わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市吉祥寺東町)

武蔵野市・杉並区・練馬区他の赤ちゃんから子供、大人、老人まで幅広く診察をする皮膚科クリニックです。アトピーやあざを始め、水虫、とひび、湿疹などの相談・治療を行なっています。

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〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F

病気の話

これから、トコジラミ刺症は増えるかもしれませんね

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開業して、9ヶ月が経ち最初の年末がやってきます。

多くの患者さんの診察を行いましたが、意外に多いと思ったのが、トコジラミでした。

すでに数人の患者さんを見ています。

今までほとんど診察していなかったのにね。と思い、色々と原因を考えてみました。

多くはその地域の状況に依るのでしょうね。きっと。

 

トコジラミ。南京虫(ナンキンムシ)と言った方が通りがいいかもしれません。

この虫は小さな虫です。大きさは米粒くらいでしょうか。

黒っぽい色をし、普段は扁平な円盤状の形ですが、ヒトの血を吸って丸くなります。

一般に古くなった住居に棲むことが多いようです。

 

問題は、その古くなった住居。というところです。

この住居の築年数はその地域が開発された時期によって、大きな格差があります。

東京という街の開発状況に大きく依存するところがあります。

吉祥寺が開発されたのは戦後すぐのことでした。

そうすると、昭和30年台頃に建築された建物は現在築50年くらいになります。

逆にバブル期直前の時期に建築された建物はまだ築20年と少し位です。

つまり、その地域の建物の老朽化の度合いとトコジラミの発生率には関係があると考えられます。

 

もう一つ、トコジラミの発生要因が有ります。

そこに住んでいる人の年齢です。

一般に築年数の高い住居に住んでいる方は、高齢者である傾向があります。

高齢者と若年者の違いはいくつか有りますが、

まず、症状の出方が違います。

同じ虫に刺されても一般には若年者の方が早く、強く症状が出ます。

これは免疫状態によって決まることなので、仕方ないのですが・・・

また、静的視力、動体視力のいずれも高齢者になると衰えてきます。

そのために「虫を視る」ことができなくなってしまい、結果的に発見や診断がおそくなってしまいます。

 

高齢化社会の問題は現在色々なことが言われています。

このトコジラミを始めとする環境害虫の問題も注意してみる必要がありますね。

 

しもやけ警報発令中

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冬も深くなり、毎年恒例の「雪に注意」がマスコミから出てきました。

今日の夜から明日の朝までどうも雪が降るようです。

時期を考えると地面の温度は十分に下がっていないので、

積もることは無いかと思いますが。

 

但し、気温はかなり下がっています。最高気温で10度以下、最低気温が0度くらいになりました。

実際の温度を考えると、早朝から朝にかけては5度以下といったところでしょうか。

 

そして、明日は雨。

ということは、結構な確率でしもやけになる子どもが出てくるでしょう。

要注意です。

 

さて、しもやけの対策ですが、まず、予防です。

暖かい靴を用意すること。可能ならスキー場などに行けるくらいしっかりとした防寒の靴を使いましょう。

同様にしっかりとした手袋や耳あても用意してあげてください。

靴下も忘れずに準備してください。

なお、靴下は替えを必ず持たせてください。

登校時に濡れたらすぐに。濡れなくても汗をかきますから昼休みか放課後に変えるようにお話しましょう。

 

帰宅したらすぐに暖かいお風呂に入れてください。無理でも足浴はさせたほうがよいでしょう。

床暖房やこたつもしっかりと準備してください。

室内でも暖かく乾燥した靴下を履き、スリッパや室内ブーツを履かせることで十分に予防ができます。

こたつもよいでしょう。

くれぐれも裸足でフローリングの床を歩かせないでくださいね。

また、温度の下がる時間帯にでは特に不要不急の外出は取りやめたほうが良さそうです。

 

残念ながらしもやけになってしまった場合、痒くなることが有ります。

保温に気をつけることも大事です。また、痒みにはステロイドの塗り薬も有効です。

 

ここまですれば、しもやけはしっかりと予防できます。

頑張って。

面接官とアトピー性皮膚炎

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受験とアトピー性皮膚炎のお話、その続きです。

 

さて、受験や入社試験など、多くの選考を行うべき局面では

試験官と相対する面接を行う場合もあるでしょう。

今回はその場面でアトピー性皮膚炎がどのような影響をおよぼすのかについて考えたいと思います。

 

