先の記事の続きのお話になります。
流石に2週連続して毛虫の被害がありましたので、
練馬区の公園管理者に連絡をいたしました。
「イラガですか・・・」
と特に驚くような様子も有りませんでしたので、
すでに連絡が入っている可能性があります。
いずれ駆除などの対応がなされるかともいますが、
対応されるまでは毛虫のいそうな場所には近づかないようにしたほうが良さそうです。
続報ありましたらまたブログに掲載をしていきたいと思います。
TEL050-3355-9592
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2丁目11-2 伊藤ビル1F
先の記事の続きのお話になります。
流石に2週連続して毛虫の被害がありましたので、
練馬区の公園管理者に連絡をいたしました。
「イラガですか・・・」
と特に驚くような様子も有りませんでしたので、
すでに連絡が入っている可能性があります。
いずれ駆除などの対応がなされるかともいますが、
対応されるまでは毛虫のいそうな場所には近づかないようにしたほうが良さそうです。
続報ありましたらまたブログに掲載をしていきたいと思います。
先日も毛虫による症状を訴える患者さんが受診されました。
発生場所:練馬区立野公園
原因毛虫:イラガ の可能性が非常に高い
この子も先の子と同じように、痛みだけがを刺された瞬間から出現しました。
これはチャドクガなどの他の種類の毛虫皮膚炎には見られず、
イラガにのみ特有の所見です。
また目撃状況も「緑色のとげとげした虫」とのことでしたので、
一致するかと思われます。
話によると水場の近辺に大量に発生してるようです。
立野公園を利用される方はご注意ください。
さて、いよいよ季節の変わり目がやってきました。
夏から秋への季節の移動が始まります。
ここで湿疹の悪化する原因を考えると、意外にも汗が一番に挙げられます。
どのような状況で湿疹が悪化するのか?
それは夏の戻りです。
一時気温が下がり秋めいてきた時期のあとに一時的に気温が上がり夏が戻ってくる。
このタイミングで湿疹が悪化するパターンが多いのです。
つまり、夏の戻りによって大汗をかいてしまう。
しかしスキンケアは秋のスキンケアになっているために汗の刺激を除去できずに
結果的に湿疹を作る。
というシナリオです。
どうしても気温が下がってくると夏のスキンケアは不適当なように感じるようになります。
夏のスキンケアはとにかく洗うこと、流すことに主眼が置かれていますから
一面では止むを得ない面もあるのですけどね。
気温が下がるとその洗うスキンケアは減少することになっていきます。
当然ですよね。
でも、一時的な夏の戻りのときにスキンケアが足りないので、
湿疹ができるのが問題になるのです。
なので、この時期のスキンケアは「決める」ことはなしにしたほうがいいでしょう。
決めるとは決めつけること。この時期だからという思い込みはなしにすることです。
この時期の厄介なところは日によって大きくスキンケアを変える必要があります。
夏のスキンケア、秋のスキンケアいずれも対応できるようにしつつ、
その日の状況や皮膚の状況を見ながら夏と秋のスキンケアをどのような割合で
行うのかを決断していくというのがベストのような気がします。
まあ、はっきりしない季節なので、スキンケアもあえてはっきりさせないで
進めていってもいいのかなと思います。
なので、一番良くないのはこうだと決めること。
ということになるのでしょうか。
はっきりしません?まあ、そういう季節なのでしょう、きっと。
ここ数週間、耳の湿疹を訴える患者さんが増えてきました。
夏特有の現象なのでしょうか?
少し考えてみることにします。
まず、耳切れはなぜ発生するのか?という話は以前したことがあるかと思います。
原因は汚れです。
汗だったり、ホコリだったり、小さな子では涙だったり。
その汚れがずっと付着する環境にあるときに湿疹ができます。
つまり、洗いが不十分であること。
結局のところ、耳切れの原因は
汚れ と スキンケアの不徹底
であるわけです。
では、夏になぜ耳切れが悪化するのか?
これはもうおわかりでしょうか。
汗です。
夏になり、汗が増える。
そうするとそれだけで耳切れが悪化します。
また、耳切れの子の殆どが耳の中を洗っていない。
洗えていない状況になっています。
だからこの時期耳の湿疹が増えるんですねえ。
治療については逆に考えることにしましょう。
湿疹についてはまずステロイドの塗り薬を短期間、必要最小限に使用して
抑え込む。
そして、予防のためにしっかりと毎日石鹸を使用して耳を洗う。
そして流す。
それが一番の治療法であり、予防法にもなるのです。
夏の耳切れ。
しっかりと治療と予防を行うことにしましょうね。
8月になり、日差しも少しずつ弱くなってきました。
この夏にくすみができたかた、日焼けが気になる方向けの
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毛虫発生の情報です。
日時:2019年8月22日
場所:東京都練馬区立野公園
詳細な場所は不明です。
種類:イラガ?
同日公園で遊んでいた小児2名に毛虫刺されの症状が発生いたしました。
ご注意ください。
夏にも関わらず、湿疹のために頬部の一部の色素が抜ける、
単純性粃糠疹、いわゆる「はたけ」の患者さんが目立つようになりました。
そもそも、はたけの好発時期は冬です。
冬になり、ほっぺたに湿疹ができる。
湿疹部分には色素の新生が落ちるために結果として周囲の皮膚との
色の差が目立ち、症状として見えてくる。
というのがはたけです。
そもそも最初の湿疹は乾燥からの湿疹なので、冬によくできるのですが、
ここ数日はたけの患者さんを見るようになりました。
なぜでしょうか?
