちょうどよい。 と考えられるのです。

スイミーがない!

小学校1年生が我が家にいるので、教科書を読んでみました。

 

・・・自分の時に比べると非常に薄くなった印象があります。

特に国語の教科書。こんなに薄かったっけ?と思いました。

 

内容を確認してみると、

あれ、スイミーがない!

 

詳しく調べてみると、スイミーは小学校2年生のお話でした。

なーんだ。びっくりした。

NHKスペシャル 人体 ミクロの大冒険

昨日プロローグ、今日は第1回でした。

 

この手のNHKスペシャルと人体との関わりは以前にもありましたね。

「驚異の小宇宙 人体」でしたっけ。

もう25年も前の番組になるんですね・・・

今調べてみてびっくりです。

 

番組を見た人はお分かりかと思いますが、

以前と比べ、遥かに多くの知見が得られているのを目の当たりにしていると思います。

また、今回もCGはすごくきれいな物がありましたね。

 

でも、もう一つの視点でも見てほしい事があります。

前回のスペシャルの時には検査といえばCTやMRIくらいしかありませんでした。

化学的な結果についてもぱっと見わかりにくいものであったと思います。

しかし、今回の検査結果は非常に多種多様な物がありました。

病理検査の結果や画像検査の結果についても、単純に画で示すだけではなく、

CGにより、非常に鮮明にはっきりとした画像を視聴者に見せてくれています。

まあ、こちらもコンピュータの進歩の一つの現れなのですが、

光学技術の進歩も同時に目の当たりにすることができます。

 

そうやって考えていくと、情報処理技術の発展というものをまざまざと見せつけられるテレビになっていますね。

 

次回以降も期待して待ちたいと思います。

親指かくし

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先日、家族で散歩をしていた時の話です。

進行方向から大きな犬を連れて歩いているおじさんがやっていくるのが見えました。

いつも通勤の時に見知っているおじさんです。

 

すると、娘が慌てて言いました。

「大きな犬が来た時には、親指を隠さなきゃいけないんだよ」

・・・?

 

あれ、なにか違う。

確か、自分が子供だった時にも親指を隠すことは有りました。

でも、犬だっけ・・・?

 

妻も同じように怪訝な顔をしています。

 

ということで家に帰ってから調べてみました。

 

この親指隠しは昔から伝わるおまじないのようです。

対象は霊柩車。一部には救急車も含むようですね。

 

では、何故親指を隠す必要があるのか?

これは、「親の死に目に会えなくなるから」「親が不幸にあうから」

ということみたいです。

親指=親

というわけですね。

 

じゃあじゃあ、霊柩車が出現する前はどうだったのかというと、

「葬列」が通り過ぎるまでずっと

ということだったようです。

時が変われば同じものでも少しずつ変わっていくのですね。

・・・霊柩車を見た時に同じことをしようと思ったのは一体誰だったのでしょう?

 

もう一つ。我が娘が大きな犬を見た時にどうして親指を隠すようになったのか。

だれを介して情報が曲がって伝わってきたのか。

そちらも結構興味深いものがあります。

引き算ブラックジャック

ブラックジャックといってもモグリのお医者さんの話ではありません。

よろしくでもないですよ。

今回はトランプのお話です。

 

恥ずかしいお話ですが、娘の算数を教えるのに苦労しています。

まあ、先取りなので難しいのも当然なんですが、繰り下がりのない引き算でドツボにハマってしまいました。

その苦手意識を何とかしようとしておもいついたのが「引き算ブラックジャック」です。

 

ご存知、ブラックジャックはトランプのゲームの1種です。

大雑把に行ってしまえば、カードの目の合計が21により近くなるよう。そして、超えないようにしたほうが勝ちというものです。

カジノでもメジャーなゲームでもあり、一節によれば、負ける確率をかなり低くできるというゲームですが、

まあ、小学生相手に白熱しても仕方ありませんし、難しいルールを作るのもなんですから、

簡単にしてしまいましょう。

 

