わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

冬の病気

しもやけ対策はまず足元から

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いやあ、寒いです。

毎日最低気温が切り下がる毎日にすでに心が折れかけています。

この冬はじめてモモヒキを履きました。

 

さて、しもやけのお話の続きです。

対策は兎にも角にも冷やさないこと。濡らさないこと。

特に靴下の対策は非常に重要になります。

 

靴下はみなさんは何を履いていますか?

ご近所で買ったものでしょうか。

でも、冬だけは少し違うところで買ってみませんか?

 

それはどこかというと、山屋さんです。

スポーツ用品店もこの時期はスキーやスノーボード用品が沢山並んでいます。

また、山屋さんには冬山用の装備が沢山並んでしますよね。

その中にもちゃーんと靴下も有るのです。

スキー用、山用、自転車用・・・

たくさん種類が有ります。当然保温効果も厚さも、ついでに値段も様々です。

暖かい靴下を履くだけでも、十分にしもやけの予防になりますよ。

 

一度探してみてはいかがでしょうか。

モンベル(mont‐bell) メリノウール チューブソックス Baby’s サンフラワー SUFモンベル(mont‐bell) ウイックロン チューブソックス Kid’s

 

こちらはアウトドアブランドのモンベルさんの子供向けソックスです。

踵の部分に曲がりのないチューブ状になっていますので、サイズの融通がある程度可能です。

良かったら試して見てくださいね。

(Special Thanks 上林洋平 氏)

この冬最初のしもやけの患者さん

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だんだん寒くなってきましたね。

しかも、今日は夕立がありました。

たったの10分でしたが、まるでゲリラ豪雨のような雨。

11月にこんな雨が降ることってあるんですね。

 

冬になり、雨が降った後に出てくるのがしもやけです。

しもやけの原因はわかっていません。

体質もあるようです。

寒いところで起きやすいかというとそうでもありません。

確かに山形に比べ、東京では患者さんは少ないですが

23区よりも多摩地区の方がしもやけにはなりやすいように思えます。

 

そして、こんな天気の中、自転車で通勤していたので、

足先がだいぶ冷たくなってしまいました。

しもやけ?と思ったのですが、なんとか大丈夫みたいです。

 

でも、水曜日にはしもやけの子が来るかもしれませんね。

ちなみに、しもやけの症状は塗り薬を適切に使うことで抑えることが出来ます。

心配な時には一度受診してくださいね。

手荒れを治すにはまず乾燥のコントロールからです。

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だいぶ水も冷たくなりました。

洗い物をする時に水からお湯に変えた方も多いかと思います。

そして、手荒れが悪くなった方も多いのではないでしょうか。

 

最近、手荒れの患者さんが来院することが多くなりました。

当然、時期ですから当たり前です。

中には以前に他の病院を受診された方もいらっしゃいます。

その時に気になることが一つあります。

意外に皆さん、保湿剤を処方されていないんですね。

また、意外に皆さん保湿剤を使っていないんです。

 

手荒れの対策はまずは保湿です。

ついで、湿疹に対する治療を行います。

この優先順位を間違えては行けないのです。

 

手荒れから湿疹になる理由ですが、

まず、乾燥により、皮膚に小さなキズが出来ます。

そのキズから様々な成分が体内に入り、アレルギーとしての反応を起こし、

湿疹を作るのです。

大雑把に考えると、かぶれの一種なのです。

それに、乾燥による皮膚の割れが加わった状態です。

 

ですので、対処はまず、皮膚をしっかりと作ることです。

ステロイドを処方されることが非常に多いのですが、

この薬はあくまでも炎症を抑えるだけ。

皮膚をしっかりと作るには自然にできるのを待つしかないのです。

ステロイドはその部分には効果ありません。

ですので、皮膚がしっかりと作られるまで保湿剤を使い、皮膚を守る必要があります。

 

なので、まず、保湿。

これをいかにしっかりと行うかがとにかく大切になるのです。

大事、大事。

室内の暖房について考える

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お待たせしました。外の掲示板もそろそろ打ち合わせができそうでホッとしています。

 

さて、今回は室内の暖房についてのお話です。

こんなニュースが有りました。

首都圏の暖房はエアコンが中心というお話ですね。

後半の設定温度のお話は今回は外して、今回は暖房器具のお話をしたいと思います。

 

エアコン自体は東京の環境を考えると当然と思います。

特に赤ちゃんのいる家庭では石油ストーブやガスストーブはヤケドの心配もあり、使いにくいですもんね。

でも、エアコンの持っている重大な欠点。それは湿度が下がることなんです。

 

石油やガス、もちろん練炭も当てはまりますが、その場でモノを燃やす時には必ず二酸化炭素と水ができます。

でも、エアコンやオイルヒーターなどの電動機器ではその二つは出来ません。

(厳密には発電所で出ているんですけどね。)

室内に水が増えることが無いんです。

ストーブをたくと窓に結露が生じることも有りますが、それは水が室内で多く作られているからなんですよね。

 

そして、温度が上がるとどうなるのか?相対湿度が下がります。

その状況に長くいると皮膚も乾燥してきます。

なので、エアコンを使っていると皮膚も乾燥してくるんですね。

同様に電気毛布やこたつでも同様の状況になります。

 

部屋の湿度に注意することも必要です。

特に暖房器具は何を使っているかも大事なことですね。

 

皮膚科医から見た加湿器の選び方

毎日少しずつ寒くなり、診察室にも乾燥肌の患者さんが一気に増えるようになりました。

 