結論から述べると、年齢が上がるほど、不利になる。

でしょうか。

 

まず、面接官の素性を考えてみましょう。

受験ではおおむね学校の先生ということになるでしょう。

しかし、就職や転職についての面接官はその会社の社員でしょう。

しかも、偉い人だけではなく、一般の社員も駆り出されることもあると聞いています。
(特に大量の応募者を篩分けするような面接の場合はそうなるでしょう。)

 

ここに一つの大きな違いが有ります。

 

学校の先生は教育学を学んでいます。また、子ども達と接することが多い以上、子どもがどのようなものかも知っています。

また、アトピー性皮膚炎の子どもがどのような存在かを知っている。

コントロールされたアトピー性皮膚炎が学力に大きな影響を及ぼすものでは無いことも肌感覚で知っているでしょう。

 

しかし、会社の面接官にそのレベルの知識や知恵があるでしょうか?

残念ながらあまり期待をするべきでは無いでしょう。

すべての面接官にアトピー性皮膚炎に関する知識を持っていることを期待してはいけないでしょう。

逆に無知からくる偏った知識を持っている可能性は否定できません。
(アトピー性皮膚炎の人はみんな・・・・・っていうやつですね。)

同僚にアトピー性皮膚炎の人がいればまた違うんでしょうけれども。

 

そして2つ目の問題はまさに「同僚にいれば・・・」なのです。

アトピー性皮膚炎は年齢とともに発症している人の割合が減少します。

幼稚園、小学校、中学校、高校とそれぞれ人数が減っていきます。

受診する人もそうですし、実際に学校の検診のデータも同様の結果が出ています。

これはアトピー性皮膚炎が発症する一つの理由として「皮膚が子どもだから」ということも有るでしょう。

このお話はよく知られたものです。

 

では、それ以上ではどうなのか?

成人期になってからのデータはあまりないのですが、成人になってからも年齢とともに少しずつ

患者さんの数は減少していく印象を受けます。

 

このことから考えると、以下のことがわかります。

学校の先生はまずみんなアトピー性皮膚炎の子を見ている。

社会人の社員では、アトピー性皮膚炎の同僚や部下を見る確率は学校の先生よりは少ない。

ということが考えられます。

当然、アトピー性皮膚炎に対する理解度も同様の傾向を示すでしょう。

 

最後にもう一つ考えてみましょう。

面接を行い、合否判定を下すのは原則として上役です。

上役は多くの場合年齢が上になるでしょう。

学校は教頭先生や校長先生。

会社は社長や常務専務部長。

といったところでしょう。

さて、彼らのアトピー性皮膚炎に対する知識はいかがなものか?

と考えると、どうでしょうか。

やっぱり、ここでも差が出てくるのでは無いでしょうか。

 

知っているのか、知らないのか。

残念ながらあくまでもこのお話は推論です。

手元にはっきりとしたデータが無いのが現状です。

だれか、詳しい情報は持っていませんか?

もしもおもちこ方がいればコメントください。お待ちしています。

アトピー性皮膚炎は受験では不利なのか?

アトピー性皮膚炎と受験のお話。

今回は病気そのものが受験に影響するかというお話をしたいと思います。

 

でも、調べてみたのですが、あまり情報がありません。

但し、一般的にアトピー性皮膚炎という病気そのものは学習能力には直接影響してはなさそうです。

 

しかし、アトピー性皮膚炎を持っている人が受験に対してどうかと考えると、

やはり不利。ということになるかもしれません。

以下にその考えを述べましょう。

 

1)痒みによるパフォーマンスの低下。

痒いということはそれだけで勉強の集中を妨げます。
同じ時間勉強をした時に、痒い人はそれだけ能率が落ちる可能性は十分にあるでしょう。

2)治療による時間のロス

アトピー性皮膚炎の人は毎日薬を塗る必要があります。
もしも全身に薬を塗るのであれば、それだけで1回あたり5分から10分程度の時間がかかってしまいます。
また、医療機関に通院する時間もロスになる可能性があります。
学校をお休みまたは早退していくとなると、その機会損失(学校で聞ける知識を聞けない)も有るでしょう。

3)飲み薬による眠気

アトピー性皮膚炎に対して飲み薬を処方されている方も多いかもしれません。
最も頻用される抗ヒスタミン薬ですが、副作用として眠気が有ります。
特に気をつけないといけないのは、インペアード・パフォーマンスと呼ばれるものです。
つまり、眠いわけではないけれど、脳みその一部が寝ているという状態です。
厄介なことに、気が付かないうちに効率が落ちていることが有るのです。

