さて、前回のお話の続きです。
健康な成人は水いぼに感染することはないのか?
いえいえ。そんなことはございません。
その理由の一つには水いぼのウイルスそのものにあります。
水いぼの原因ウイルスは伝染性軟属腫ウイルスと呼ばれますが、
こちらのウイルスは1種類だけではなく、いくつかのサブタイプに細かく分けることができます。
なぜ分けるのか?それぞれ免疫のでき方が異なるからです。
したがって、一つのサブタイプに子供の頃に感染をして、治った後に免疫を得たとしても
大人になって子供が別のサブタイプの水いぼに感染をしたばあい、親に普通に感染を起こすということも
十分に可能性があるんですよね。
だから、「感染は稀である!」と言い切ってしまうのもいかがなものかと思うのです。
・・・データ出してみようかな。