わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

冬の病気

最低気温が10度以下になったらしもやけに注意を

しましょう。

 

今年の冬もしもやけの子が受診してきました。

まだ数は少ないですけどね。

 

しもやけの原因は寒さです。

しかし、気をつけてほしいのは寒くなりすぎると逆に発生は減ります。

実は最も多いのは気温0度から10度位までの時なんです。

 

理由については色々と言われていますが、多分血管に問題があるのでしょうと考えられています。

寒くなったら縮まなければいけない血管がそのままのサイズである。

そのために余計な血流が流れるためにしもやけができる。

と考えられています。

逆に気温が0度以下になってしまうと、今度は水が氷になってしまい、いわゆる凍傷になって血流が途絶えてしまいますんので、

赤くなるどころの騒ぎではなくなってしまうんですね。

 

なので、これからがしもやけの季節になります。

靴はきちんと冬用の通気性の弱いものに変えていますか?

師走は蕁麻疹の季節です

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年末です。

どうしましょう。

と思っている人も多いかもしれません。

 

正月に立てた計画はうまくいきました?

焦っては居ませんか?

焦っても良いことありませんよ?

蕁麻疹ができますよ?

 

と言うのが今日のお話です。

 

 

蕁麻疹の原因は様々です。

しかしm一つ言えることがありまして、

疲れると出る。寝不足になると出る。

ということは紛れもない事実です。

 

逆に蕁麻疹ができるか否かで体にかかっているストレスを感じることも出来るくらいですからね。

 

・・・ということは・・・

年末年始の忙しい時期には蕁麻疹がよく出来るということでも有るのです。

 

これは大人だけ?

と思いきや子どもたちも蕁麻疹の発生時期だったりもします。

 

中学生高校生は定期テストで。

受験生は追い込みの時期だから。

小学生は長い2学期で疲れてしまい、

蕁麻疹を発生させてしまうのです。

 

乳幼児は?と考えてみると。

結構出たりもします。

 

その原因の一つ目は風邪。

風邪などの細菌/ウイルス感染症は小さな子の蕁麻疹の最も多い原因です。

 

もう一つは疲れ。

結構多いのは帰省です。

ラッシュの中帰ってヘトヘトに。

いつもと違う環境で疲れてしまい、

構われすぎることもストレスになります。

 

帰省先で蕁麻疹。

そして、帰ってきて落ち着いたら蕁麻疹。

 

結構多いです。

 

いずれにしても、忙しくなると蕁麻疹ができるもの。

できたときには体をゆっくりと休めてあげてください。

無理は?まあ、できないことも無いでしょうけどね。

でも、ここで無理をすると大きな病気につながりますよ。

と言われているんだ。と考えたら良いのでは無いでしょうか?

 

皮膚科医の娘でも、顔のかぶれの予防は困難です。

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秋も深まってきました。

食欲の秋です。

というわけでもありませんが、実家から柿と洋梨が送られてきました。

下の娘は果物が大好きです。(というよりも食べるの大好き?)

下手をすると7歳上の娘よりも食べていたりなんかして・・・

 

まあ、そういうわけも有るのでしょう。

とうとう口の周りの湿疹が出てきました。

果物食べ過ぎだよ・・・

 

皮膚科医がついていながら。

と思われるかもしれません。

でもね、顔の湿疹。これだけは周りに専門家がついていようが

完全には防げません。

 

乾燥肌、アトピーでも顔の湿疹が落ち着かない子が居ます。

でも、これも原因は多くはかぶれ。

よだれやミルク、食材などが顔面に付着するために出現するものです。

したがって予防は困難なのです。

出来るとすればワセリンを何回も何回も塗ること。

それである程度の予防を行うことができます。

だから、ワセリンを塗る回数が大きればそれだけできないんですよね。

診察をしていると、それが如実にわかります。

ワセリンの塗布回数と症状には関連があるのです。

 

でも、それでも完全には抑えることはできません。

ある程度は出現することがやむを得ないと考えたほうが良いでしょう。

 

だから、顔の湿疹は予防もしっかりとしたほうがいいけれども、

湿疹が完全には抑え込めないものだと考える。

そして、湿疹が出たら早めに見つけて、ステロイドなどの塗り薬を開始する。

 

そのように考えた方が現実的だと思いますよ。

なによりも湿疹を全く作らないという完璧主義に陥ると

できてしまった時にがっくりと来てしまいますからね。

 

出来ることをゆっくりと進めていく。

子供のお肌との付き合いは長くなりますから、

まあ、慌てず騒がずに淡々と進めていくくらいで良いかと思います。

加湿器は3つ、用意しましょう

冬になってきましたねえ。

風邪もだいぶ寒くなってきました。

と、ともに乾燥の患者さんがどんどん増えています。

 

お肌の乾燥は空気の乾燥から。

どうしてもその傾向が出てきています。

 

では空気の乾燥はどうすれば?

いろいろな方法がありますが、一番便利なのは加湿器です。

 

では、加湿器はどこに置きましょう?

とよく聞かれます。

 

家の中ではどこに置くか?

まず最低でも2箇所は用意しておきたいところです。

2箇所とは、普段いる場所と寝室ですね。

 

普段いる場所とは居間になる人も多いでしょう。

ときには子供部屋にも追加かな?