4)整容的な問題

これは面接の時に問題になるかもしれません。
特に顔面に強い湿疹が有り、そのために見た目で損をする可能性があります。
また、見た目によるバイアスが掛かる可能性も否定できません。
知識のある教育者ですからそのようなことは無いかと思いますが、
当落線上ギリギリにある時には問題になるかもしれません。

 

アトピー性皮膚炎が直接的に影響しているのはこのくらいでしょうか。

間接的な影響としてはどのようなものが有るでしょうか

5)性格の変化

一般的にアトピー性皮膚炎の人は性格が抑うつ的になる傾向が見られます。
そのために、本来得ることの出来る知識が得られない。また、人よりも強い不安のために
その知識が定着しない可能性があります。

また、特に小さい時に顕著に現れますが、引っ込み思案になっている場合は、
努力に対する正のフィードバックがかからない可能性があります。
つまり、他の子の前に出ない。褒められる機会が減る。褒められることを報奨とする努力志向が出てこない。
という可能性も考えられます。

 

さて、長々と考えてきましたが、これらはあくまでも仮説です。

当然人により大きな差があるでしょうし、

多くの人を対象とした調査もなされてはいないかと思います。

少なくとも私は聞いたことはありません。(調べてもそのような調査はありませんでした)

 

このお話はもう少し掘り下げてみたいと思います。

爪噛み癖にバイターストップを使ってみる。特にアトピー性皮膚炎の子には有効かもしれない。

マヴァラ バイターストップ/10ml 【HTRC3】

 

外来で診察をしていると、結構な頻度で目にするのが爪噛み癖です。

両手指の爪前部が凸凹していることもあります。

 

この爪噛み癖。くせがあること自体は様子を見てもいいのではと思うのですが、

この凸凹している爪で皮膚をひっかくと、結構な確率で切り傷ができてしまいます。

出血して、かさぶたが出来てしまうと、そのかゆみが頑固になってしまいます。
(これは科学的にも証明されているのです)

なので、特に湿疹の子の爪噛みを止めることはひとつ重要な事になります。

でも、痒い→精神的ストレス→爪噛み→掻爬→湿疹の悪化→痒い

といった悪循環をどこで断ち切るかは問題になります。

 

このような場合、まず湿疹を抑えてということになりますが、掻爬が強く湿疹を抑えきれないことも有ります。

でも、このバイターストップを使うことで湿疹を間接的に抑えることが出来るかもしれません。

 

バイターストップの原理は簡単です。

「苦い。」ただそれだけ。

方法は爪に塗るだけ。爪をなめたらとても苦く感じるために爪噛みをやめる。

という算段です。

そうすると、噛んでいる子でも、爪を噛むと苦くてイヤだ

ということに気がつくので、爪を噛まなくなるわけですね。

いわゆる条件付けという方法です。悪い言い方をすれば「パブロフの犬」でしょうか。

 

この方法ですが、以前に試したことが有ります。

使用する薬剤はゲンタシン軟膏。

傷薬に使うアレです。緑のキャップ。

この薬も結構苦いのです。

そのために爪に塗ることで爪噛みの対策としたことが有ります。

結果は半分位の人で効果ありました。

 

今度、実際に自分で使ってみて苦さを確認したいと思います。

 

 

追記

普通の子の普通の爪噛みを無理に止める必要性は無いと考えます。

爪噛みというものは、その子に加わるストレスを自分なりの方法で解消しようとして出てくる行動です。

もしも、この薬で爪噛みを止めさせたとしても、時には別の方法でストレスを解消しようとするかもしれません。

例えば、チックや抜毛などという形で出ることも有ります。

使用の際にはメリットとデメリットをしっかりと考える必要があります。

心配でしたら近くの小児科、皮膚科の先生に相談してみてください。

受験とアトピー性皮膚炎 

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診療が終わり、吉祥寺の駅前に向かって歩いている途中に、予備校がありました。

ふと中を見ると、壁に張り紙がありました。

「センター試験まであと50日」

ああ、もうそんな時期ですね。

今回はアトピー性皮膚炎と受験についてのお話をしたいと思います。

 

人生には「たった1日のパフォーマンス」でその後すべてが変わってしまう日というものがあります。

そんな日はあまり多くありません。

幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、大学院の入学試験、

就職試験、転職試験、デートやお見合いの日、

資格試験の日

といったところでしょうか。

 