原因は日焼けです。
先程述べたようにはたけの原因は湿疹部とその周辺皮膚との色素の差です。
冬のはたけは湿疹部の皮膚の色が白くなるためにより目立つのですが、
どうも夏のはたけは周りの正常な皮膚が日焼けのためにより黒くなり、
色の差が目立ってくるということがあるようです。
ではどうするのか?
当然湿疹があることが望ましいことでは有りませんので、
湿疹はさっさと治すに限ります。
あとは周囲の色素が増えないようにすること。つまり日焼け止めですね。
しっかりと日焼けしないようにブロックしてあげればこれ以上の悪化は食い止められます。
そして、時間が経過すれば、湿疹部分の皮膚には色素の新生が進み、
周辺部の日焼けは引いてくるので、相対的な色の差は軽減する。
ということが期待できるのです。
夏のはたけは日焼け止めが一番の対処法なんですね。
開始後半年を経過した痛くないイボ治療についてですが、
金額の改訂を行うことにいたしました。
2019年8月14日より金額を改訂しております。
薬剤管理費:1000円→0円
予約費:500円は変更ありません。
薬剤管理費ですが、患者さんの治癒状況を確認したところ、
一部の患者さんについてはそこそこの量を必要とするのですが、
多くの患者さんは結果的にわずかしか使用しないで治癒するために
本人専用にした薬剤の大部分が無駄になることが判明いたしました。
また本人用に小分けした薬剤も時間の経過とともに劣化が進み、
治療途中で使用できない状態になることも判明いたしました。
従いました、8月より個人別に薬剤を保管することを中止し、
大きなチューブからピペットで取り、使用する。
そのピペットは使いまわししない。
という方法に切り替えることにいたしました。
したがって、個人持ちの薬剤はなくなりましたので薬剤管理費はなし。
とさせていただくことにいたしました。
以前に薬剤管理費をお支払い頂いた方ですが、
個人所有の分を優先的に使用させていただき、
それがなくなったもしくは変質して使用できなくなった後に
共有分から使用するようにさせていただきます。
なお、領収書には薬剤管理費の記載が残っておりますが、こちらは0円扱いとなります。
統計の処理上削除できないためですので、ご了承ください。
また、患者さんの混乱を防ぐために優先予約枠としての予約料は
金額に変更ありません。
ご安心ください。
さて、この春からの手足口病の大流行も大分落ち着きを見せてきました。
まだぽつりぽつりと来院される患者さんもおりますので、収束とは
言えないところが難しいですが。
そして、完治してしばらく時間が経過した手足口病の患者さんも
受診することもが多くなってきました。
そして、手指や足指の爪が剥がれてきたという話も結構耳にするようになりました。
出方はパターン化されています。
感染後4週間から6週間後に出現します。
いくつかの指(これはどの指にできるかは予言できません)の爪の根元部分から
少し白く濁った浮き上がりができ、その面積が拡大。
最終的には古い爪がぽろりと剥がれ落ちるという経過をたどります。
なお、この変化は手足口病の症状と考えられます。
発症時に実は爪の根元でも(皮膚の下に沈み込んでいるので、普段は目に見えませんが)
水ぶくれができていたんですね。
それで爪の断絶が起きる。
その後目で見えるようになるまでしばらくのタイムラグがあったというわけです。
なので、爪が剥がれてきても大慌てしないでください。
いままで同様の例を数年前からときに経験していましたが、
爪が生えなくなったと言われたことは有りません。
そのような事態に陥る可能性は非常に低いと思われますので、
ご安心くださいね。
さて、今回も汗疹のお話をしてきましょう。
今回はシャワーとの関係についてです。
どのようなタイミングで行うべきか、石鹸をどうすべきか
一つずつ見ていくことにしましょう。
まず、シャワーについての共通点から上げていきましょう。
・温度はぬるま湯から温水くらい。
お湯ではあたたかすぎます。シャワーのあとに汗をかいては本末転倒ですから
ぬるま湯から温水くらいの涼しい温度で構いません。
本人が大丈夫なら水でも大丈夫です。
・あたまからしっかりと水をかけること
頭部や顔面前額部には意外にも汗疹の発生地帯でもあります。
したがってしっかりと水で流してあげることは有効です。
・石鹸は1日から2日に1回程度は使用すること。
石鹸について細かな話は後ほど行いますが、
一般的な注意事項として全く石鹸を使用しないのはNGです。
1日1回もしくは隔日1回位は石鹸を使用してください。
ではそれぞれのタイプ別のシャワーの方法です。
1)赤ちゃんの痒くない汗疹
最初は赤ちゃんの汗疹です。
こちら、痒くないので、基本的に洗い流すだけで十分です。
とにかく流すのがベストの対応と言えるでしょう。
2)子どもの痒い汗疹
こちらは少し複雑になります。
汗疹の原因にも絡んでくるのですが、皮膚の表面に
目に見えないレベルのベタベタが汗と皮膚の表面に住んでいる細菌により出現し、
それが刺激となり湿疹を形成するのがこの汗疹の原因となります。
このベタベタは厄介なことに水洗いでは落とすことができません。
石鹸が必要となります。
つまり、痒い汗疹ができている、そして、ベタベタしている状況では
石鹸を使用したほうが良いということになるのです。
水だけではなかなか改善しないのには実はそのような理由があったのです。
3)子どもの痒くない汗疹
こちらは枯れた汗疹の状態になります。
基本的に痒みはありませんので、水で洗うだけで十分です。
白いぶつぶつができているときには石鹸を使ったほうが気持ち早く治る印象がありますが、
最終的には時間とともに消えてなくなりますので、
石鹸は使う義務があるわけではないのです。
汗疹は千差万別と前回お話しましたが
スキンケアも実はそれぞれの状況によって変化して行く必要があるのです。
それぞれの症状を確認して最適なスキンケアを行うことにしましょう。