細かいルールを除いてしまえば、ブラックジャックはただの足し算です。

ですので、逆に引き算にしてしまうことも簡単です。

最初21に設定し、ゼロに近づければいいだけの話ですから。

 

でも、娘のツボは繰り下がりのない引き算ですから、21ではちょっと難しすぎます。

なので、そこも替えてしまいましょう。

 

ルールはこんな感じです。

・最初の数字は9です。

・カードを引いていき、9からその数字を引いていきます。

・その数字がより0に近いほうが勝ちです。

・ただし、数字がマイナスになってしまったら無条件で負けです。

こんなざっくりとしたものです。

ああ。大事なことを忘れてしまいました。

9以上のカードはすべて取り除いてくださいね。

 

そしてこの引き算ブラックジャックですが、様々なバリエーションを作ることができます。

足し算でも構いません。引き算でも構いません。

最初の数字と目標とする数字は様々に選ぶことができます。

(トランプカードの調節は忘れずに)

数字についてはサイコロを利用してランダムにすることもできます。

 

算数の苦手な子と言うのはよく聞く話です。

でもなぜか皆トランプは大好きです。

 

トランプでゲームをしながら算数の勉強もさせる。

その一つのツールとして引き算ブラックジャックはありかなと思います。

 

最後に一点だけ。

これで子どもがギャンブルにハマったという苦情はお受けできませんので、

あしからずご了承くださいな。

ハノイの塔

と言われても何が何やらわかりません。

という人が殆どかもしれません。

私も言われた時にはわかりませんでした。

 

でも、こういえばわかりますかね。

・塔が3本立っています。

・そこにそれぞれ太さの違う円盤はそれぞれn枚ありました。

・その円盤を別の塔に全く同じ形で移してください。

・1回で移動できるのは1枚だけ。また。細い円盤の上にはそれよりも太い円盤は置けません。

という数学パズルです。

 

つまり、こんなのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

やったことありませんか?

 

昔々にやった記憶がありました。

おぼろげなその記憶を便りにやってみると・・・

以外にできるじゃあないですか。3枚でしたけど。

4枚もなんとかできました。

 

でも、5枚がなかなかできません。

さすがに枚数が多くなってくると実物を用意することができないので、

探してきたアプリを使ってiPadでやっていたのですが、

ああでもない、こうでもないと四苦八苦。

 

そうしているうちに娘にiPadを持って行かれてしまいました。

まあいいやと思って、数十分後、「できたー」の声が。

なんと5枚のパズルもできているではありませんか。

 

小学生の娘に負けてしまいました。

集中力の敗北です。

 

ちなみに、n枚の円盤を動かすのに必要な回数は最短で(n×n)-1回となるようです。

プログラミングや数学の問題にもってこいのようですねえ。

 

転勤医師のための荷物収納術 番外編 デジタル書籍は「所有」できない?

さて、これから書籍、雑誌のデジタル化についてお話を進めていきたいと思いますが、その前にデジタル書籍の購入についてお話をしていきましょうか。

 

じつは、私は電子書籍はほとんど購入したことはありません。

以前より、ずっとニュースは確認していたのですが購入までは踏み切ることができませんでした。

そして、購入した書籍は全部AmazonのKindleでのみです。

 

何故か。

ニュースを見る限り、電子書籍の販売サイトはまだたくさんあります。

というよりも、沢山ありすぎます。

というべきでしょうか。

群雄割拠といえば聞こえはいいですが、現状では有象無象といったほうがいいのかもしれません。

 

つまり、今後販売サイトが合併もしくは消滅する可能性が大いにあるということです。

 

電子書籍の販売サイトで購入した製品について、

その販売サイトが消失してしまった場合そこから購入したデータがどうなるのか?

という心配をなくすことができないからなのです。

 

なので、私の電子書籍に対するスタンスは

基本的には買わない。リアルの書籍を買い、面倒でもそれをデジタル化する。

というものです。

 

著作権などの問題があるということも了解はしてるのですが、

読む人の自由度を下げる方向に進めるしくみとは誰のためのものなのでしょうか・・・