寝るところは言わずもがな寝室です。

 

あと、もう一つ大事なところがあります。

 

それは職場です。

 

職場の自分の机の上に一つ小さな加湿器を用意すると良いでしょう。

大人の方ですので、気化式ではなくても大丈夫。普通の加熱式の物があります。

小物サイズもありますし、最近ではUSBで電源を取ることが出来るものもありますよね。

周りの迷惑にならない程度にアロマを垂らしても良いかもしれません。

 

え、フリースペースになっているので、毎日場所が変わるから持ち運べない?

それならなおさらUSB接続の小さな物を用意したらいかがでしょう?

周りに座った初対面の人との話しきっかけになるかもしれません。

 

加湿器から始まる人間関係。

面白そうですよね。

 


 


この冬初めてのしもやけ警戒天気です。

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今日は寒いですね。

寒い冬の朝。そして雨降り。

気温は5度くらいでしょうか?

 

今年はじめてのしもやけに注意すべき天候になりました。

概ね気温が0度から5度まで。

足先が塗れるような環境にいると、しもやけが発生します。

 

実はこの冬のしもやけの患者さんは既に発生しています。

ただ、その患者さんは大人の、薬が原因のしもやけであり、

子供はまだなんですが。

ここ数日のうちに出現することも考えなければいけません。

 

まだ夏用のスニーカー履いていませんか?

長靴やブーツがイヤな男の子の場合、スノトレがおすすめです。

冬用、雪用の運動靴。

東京の靴屋さんの店頭ではあまり見かけませんので、

インターネットなどで通販を利用したほうが良いかもしれませんね。


 

 

 

まだシラミはでています

【第2類医薬品】スミスリンLシャンプータイプ 80mL

先日も患者さんがいらっしゃいました。

シラミそのものはしばらく痒みが出てこないこともあります。

そのため、注意喚起を受けていても、「かゆくないから」

とばかりに、頭のチェックをされないことも多く有るようです。

 

そのためにしばらく時間が経過してから、再発が出てくるんですよね。

 

一番いいのは、一斉に専門家が確認をすること。

なんですが、なかなか難しいのでしょうか。

汗疹の患者さんがふえてきました

昨日暖かかったのに、今日はいつもの冬の天気に戻ってしまいました。

しかも、雪の予報って一体何なんでしょう。

 

とびひのリスクについて昨日記事にしましたが、今日の診察時にはまだみられません。

まあ、数日してから受診することが多いですからね。

 

むしろ、赤ちゃんの汗疹が多く出ています。

お腹背中を中心に結構な割合で湿疹が出ているので、要注意ですね。

厚着させすぎです。

でも、今日はいつもの様に厚着させてください。

 

ちょうど季節の変わり目。洋服の枚数も上手に工夫してくださいね。

 

2016年2月14日 とびひに注意しましょう

まさか、2月中旬のしかもバレンタインデーを前にとびひの注意報を出すことになるとは思いませんでした・・・

 

明日の気温は20度を超え、非常に暑くなる(相対的にですよ)ことが予想されます。

通常の気温よりもはるかに温度が高くなるときに注意すべきはとびひ。

 

昨日と同じ洋服を着せて、外に出て遊んでいると、確実に大汗をかいてしまいます。

それが曲者。

 

汗がたまり、そこに雑菌が繁殖し、とびひになるリスクは非常に高くなります。

実際、例年も最高気温が急激に、急速に上がった日のあとにはとびひの患者さんが多く発生しています。

 

外出前にはその時の気温にあわせて洋服の枚数を調節すること。

急激に気温が下がるので、必ず上着を手に持って出かけること。

汗をかいたらすぐにシャワーで洗い流すこと。

 

あとは、怪しい発疹をみかけたらすぐに皮膚科を受診することですね。

 

気をつけて、おでかけください。

 

追記

タグを「冬の病気」につけたのですが、なんかおかしいような・・・

2016年1月 りんご病が流行しています?

たまたまでしょうか?

先週から今週にかけて、りんご病の患者さんが何人か受診されました。

いすれも幼稚園から小学校低学年くらいの子です。

りんご病を疑って受診した子はその中の半分くらいです。

 

時期的にりんごほっぺと紛らわしいものではありますが、

りんご病の場合は腕や太ももにも淡い網目状の赤みが出来ることがあります。

怪しいと思った時には皮膚科もしくは小児科を受診してくださいね

2016年1月18日 今日はしもやけに注意です。

今日は、雪の日です。

でも、もう雨になりました。

こんな日はしもやけに注意です。

 

しもやけの起きる原因は濡れること。

冷たい雨に濡れると、しもやけはできやすくなります。

冷たいけど乾いているよりも、あまり冷たくないけど濡れている方が

しもやけになりやすいのです。

なんでだろう・・・

 

特に今日のような、雪が湿ってぐちゃぐちゃになった道路を歩いていたりすると、

スニーカーのような、水が染み込みやすい靴を履いている子は一日でしもやけになってしまいます。

この様な日は、ゴム長靴のような、防水性の高い靴を履き、靴が濡れないように気をつけて下さい。

 

もしもしもやけになってしまった場合は、近くの皮膚科を受診してくださいね。

痒みにはステロイドの塗り薬が良く効きますよ。