これは、私の個人的な考え方なのですが、アトピー性皮膚炎を持っている人に取って、

「ガッチリと抑えこんでおきたいとき」と「通常通りしっかりと治療していれば良いとき」の

2つに分けることができると考えています。

「ガッチリ抑えこんでおきたいとき」は、普段であれば副作用を考えてあまり使わないような治療を短期間だけ、しっかりおこなうこと
(例えば、ステロイドやシクロスポリンの内服、強いステロイドの外用)

言ってしまえば、「後先考えず、その時だけ抑えこめればいいや」という方法です。

「通常通りしっかりと治療」は、普段から行っている、効果と副作用のバランスを取った治療法ですね。

 

大きく分けると、

ガッチリ治療・・・各種入学試験、資格試験

通常治療、時にがっちり治療・・・就職試験、転職試験

通常治療・・・デート、お見合い

となるのでは無いでしょうか。簡単に説明したいと思います。

 

各種試験は基本的に一発勝負になります。
(資格試験はものによるでしょう。数回にわけることが可能であったとしても、
その1回に失敗するだけで数ヶ月人生が変わることも往々にしてあると思います)

特に面接のある試験では見た目も重要である可能性があります。

なので、その後のことを考えるよりも、その瞬間に症状を抑えることが必要になるでしょう。

したがって、それらの試験の時にはガッチリ治療。

 

逆に就職や転職、お見合いやデートについては長期戦です。

その瞬間をしのいだとしても、その後の事があります。

もちろん就職、転職については本命の面接など、ガッチリとした治療が必要になる瞬間はあるかもしれません。

しかし、長期戦をずっと、後先考えない治療法を続けていくことは問題です。

また、デートやお見合いについては、うまく言ったあとは長い人生を一緒に過ごす相手となるわけですから、

後先を考えず、その瞬間のみに注力する治療法はおすすめできません。

 

 

言うまでもないことですが、通常からしっかりと治療を行うことによって、

アトピー性皮膚炎の症状をきちんと抑えておくことがベストでしょう。

しかし、そうも言っていられない時もあるかと思います。

もしも、そのような状況になったらどうすればよいのか?

 

まず、そんな時には皮膚科の先生に相談してください。

本当に大切な瞬間がいつなのかをきちんと話をしてみてください。

皮膚科医は現在の治療法の他にも、「副作用その他リスクは高くなるけど、治療効果も高い方法」を知っています。

普段はリスクの事を考えてその方法は治療法の俎上に載せないわけです。

ただし人生で大事な瞬間、出し惜しみしていられない瞬間であれば、場合によっては

普段考えない方法も検討の余地が出てきます。

ですので、まずは恥ずかしがらずに相談してみることが大事なのです。

 

次は実際に受験そのものと湿疹の関係についてお話をしていきましょうか。

受験雑誌の取材を受けました。

中学受験サクセス12 11 ・12月号(2013)

ご報告です。

 

先日受験雑誌の取材を受けました。

雑誌名は「サクセス12」。

早稲田アカデミー提携の雑誌です。

 

今回のテーマーは冬の乾燥肌です。

小学生の冬の乾燥肌についてお話しました。

乾燥を放おっておくと湿疹になります。

湿疹になると痒みが出て、それが勉強にも影響してくる可能性があります。

早めに対処しましょう。

 

というお話をしました。

書店で見かけたらぜひ手にとって見て下さいね。

刺青をレーザーで消すのは大変ですよ

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本日朝のテレビでやっていたみたいですね。

今回はそのお話を少ししてみようかと思います。

 

刺青のレーザー希望の患者さんが増えているということですが、

それもさもありなんと思います

だって、刺青を入れる人が以前より増えましたからね。

そもそも刺青がなぜ入れられたかの話をすると長くなるのでしませんが、(リンクはこちら

定義からして、簡単に消えないものです。

これが、アートメイク、タトゥも同じ。

なので、一生のお付き合いをする覚悟で行う必要があります。

「すぐに消える」と思わない方がいいのです。

 

さて刺青を消す方法は簡単に2種類に分けることができます。

手術で取る方法とレーザーで色素を飛ばす方法です。

手術では、周りの組織ごとすべて取り去ります。

レーザーでは一般に周りの正常な組織に影響が及ぶことは少ないです。
(まったくない訳ではないことは要注意)