冬になり、乾燥肌が強くなると、欲しくなるのが加湿器です。

この加湿器について皮膚科医の立場からどのようなものが良いか見て行きたいと思います。

 

加湿器のタイプをおおまかに分けると、

1)加温式

2)超音波式

3)気化式

の3種類に分けることが出来ます。

 

皮膚科医のオススメは、ズバリ3)の気化式です。

なぜか、残りの2つの欠点から見て行きましょう。

 

1)の加温式は文字通り、水の温度を上げることにより水蒸気を発生させます。

ここで問題になるのは水蒸気の温度です。

2)の超音波式や3)の気化式とは異なり、かなり水蒸気の温度が高くなります。

そのために水蒸気の吹き出し口でやけどをするリスクが出てきます。

実際に小さい子にとって、水蒸気が出てくるのが面白いらしくて

やけどをした子を診察したことがあります。

高齢者や小さなお子さんのいる家庭では正直、オススメは出来ません。

 

では、2)の超音波式の問題点はどこに有るのでしょうか。

超音波式の加湿器の中では、水に超音波を当てることで水蒸気を生成しています。

この水蒸気がクセモノです。水蒸気の中には水の中に存在している小さな微生物や

アレルゲンなども水蒸気になってしまいます。

その成分が空気中を漂い、息の中から体内に入ってしまうリスクがあります。

そのために、病気をもらってしまうリスクがあるのです。

 

最後に、3)の気化式の加湿器のメカニズムですが、

大きなろ紙で水を吸い、そのろ紙に風邪を当てることで水蒸気を放出するものです。

温度も上がることはなく、水中の異物を水蒸気にすることは無いので、

皮膚科医の目から見ると、最も安全なものとなります。

欠点はうるさいこと。音が大きいこと、発生させる水蒸気量が少ないことがありますが、

これについては運用方法でなんとかすることが出来る問題です。

もう一つの欠点はサイズが大きくなること。もうこれがどうすることも出来ません。

実際に寝室で使っていましたが、正直「邪魔」でした。

でも、子どもにやけどを作るよりはいいのでは無いでしょうか。

SHARP プラズマクラスター搭載気化式加湿機 レギュラータイプ ホワイト系 HV-B30-W

お肌の乾燥注意報

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先日、事務長がポツリと、「足の裏が乾くんだよね・・・」と。

そうです。皮膚の乾燥が始まったのです。

 

大人の皮膚が乾くときには子どもの皮膚も乾燥してきます。

実際、今週になって、乾燥肌が悪くなって受診する子どもがだいぶ増えました。

多分そういうことなんだと思います。

 

また、テレビやインターネットなどで、温度とともに湿度にも注目してほしいものです。

湿度が50%をコンスタントに割るようになった時から皮膚の乾燥は強くなる印象を受けます。

 

例年は秋分の日を過ぎてからでした。

しかし、今年は今週に入ってから急に出てきました。

多分、台風が秋の空気を運んできたのでしょう。

そう、思っています。

東京の冬は乾いてる

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寒くなりました。

日は長くなって来ましたが、逆に寒さがこたえます。

 

テレビを見ていると毎日のように出てくるのが乾燥注意報/警報。

まあ、毎年のことですが・・・

と思っていましたが、本当でしょうか?

 

そう思って調べてみました。

データは気象庁の東京気象台のものです。

月別湿度、10年間の平均値を取りました。

結果はこちらです。

東京の湿度JPEG

調べてみて、自分でもびっくりしました。

1月なんて20%も湿度が下がっているじゃないですか。

どうも、原因は平均気温の上昇と考えてよさそうです。

 

でも、外がこれじゃあ、確かにみんな外出後にかさかさになるわけです。

しっかりと保湿しましょうね。

しもやけ注意報発令中

いや、誰も言わないみたいなので、勝手に発令しました。

 

しもやけは凍傷と違って、気温は0℃以上でも出ることがあります。

0℃から10℃くらいの気温で、濡れた足のままだとすぐに出来ます。

遺伝するので、両親のどちらかがしもやけ持ちだと要注意です。気をつけましょう。

 

では、何を気をつけるべきか?

それは冷やさないこと、濡らさないこと。

靴はしっかりと乾燥しているものを履くこと。

帰ってきて靴が濡れていたら、室内に持ってきて暖房に当ててあげましょう。

中には新聞紙をいれて、水分を吸収させるように。乾燥剤も有効です。

 

靴下も可能ならスキー用などの厚手の物で外に出ましょう。

学校に行く時には替えの靴下を持っていったほうがいいでしょう。

なお、学校では、靴は教室の中まで持って行って、乾かすこと。

登校途中に濡れた靴を下駄箱に入れっぱなしにしておいて、

下校時にその靴で帰ると確実にしもやけはひどくなりますよ。

 

症状が出たら薬を塗って、温めること。あくまでも印象ですが、こたつは結構有効です。

 

一般的にしもやけは子供の病気です。

特に幼稚園児から学童期に多く見られます。

たま~に大人もいますけど、あまり数は多くは無いです。

もしも、大人で、いつまでも治らないしもやけがあったら・・・

早く病院に行って、検査しましょう。GWまで残っている人は要注意です。(北海道除く)

 

でも、しもやけの治療法や予防法って、自分が子供だった時とほとんど変わっていないんですよね。

確かに、困ってはいるけど生命に別状のない病気ですし。

たしかに、しもやけで皮膚の検査をしましょうと行ったらみんな嫌がりますもんね。

難しい問題です。むう。