したがって、レーザーを選択するか方が多いだろうということが容易に想像することができます。

 

でも、レーザーも万能ではありません。

レーザーとは特定の波長の光を照射し、その光を色素が吸収して発熱し、細かな断片に粉砕されます。

その細かな色素の断片を体内のお掃除細胞が取り込み、おしっこの中に捨てるのです。

このような複雑な経過をたどって、色素は薄くなります。

 

問題点その1

直後に薄くなるわけではありません。

お掃除細胞が取り込む必要があるので時間がかかります。直後に消えるわけではないのです。

 

問題点その2

色素によって色の消え方が、変わります。

レーザーの種類や色素の種類によって、改善度合いが変わります。

レーザー光の波長をうまく吸ってくれる色素は消えるでしょう。

しかし、吸わない色素ではあまり効果ありません。

逆に吸いすぎても熱が予想よりも多く出ればトラブルになりますし、

色素が熱で変性したり、周囲の化学物質と反応して妙な色が逆についてしまう可能性もあります。

 

問題点その3

深いところにはレーザーは届きません。

光を組織の中に入れるわけですから、当然深い部分には光は届きません。

せいぜいコンマ数ミリから1ミリ、2ミリの単位です。

なので、深すぎる部分に存在する色素には光は届かず、当然効果もありません。

まあ、色素が深すぎても、皮膚からは見えないので逆に問題は無いのかもしれませんが。

同様の理由で、色素の存在する深さにムラがあった場合は、治療効果にもムラが出てしまいます。

プロの方が彫った刺青は、深さにムラがないので、消えやすいけど、

素人さんだと、色素の深さにムラが出てしまい、消えにくい。

なんていうお話もあります。

 

というわけで、レーザー治療も万能では無いということをわかっていただけたかと思います。

実際に、鉛筆の芯をさした時の色を消すのも大変な事があるくらいですから、

刺青を消すのはもっと大変なのです。

 

刺青をするときには、取る可能性があることも考えて欲しいのです。

取るのは、大変だよ・・・

 

追記。

刺青のレーザー治療については医療保険は原則として適応にはなりません。

ただし、外傷性刺青の場合は、
(何らかの事故などにより、皮下に色素が入ってしまうこと。さっきの鉛筆の芯が刺さることも含めます)

保険が効くこともありますので、その時には相談してみてくださいね。

 

アタマジラミを見つけた時はまず家族全員の髪の中をチェックしましょう

アタマジラミの患者さんは相変わらずぽつぽつと受診されます。

スミスリンシャンプーも在庫が少なくなったので、追加で発注しました。

来週には届くでしょう。

 

さて、アタマジラミですが、以前にお話したように、シラミに対するアレルギーが生じるために頭が痒くなります。

痒くなってきて、髪の毛を見て、初めてシラミと気づくこともあるかと思います。

家族の誰かがシラミになっているのに気がついた時にまず行うべきこと。

それは家族全員の頭のチェックです。

痒くない→シラミがいない

ではありません。シラミが頭皮に存在しているにもかかわらず、アレルギー反応は起こっていないために

痒くないということもたくさんあるのです。

診察していると、特に子どもからお母さんに移っている確率が非常に高いです。

 

ですので、まず、家族全員髪の毛のなかまでしっかりとシラミをチェックしましょう。

これ、大事です。

 

 

・・・お父さんにアタマジラミが伝染っている例はほとんどありません。

お父さんは家にあまりいないのでしょうか。また、子どもとあまり遊ぶ時間が無いのでしょうか。

がんばれ、お父さん!

年が明けたら花粉症の治療を開始しましょう

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早速来年の花粉情報が開示されました。(リンクはこちら

 

幸いなことに、来年は「裏年」らしく、今年の半分くらい、いつもよりも少なめです。

しかし、気をつけるべきことですが、スギの花粉の飛散開始は2月上旬なのですが、

花粉の断片(でも抗原性はあります)はその前から飛んできます。

 

では、1月下旬から対策すればいいのか?

というと、これもまた違います。

 

花粉症の飲み薬ですが、(本当はどんな薬もそうなのですが)

飲んでその日から効くということは無いのです。

血液の中に十分な量が持続して現れるには数日かかるのです。

ですので、飲み薬は早めに飲み始めること。

これが大事です。

 

したがって、お正月が終わったら飲み始める。

結構違いますよ。

 

・・・まあ、私は毎年飲み忘れてしまい、痒くなってからあわてて飲み始めるんですけどね。